理想の展開と予想外の展開 〜 J2第38節 群馬戦@正田スタ 後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

2016/10/29(土)17:04 KICK OFF

ザスパクサツ群馬 0-4 清水エスパルス(前半0-2)

【入場者数】
6,227人

【得点】

04分 大前 元紀(清水)

11分 鄭 大世(清水)

69分 鄭 大世(清水)

80分 北川 航也(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 植草 裕樹
DF 三浦 弦太
DF 犬飼 智也
DF 角田 誠
DF 松原 后
MF 本田 拓也
MF 竹内 涼
MF 石毛 秀樹

    (→65分 MF 枝村 匠馬)
MF 白崎 凌兵
MF 大前 元紀
    (→79分 MF 金子 翔太)
FW 鄭 大世

    (→73分 FW 北川 航也)


【警告・退場】

18分警告 中村 駿(群馬)【ラフプレー】

55分警告 角田 誠(清水)【反スポーツ的行為】


【主審】
岡 宏道

==========

38試合消化
3位 勝ち点72
21勝9分8敗 75得点 33失点 得失点差+42

 

78 札幌(+29)

 

 

75 松本(+27)

 

 

72 清水(+42)

 

 
69 C大阪(+16)

 

 

 

 

 

63 岡山(+16) 京都(+14) 

 

 

 

 

 

 

 

55 町田(+5) 横浜FC(+1) 

 

 

 

 

50 愛媛(0)

 

48 徳島(-2) 山口(-8) 

 

46 千葉(-4) 長崎(-8)

 

44 水戸(0) 

43 熊本(-13) 

42 東京V(-13) 

41 群馬(-12) 

40 山形(-9) 

39 讃岐(-16)

 

37 金沢(-21)

36 北九州(-16)

 

34 岐阜(-28)

==========

 

試合前から吹き続ける強風に、嫌な予感を抱いていました。

 

横断幕や旗類が禁止されるほどの強風。

 

第28節以降の10試合で唯一の敗戦となった松本戦と重なりました。

 

テセが何度も言っていたように、アイスタで8-0の勝利を挙げた相手だからこそ、強い想いでぶつかってくるはず。

 

いくら連勝中であっても、簡単な試合などないわけで、ほんの少しの油断でもすれば躓く要素はいくらでもあるのがリーグ戦。

 

厳しい試合になると思っていました。

 

 

しかし、終わってみれば4-0の勝利。

 

4試合連続の完封勝利に、元紀とテセのアベックゴールも4試合連続。

 

試合前の嫌な予感を完全に吹き飛ばしてくれました。

 

 

思えば理想の展開であったと思います。

 

開始早々の元紀のゴールは、強風の中の難しい試合の流れを引き寄せました。

 

8-0となったアイスタの試合でも、開始3分の白崎のゴールからゴールラッシュが始まりました。

 

群馬にとっては嫌な記憶を蘇らせることになったのかもしれません。

 

さらに続くテセのゴールによって、清水の選手には大きな気持ちのゆとりが生まれました。

 

犬飼の体を張った折り返しも見事でしたが、テセの反応の速さはさすが。

 

 

さらにテセが3点目を決めたことで、試合は完全に清水のものに。

 

これにより、元紀とテセを早めに交代させることができました。

 

二人ともに警告数もリーチなので、出場停止も回避することができました。

 

そして、代わりに入った金子と航也の"新"2トップによって、とどめの4点目。

 

彼らにとってもいいアピールになっただろうし、チームとしても元紀とテセに頼らずとも十分に戦える手応えを掴んだことでしょう。

 

 

ケガから復帰したばかりの枝村をピッチに立たせることができたのも大きなことでした。

 

ピッチでの落ち着きはさすが。

 

やや押し込まれるシーンが増えていた時間帯でしたが、しっかりと試合の流れを引き戻してくれました。

 

結果的に、村田には出番はなし。

 

非常に贅沢な選手の起用ができるようになりました。

 

 

理想的な戦いで、チームは今季初の5連勝。

 

