ABCの段階 〜 練習試合 藤枝戦
JUGEMテーマ:清水エスパルス
『練習試合の結果について (清水エスパルス vs 藤枝MYFC)』(清水エスパルス公式 2018/05/30)
『【清水】天皇杯へ攻守に不安…J3藤枝に苦戦辛くも引き分け』(スポーツ報知 2018/05/31)
『 [清水]藤枝との練習試合は結果も内容も不安が残る試合に』(BLOGLA 2018/05/31)
中断期間に組まれている練習試合は2試合。
そのいずれもがJ3藤枝MYFCとの対戦です。
地理的に近いということ、カテゴリーが重ならないということ、そして天皇杯のシミュレーションにちょうどいいというのがその理由かと思われます。
つまりは、ある程度自分たちがボールを保持することを前提とした練習試合です。
これまでのリーグ戦では、相手にボールを持たれる試合がほとんどでした。
当然、それは一定程度はこちらの狙いではありますが、理想はもう少し保持率を上げたいところ。
川崎F戦のようになってしまえば、勝機は遠く離れてしまいます。
藤枝戦では、ボールを持ちながらいかに「遅攻」を効果的にできるか、というのがテーマであったといえます。
結果はどうであったか。
本当は三保へ行くプランを立てていて、年休まで取れていたのですが、私用が立て込んでおり、そちらを優先したため、ネットや新聞記事からの情報しかありません。
それでも、この練習試合が充実したものではなかったことは十分に伝わってきました。
「不安」
確認できた2社の記事の見出しには、いずれもこのフレーズが。
主力中心の1本目は2-1。
ほぼ全員を入れ替えた2本目は0-1。
45分×2で、結果は2-2の引き分け。
前後半あわせた90分間の試合とは違いますので一概にはいえませんが、想定していたゲームプランができなかったのは明らかです。
情報によれば、藤枝のプレスに苦しみ、ボール保持もままならなかったとのこと。
監督からも選手からも、この試合に満足しているコメントは見られません。
FC今治との天皇杯2回戦は来週水曜日。
失うもののない相手は、アグレッシブなサッカーをしてくるでしょう。
一方の清水は、受けて立つようなことになれば足元をすくわれる可能性も十分にあります。
どんなことがあっても負けるわけにはいかない試合。
この藤枝戦がよい薬になればいいのですが…。
選手たちのコメントを読むと、フィジカルコンディションやメンタルの問題ではないような気がします。
チームとしての戦い方が定まっていないのかもしれません。
地元TV局のインタビューに対し、ヨンソン監督は次のように話しています。
「連戦が続き、リカバリーに追われた」
「もう一度ABCからやり直さなければならない」
魔の15連戦。
長くてもインターバルは3日。
戦術の再構築は不可能でした。
リカバリーを最優先しながら、やれることは微修正のみ。
何とか15試合を戦い抜きましたが、放置せざるを得なかった課題が見事に表面化したのが、15試合目の川崎F戦だったのかもしれません。
川崎F戦は、点数よりもその内容がショッキングだった試合でした。
この練習試合では、その影響が残っていたのかもしれません。
あるいは、ヨンソン監督の言う「ABC」に取りかかっているため、今は再構築のさなか、完成度の低いサッカーとならざるを得なかった…のかもしれません。
まあ、J3に負けたとなると「不安」ということになりますが、藤枝には、J2降格となった2015年には天皇杯で2-4で惨敗していますし、2012年にも練習試合で同じく2-4で敗れています。
慰めにはなりませんが、あっさり勝つというのは虫が良すぎるのだろうと思います。
天皇杯はわりとすぐにありますが、リーグ戦まではまだまだ時間があります。
不安はよぎりますが、ここで大勝しても仕方がないともいえます。
「A」からどこまでいけるかわかりませんが、じっくりと見守った方がいいのかなと思います。
『闘争心なき敗戦 〜 天皇杯2回戦 藤枝戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2015/9/9)
『このチームを引っ張るのは一体誰だ』(エスパルスキー 2012/2/5)
『三保の風景(2/4) 〜 練習試合 藤枝戦』(エスパルスキー 2012/2/4)
にほんブログ村 にほんブログ村
↑↑↑↑ ↑↑↑↑
その他の清水エスパルス・サッカーブログを読むならこちらから。
『イニエスタの加入はいいのだけど』(エスパルスキー 2018/05/25)《1372pv》
『リーグ戦再開までのスケジュール』(エスパルスキー 2018/05/25)《1081pv》
『等々力の風景(5/20) 〜 進化するトドロキ』(エスパルスキー 2018/05/23)《837pv》
【J1第15節暫定】※1試合未消化
10位 勝ち点18
5勝3分7敗 19得点 21失点 得失点差-2
37 広島(+14)
28 F東京(+8)
27 川崎F(+10)
26 C大阪(+6)※、札幌(+3)
22 神戸(+6)、仙台(-1)
21 磐田(0)
20 柏(0)
18 清水(-2)、鹿島(-4)※、湘南(-5)
17 横浜FM(-1)、浦和(-1)、長崎(-5)
15 G大阪(-5)
13 鳥栖(-7)
09 名古屋(-16)
【累計ゴール数】
6 金子 翔太
5 北川 航也
3 クリスラン
1 鄭 大世
1 河井 陽介
1 立田 悠悟
1 石毛 秀樹
【けが人情報】※公式リリースのみ
『鎌田 翔雅選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2017/12/09)
右膝前十字靭帯損傷:全治までは7ヶ月を要する見込み
親愛なるブロガーさんたち
↓↓↓↓
『独眼・オレンジ親父』(なりき)
『一丁目』(さかた)
『☆「S」の鼓動☆』(あらた)
『いつもオレンジ気分で(改)』(関西エスパ)
『青と緑とオレンジの。。』(ゆっちゃん)
ぼちぼちつぶやいています。→ https://twitter.com/macotobatten
関連:清水エスパルス、藤枝MYFC
at 22:00, macotobatten, クラブについて
comments(0), trackbacks(0), - -