記事から振り返られない2017年 その2
JUGEMテーマ:清水エスパルス
『記事から振り返られない2017年 その1』(エスパルスキー 2017/12/29)
「残留への命綱となったアウェー甲府戦」
第21節ホームC大阪戦での2-0からの逆転勝利は、今季アイスタで最も盛り上がった試合と言っていいでしょう。
しかし、あの試合以降、アイスタで勝ちロコが踊られることはありませんでした。
アウェーでの勝利もわずかに2つ。
最終節での勝利によってJ1残留を果たしたわけですが、そこにつながる試合として、第25節アウェー甲府戦は外せないでしょう。
試合展開は厳しいものでした。
多くの時間帯は、甲府に攻められていた印象があります。
しかし、各メディアでも注目を集めたデュークのノールックヒールパスからの航也のゴールで1-0の勝利となりました。
柏、鹿島、浦和の上位陣対決に3連敗した後の一戦でした。
当時の清水はまだ13位にいましたが、ズルズルと降格圏に引きずりこまれつつありました。
数字上の話にはなりますが、もしも甲府戦に敗れていたら…。
甲府が残留し、清水が降格となっていたかもしれません。
もちろんそんなに単純なものではありませんが、あの試合での勝ち点3が大きな意味をもったことは確かだと思います。
「二度の2-0からの逆転負けから見えるもの」
ホーム最終戦の新潟戦。
今季四度目の1万7千人超えのスタンド。
勝てば残留が大きく近づく試合でした。
「2-0は危険なスコア」とはサッカー界隈では合言葉となっていますが、まさか1シーズンで二度もひっくり返されるとは。
C大阪戦での劇的な勝利が霞むほどのショックな敗戦でした。
以前も少し書きましたが、鹿島戦も新潟戦も、今季の清水の弱さが見事に露呈された試合だったと思います。
リードしてからの試合運びの稚拙さ。
失点後にチーム全体に伝染する動揺。
ケガなどのアクシデント時の対応の遅れ。
二転三転する展開に対応できない戦術。
手薄な交代要員。
そして、あくまでも試合をするのは選手であるとはいえ、状況を好転させる雰囲気をつくり出せないスタンド…。
結局は、今季を戦う中で、最後まで「勝ちに慣れる」ことができなかったことが全てだと思います。
この壁を乗り越えることができなければ、来季も苦しい戦いが待っていることでしょう。
ヨンソン新監督のもとで、「勝ちに慣れる」チームづくりを果たしてほしいと思います。
「浩太の引退」
残留できて、本当によかったと思います。
それは、浩太があのタイミングで引退発表をしたから。
「自分の進退を詳らかにして、残りの試合を仲間と一緒に戦っていきたいという本人からの強い申し出がありました」
記者会見で左伴社長はこう説明しました。
心に刺さった浩太の言葉は、ホーム最終戦後の引退セレモニーでの「タイトルを獲れなかったことが心残り」という言葉。
確かにどうだったなあ、と。
2003年から2017年。
柏に期限付き移籍していた2008年と2009年を除けば、チームとして苦しかった時期ばかり。
でも、それもクラブの大事な歴史の一部。
「清水に残る」という選択をしてくれた浩太。
きっとこれからも大きな力になってくれるはずです。
「過去最高の収益・収入」
左伴社長によれば、今季は過去最高の収益・収入となる見込みなのだとか。
昨季は初のJ2での戦い。
今季はシーズン通して苦しい戦い。
そんな中でも、営業面ではしっかりと成績を残しています。
特に、スポンサー獲得の実績は素晴らしいものがあります。
会社の安定がチームの安定につながります。
チームの安定は、選手のモチベーションにも影響を与え、成績へと結びついていきます。
入場者数に目を向けると、今季の平均入場者数は15,115人。
近年のピークである2010年の18,001人には及びませんが、ここ数年の落ち込み分は完全に取り戻しました。
あとは、ホームで強いチームになるだけです。
「ブログ再開 ご心配おかけしました」
最後は、個人的なテーマになります。
ブログを書かない一年、というのは、当然ながらブログを始める前の2009年以来ということで、ある意味新鮮に感じました。
書かない間に見えたものも中にはありますが、やはり書かないことで見えなくなったことの方が圧倒的に多いなと思っています。
もともと、このブログは自分の気持ちや考えの整理のために始めたということは以前に書きました。
PCに向かうことで、素人なりに試合を頭の中で消化して、次の試合にその意識を向けていました。
その作業がなくなったことで、何だかあっという間にシーズンが流れていってしまったような、そんな感覚があります。
ブログを書かないシーズンではありましたが、ブログやツイッターなどで出会った方々にはこれまで通り大変お世話になりました。
やはり、自分にとっては大切な場所なんだなあと感じています。
2018年が清水エスパルスにとって大きな飛躍の年となるよう願いながら、新年を迎えたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
【新加入】
2017/07/25 GK 新井栄聡(流通経済大学)
2017/07/27 MF 西村恭史(興國高校)
2017/09/18 MF 滝裕太(清水エスパルスユース)
2017/09/18 FW 平墳迅(清水エスパルスユース)
2017/09/18 DF 伊藤研太(清水エスパルスユース)
2017/09/25 FW 高橋大悟(神村学園高等部)
2017/12/20 DF ファンソッコ(天津泰達足球倶楽部)
【契約更新】
2017/12/29 GK 西部洋平
2017/12/29 FW 鄭大世
2017/12/29 MF 白崎凌兵
2017/12/29 FW 村田和哉
2017/12/29 DF 飯田貴敬
2017/12/29 FW 金子翔太
2017/12/29 DF 立田悠悟
2017/12/30 MF 六平光成
2017/12/30 DF 角田誠
2017/12/31 MF 増田誓志
2017/12/31 DF 二見宏志
【退団】
2017/12/10 DF 村松大輔(未定)
2017/12/29 GK 碓井健平(沖縄SV)
2017/12/29 GK 櫛引政敏(モンテディオ山形)
【引退】
2017/10/18 MF 杉山浩太
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