その勢いは増すばかりです。

 

松本が勝利したために、順位は3位のままですが、自動昇格はもうすぐそこです。

 

 

そして、予想外の展開なのが首位の札幌。

 

ここにきて大きく失速しています。

 

特に、アウェーでは8月から0勝4分2敗。

 

それでもホームでは圧倒的な強さを見せていましたが、ついに前節で東京Vに敗れ、ホームで今季初黒星。

 

 

清水の方は、第27節で札幌に敗れて以降、9勝1分1敗。

 

札幌で敗れた時も、松本で敗れた時も、その一瞬は打ちのめされたものの、諦めずに戦い続けてきました。

 

気が付けば、首位の札幌との勝ち点差はわずかに6。

 

ずっと追いかけ続けた松本のすぐ先には、あれほど遠くにいたはずの札幌の背中が見えるようになりました。

 

 

しかし、今の清水は勝ち続けるしかありません。

 

どんなに勢いがあっても、3位は3位。

 

今のままでは自動昇格はありません。

 

 

気を付けなければならないことは、勢いに身を任せて躓くこと。

 

残り4試合。

 

対戦相手は、いずれも前半戦で清水が勝つことができなかった相手。

 

しかも、京都と岡山は互いに勝ち点で並んでおり、プレーオフ圏内で激しく順位を争っています。

 

まだまだ厳しい戦いは続きます。

 

 

1試合1試合に集中して、しっかりと勝ち点3を積み上げなければなりません。

 

高い意識をもって挑めば、今の清水なら全勝できるはずです。

 

 

前節の北九州戦。

 

いろいろとスケジュールが重なり、記事を更新できませんでした。

 

次の京都戦も、試合日から土曜の夜までぶっ通しでスケジュールが入っているため、更新できないと思われます。

 

なかなか清水エスパルスの戦いにエネルギーを注げませんが、勝利を信じています。

 

 

輝く2トップ 〜 J2第36節 金沢戦@石川西部 後記』(エスパルスキー 2016/10/17)

 

J2第35節 町田戦@アイスタ 雑記』(エスパルスキー 2016/10/10)

 

町田との対戦を前に』(エスパルスキー 2016/10/5)


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at 22:59, macotobatten, 試合 後記

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輝く2トップ 〜 J2第36節 金沢戦@石川西部 後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

2016/10/16(日)16:03 KICK OFF

ツエーゲン金沢 0-3 清水エスパルス(前半0-1)

【入場者数】
6,655人

【得点】

31分 鄭 大世(清水)

64分 大前 元紀(清水)

68分 鄭 大世(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 植草 裕樹
DF 三浦 弦太
DF 犬飼 智也
DF 角田 誠
DF 松原 后
MF 本田 拓也
MF 竹内 涼

    (→77分 MF 杉山 浩太)
MF 石毛 秀樹

    (→58分 MF 村田 和哉)
MF 白崎 凌兵
MF 大前 元紀
    (→69分 MF 金子 翔太)
FW 鄭 大世


【警告・退場】

75分警告 本田 拓也(清水)【ラフプレー】


【主審】
柿沼 亨

==========

36試合消化
4位 勝ち点66
19勝9分8敗 69得点 33失点 得失点差+36

 

78 札幌(+32)

 

 

 

 

 

 

71 松本(+26)

 

 


67 C大阪(+16)

66 清水(+36) 

 

 

63 岡山(+19)

 

 

 

59 京都(+12) 

 

 

 

 

 

 

52 町田(+5) 

 

 

49 横浜FC(-2) 

48 愛媛(0) 山口(-5) 

 

 

45 千葉(-3) 

44 徳島(-3) 

 

42 水戸(0)  長崎(-9)

41 群馬(-7) 

 

39 山形(-8) 熊本(-15) 

38 東京V(-14) 

 

 

35 讃岐(-17)

34 岐阜(-26)

33 北九州(-15) 金沢(-22)

==========

 

2位の松本、3位のC大阪に、何が何でも食らいついていくしかない清水。

 

そして、J2残留のために必死の金沢。

 

結果的には、今の順位相応の差が出た、という試合だったと思います。

 

しかし、それはあくまでも「結果的には」というものであって、清水の方にも危うさは多分にありました。

 

試合後の監督や選手たちのコメントが物語っていますが、課題の多い試合でした。

 

 

90分を通して全くピンチのない試合というのはほとんどありませんが、それでもこの試合は危険なシーンが何度もあったように思います。

 

2トップの両方が前節と替わった金沢は、最後の精度の部分で清水のゴールネットを揺らすには至りませんでした。

 

清水の守備が素晴らしかったというよりは、そういった部分に助けられたということの方が大きいように感じました。

 

崩されたわけではないし、今の清水の守備はこれまでに比べれば随分と安定感をもっていると思います。

 

それでも、これが上位チームであったなら、あるいはJ1相手であったなら…。

 

高みをめざす上で、まだまだ課題はあるのだろうと思います。

 

ただ、それは十分に選手たちが自覚しているようなので、大きな心配は感じていません。

 

危うさの中で勝ち点3を獲得したことは、大きな収穫であるし、きっと次の北九州戦に向けて兜の緒を締め直してくれるだろうと思います。

 

 

攻撃陣は、前節に続いての2トップによるアベックゴール。

 

ゴールの形は様々でも、やはりこの2人が今のチームを引っ張っているのだということを実感しています。

 

ケガから元紀が復帰した際、テセとの共存が可能なのかということが少し話題となりましたが、今となっては全くその心配はなかったと思わせてくれます。

 

特に、この試合の元紀のゴールは、テセのノールックでのラストパスから生まれたもの。

 

互いの動きをしっかりと把握し、完璧に息の合ったプレーを見せてくれました。

 

 

J2で最強の2トップであることは、誰も否定できないだろうと思います。

 

テセが20得点でランキングトップ。

 

元紀が15得点でランキング4位タイ。

 

テセと元紀での1位、2位独占も十分に可能です。

 

 

今の清水は、それだけではありません。

 

この試合では、先制するまでには少々苦労しましたが、その後は試合終盤近くに押し込まれるまでは清水ペース。

 

その大きな要因は、清水の多彩な攻撃にあったように思います。

 

個々の能力の高さに加え、チームとしての連動性がピッチ上で表現できるようになってきました。

 

石毛の献身的な走りと粘り強さは、テセの先制点につながりました。

 

右SBに入ってわずか3試合目の弦太も、この試合では先制点のアシストを含めて見事なクロスを何本も上げていました。

 

目立たずとも、2トップと左SBの松原の間でスペースを上手く使った気の利いたプレーを見せる白崎。

 

そのフォローの中で、思う存分に左サイドを駆け上がる松原。

 

基本は低い位置にいながらも、タイミングを見て前線まで上がって攻撃センスを見せる竹内。

 

持ち味のロングフィードにキレが戻ってきた拓也。

 

それぞれが、自分の味を出しながらも、それが一体となって厚みのある攻撃を生み出しています。

 

後半半ばに見せた波状攻撃は、今の清水の強さの象徴のように見えました。

 

 

これで、今季2度目の3連勝。

 

前回の3連勝が松本戦の前までなので、ここ7試合で6勝1敗ということになります。

 

2位の松本がまたも勝利したため、自動昇格圏までの距離は縮めることができませんでしたが、3位のC大阪とは勝ち点差1まで詰め寄りました。

 

今の清水の一体感があれば、残り6試合も同様のペースで勝ち点を積み上げることができるはず。

 

今できることは、とにかく勝ち続けることだけです。

 

 

ここが自分たちのホーム 〜 J2第10節 金沢戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/4/30)

 

ショウリの女神と救世主 〜 天皇杯3回戦 金沢戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2013/10/14)

 

 

J2第35節 町田戦@アイスタ 雑記』(エスパルスキー 2016/10/10)

 

町田との対戦を前に』(エスパルスキー 2016/10/5)

 

天皇杯を戦う意味』(エスパルスキー 2016/10/4)


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at 23:17, macotobatten, 試合 後記

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J2第35節 町田戦@アイスタ 雑記

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2016/10/8(土)15:04 KICK OFF

清水エスパルス 2-0 FC町田ゼルビア(前半1-0)

【入場者数】
10,607人

【得点】

21分 大前 元紀(清水)

90分 鄭 大世(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 植草 裕樹
DF 三浦 弦太
DF 犬飼 智也
DF 角田 誠
DF 松原 后
MF 本田 拓也
MF 竹内 涼
MF 石毛 秀樹

    (→80分 MF 村田 和哉)
MF 白崎 凌兵
MF 大前 元紀
    (→72分 MF 金子 翔太)
FW 鄭 大世

    (→90+2分 FW 北川 航也)


【警告・退場】

44分警告 重松 健太郎(町田)【反スポーツ的行為】

89分警告 大竹 隆人(町田)【反スポーツ的行為】


【主審】
今村 義朗

==========

35試合消化
4位 勝ち点63
18勝9分8敗 66得点 33失点 得失点差+33

 

77 札幌(+32)

 

 

 

 

 

 

 

 

68 松本(+23)

 

66 C大阪(+16)

 

 

63 清水(+33) 

62 岡山(+19)

 

 


 

 

56 京都(+11) 

 

 

 

 

 

 

49 町田(+4) 

48 横浜FC(-2) 

47 愛媛(0)

 

45 千葉(0) 山口(-6) 

44 徳島(-2) 

 

42 長崎(-6)

41 水戸(0)  

 

39 熊本(-14) 

38 群馬(-10) 東京V(-13) 

 

36 山形(-9) 

35 讃岐(-14)

34 岐阜(-25)

33 金沢(-19)

 

 

 
29 北九州(-18) 

==========


今回は試合内容の確認に十分な時間をとれなかったので、結果を受けた感想のみの雑記とします。

 

 

1試合も落とせない状況で、しっかり勝利したことに安堵しました。

 

C大阪は勝利しましたが、松本と岡山は両者譲らずにドロー。

 

結果として順位が1つ上がって4位となりました。

 

松本との勝ち点差は5に。

 

 

攻撃の選択肢の幅が広がるのと同時に、交代要員の役割も明確になってきました。

 

最後に見せたチャンスも、金子→村田→航也という交代出場の3選手によるものでした。

 

秋の訪れに合わせたかのように成熟してきた清水エスパルスのサッカー。

 

この試合も含めて、内容的には苦しい試合が続いていますが、最後まで戦う姿勢を忘れないチームのスタイルが結果に結びついています。

 

 

残り7試合。

 

ここからの3試合は下位との対戦となります。

 

混沌としてきた残留争いの中、簡単な試合にはさせてくれないでしょう。

 

それでも、J1昇格を信じさせてくれるだけの魅力を、今のチームはもっていると思います。

 

 

「あいつもうダメ」は撤回』(エスパルスキー 2016/6/12)

元紀のケガ 〜 悲しさと虚しさ』(エスパルスキー 2016/6/10)

辛抱の勝利 〜 J2第17節 町田戦@町田 後記』(エスパルスキー 2016/6/8)

 

 

町田との対戦を前に』(エスパルスキー 2016/10/5)

 

天皇杯を戦う意味』(エスパルスキー 2016/10/4)

 

悔しさを払拭して 〜 J2第34節 C大阪戦@長居 後記』(エスパルスキー 2016/10/2)


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at 23:27, macotobatten, 試合 後記

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町田との対戦を前に

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

あれから4か月。

 

9月11日の山形戦でピッチに帰ってきた元紀は、前節にはあの試合以来の先発出場を果たし、80分間プレーしました。

 

 

あの負傷から4カ月。町田戦に臨む大前元紀が見据えるのは勝ち点3のみ』(ELGOLAZO 2016/10/5)

 

「サッカーができる体に戻ったし、もう気にしていない」

 

元紀のこの言葉にホッとしました。

 

それほどに、あの瞬間はショックであったし、心の中がグチャグチャになっていました。

 

愚かな勘違いから、恥ずかしい記事まで書いてしまいました。

 

「あいつもうダメ」は撤回』(エスパルスキー 2016/6/12)

元紀のケガ 〜 悲しさと虚しさ』(エスパルスキー 2016/6/10)

 

 

「次に対戦するときに彼に対して特別な感情をもつことはないと思います」

 

あの時に書いたこの想いは、今も変わりありません。

 

むしろ、あの時以上に、今はあのことはどうでもいいと思っています。

 

今は、元紀が生き生きとプレーしていることに感謝するのみです。

 

 

あの試合での町田のラフプレーに嫌悪感を抱いたことに間違いはありません。

 

元紀の件がなくても、それは変わらないでしょう。

 

でも、今は何をすることが元紀にとって最善なのか、ということを考えたいと思います。

 

ブーイングがその最善の方法だとは思いません。

 

いや、それどころか、それが元紀のプレーの後押しになるとは到底思えません。

 

また同じようにラフなプレーが見られれば、その時にはそれなりの反応をすればいいとは思いますが、試合開始前からそういった雰囲気を出すことには賛成できません。

 

 

「周囲がいたずらに騒ぎ立てることは両選手にとって本意ではないだろう」

 

エルゴラの田中氏が敢えてこういった記事を書いたのは、そういったことを危惧してのことだろうと思います。

 

 

この試合でサポーターがやるべきことは、相手に対する憎しみのブーイングではなく、「いつもどおり」のサポートをすることなのだと思います。

 

「元紀の復帰戦のように彼の横断幕を出したらどうか」

 

そんなことも考えましたが、果たしてそれが元紀のプレーの後押しになるかといえば、むしろ足を引っ張ることになるのではと思いました。

 

「サッカーができる体に戻ったし、もう気にしていない」

 

この言葉が全てを示しています。

 

いつもどおりでいいと思います。

 

ただ、元紀のコールやチャントの際には、そのありったけの想いをぶつけて大声を出せばいいと。

 

元紀が気持ちよくプレーできる雰囲気をつくってほしいと思います。

 

そこには、町田に対する憎しみや遺恨のようなものは不要です。

 

 

自分は仕事のためにアイスタへ参戦することができません。

 

試合当日は都内にいますが、いつもどおりに念を送りたいと思います。

 

 

「あいつもうダメ」は撤回』(エスパルスキー 2016/6/12)

元紀のケガ 〜 悲しさと虚しさ』(エスパルスキー 2016/6/10)

辛抱の勝利 〜 J2第17節 町田戦@町田 後記』(エスパルスキー 2016/6/8)

 

 

天皇杯を戦う意味』(エスパルスキー 2016/10/4)

 

悔しさを払拭して 〜 J2第34節 C大阪戦@長居 後記』(2016/10/2)

 

右サイドの緊急事態』(エスパルスキー 2016/9/29)


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天皇杯を戦う意味

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第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦)組み合わせ決定のお知らせ』(清水エスパルス公式 2016/10/4)

 

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦)
2016年11月9日(水)
対戦チーム:ガンバ大阪

 

 

天皇杯の組み合わせ抽選会が行われ、清水の次の対戦相手はG大阪になりました。

 

4回戦が行われる頃、J1はリーグ戦を終え、W杯アジア最終予選を控えているために実質の中断期間。

 

直前にチャンピオンシップ1回戦がありますが、今の状況ではG大阪の出場は厳しいように思います。

 

U-23G大阪として参戦しているJ3は通常通りに試合がありますが、この天皇杯にメンバーを固めてくることは必至でしょう。

 

一方のJ2はリーグ戦終盤戦。

 

残り2節という佳境の中で、平日ナイトゲームということになります。

 

清水は直後にアウェー岡山戦。

 

おそらく、J2での最終順位を懸けた重要な試合になるはずです。

 

 

できれば同じ条件で戦える相手が良かったのですが、こればかりは致し方ありません。

 

リーグ戦の方が遥かに重要なわけで、おそらく先日の大分戦と同様に極端なターンオーバー制を敷くことになるでしょう。

 

主力のG大阪に対して、どれだけ戦えるのか。

 

チャレンジャーとして割り切った戦いで臨むことになりそうです。

 

 

思い起こせば2年前。

 

最終的に最終節でJ1残留を決めた2014年シーズン。

 

あの年も、天皇杯でG大阪と対戦しました。

 

決勝進出が懸かった大一番のはずでしたが、残留争いの真っただ中、清水は主力を温存して挑みました。

 

早々に2点を先制されたものの、すぐさま加賀美と善朗のゴールで同点に。

 

最終的には5失点で敗戦となりましたが、当時18歳の水谷、19歳の弦太、金子、20歳の石毛、加賀美ら平均年齢21.5歳のメンバーは、将来への期待感を抱かせてくれました。

 

しかし、決勝の舞台まであと一歩であっただけに、ああいった形でその機会を失ったことは残念でした。

 

 

戦うのであれば、勝利をめざしたい。

 

例え、主力を温存した中での戦いであっても、次のステージへすすむために全力で戦ってほしいし、そのためのサポートをしたいと思います。

 

今のリーグ戦の状況であれば、この4回戦の時期に自動昇格を決めていることはないでしょう。

 

「天皇杯どころではない」という状況であることが予想されます。

 

でも、だからこそ、この戦いに勝利し、昇格のための追い風にしたいものです。

 

J2クラブであっても、頂点をめざす資格があるわけで、そのチャンスも与えられています。

 

 

気になるのは、その会場がどこになるかということ。

 

抽選により、G大阪がホームの扱いとなるようです。

 

普通に考えれば、万博に代わってG大阪の本拠地となった吹田スタジアムということになります。

 

今回の天皇杯の決勝の会場にもなっているスタジアムです。

 

 

気になるのは、徳島や長崎のスタジアムがそれぞれのHPで11月9日のスケジュールとして「天皇杯4回戦」と表示されていること。

 

鳴門・大塚スポーツパーク』(あわスポねっと)

 

イベントカレンダー』(長崎県立総合運動公園)

 

徳島や長崎はすでに敗退しているわけですが、昨季はそれぞれ4回戦と準々決勝で開催実績もある(徳島はクラブが勝ち残った状況下で)だけに、今回も開催地となる可能性は十分にあります。

 

ただ、昨季は4回戦のスタジアムのすべてがいずれかのクラブの本拠地でした。

 

2年前も同様でした。

 

開催候補地として手を挙げている中から選ばれるという話もありますので、吹田スタジアムが手を挙げているかどうかが気になります。

 

昨季は、抽選会の翌日に会場が発表されています。

 

おそらく今季も明日には発表されるのでしょう。

 

平日ナイトゲームということで、参戦できる人は限られると思いますが、少しでも参戦しやすい会場であってほしいものです。

 

…なお、アイスタの11月のスケジュールは真っ白とのこと。(というか、6月以降ずっと真っ白なのですが…)

 

IAIスタジアム公式サイト

 

 

J2クラブとしての天皇杯』(エスパルスキー 2016/8/25)

 

天皇杯決勝に想う』(2016/1/2)

 

闘争心なき敗戦 〜 天皇杯2回戦 藤枝戦@アイスタ 後記』(2015/9/9)

 

いくつかの感情 〜 天皇杯4回戦 C大阪戦@長居 後記』(2012/12/15)

 

天皇杯決勝 鹿島戦@国立 参戦後記 【J特】』(2011/1/2)

 

 

悔しさを払拭して 〜 J2第34節 C大阪戦@長居 後記』(2016/10/2)

 

右サイドの緊急事態』(エスパルスキー 2016/9/29)

 

戦いの場所 〜 J2第33節 松本戦@松本 参戦後記』(エスパルスキー 2016/9/26)


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