右サイドの緊急事態
JUGEMテーマ:清水エスパルス
『六平光成選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2016/9/28)
右大腿二頭筋肉離れ。
全治8か月。
正直なところ、試合を見ていてもそのケガには気づきませんでした。
第30節の横浜FC戦から4試合連続での右SBとしての出場。
鎌田のケガ、川口のケガ、シーズン途中で加入したボムヨンも連係面で不安があった中、見事にその穴を埋めてくれました。
今季初のリーグ戦3連勝を支えた一人といっていいでしょう。
右サイドを駆け上がるようなプレーはあまりありませんでしたが、体をしっかり当てて突破を許さない守備は、ボランチでも右サイドでも変わりませんでした。
左サイドの松原が果敢に攻め上がる中、バランスのとれた形であったと思います。
右サイドは、第17節の町田戦から16試合連続でSHを務めてきた枝村が離脱したばかり。
その右サイドの代役には数人の候補がありましたが、松本戦で小林監督がピッチに送り出したのは航也。
これまでは中央でのプレーが多かった航也にとって、右サイドでその個性を発揮するのは難しかっただろうと思います。
小林監督や航也本人の中には、走るということに関してはある程度できたという評価があるようですが、自分の周囲でも聞こえてきたように、もっとやれただろうというのがおいらの感想です。
いずれにしても、次のC大阪は松本とはタイプが異なるということで、右サイドのメンバーは練り直しということになるでしょう。
では、果たして誰が、ということになるのでしょうか。
まずは、SBから。
候補の一番手は、現在ボランチで持ち味を発揮している河井ということになるでしょう。
今季のリーグ戦出場時間は、チーム最多の2,827分間。
2番目のテセの2,081分間を大きく上回っています。
開幕戦こそベンチ入りのみでしたが、第2節以降は全試合先発出場。
これまでは、左SHでの出場が12試合、ボランチでの出場が20試合。(試合中のポジション移動は除く)
しかし、彼が右SHでも右SBでも十分にこなせることは、多くの清水サポーターが知っています。
河井のSBには否定的な声も聞かれますが、チーム全体で穴を作らないということを考えた時に、彼を右SBに回す選択肢は十分にアリだと思っています。
特に、小林監督が六平に求めた役割に近いものを求めるのだとすれば、その第一候補は河井だろうと思います。
ボランチには拓也も戻ってきましたし。
次の候補は、天皇杯3回戦でベンチに戻ってきた川口でしょうか。
SBが本職ということで、安心して使える選手だろうと思います。
復帰明けということを除けば、彼がピッチに立つことに異論はないはず。
しかし、やはりそのことが一番のネックになります。
それは、ボムヨンも同じであり、左右のバランスを考えた際にもまた、同じことがいえます。
『復帰』(鎌田翔雅公式ブログ 2016/9/28)
六平のケガがリリースされた同じ日に、4月9日のC大阪戦で負傷した鎌田が全体練習に合流したとのこと。
次のC大阪戦で鮮烈な復帰…という訳にはいかないだろうと思いますが、当初の全治6か月という診断を上回るペースで完全復帰に向けた準備がすすんでいるようです。
焦らずに、万全の状態でピッチに戻ってきてほしいと思います。
さて、右SHの方です。
古巣対決となる村田の起用はあるのでしょうか。
松本戦の前には、小林監督は村田の起用を匂わせるような発言を記者たちにしていました。
航也の起用は、記者だけでなく反町監督の意表を突こうとしたものだろうと思いますが、残念ながらその効果はありませんでした。
今度こそ、村田なのか。
早い時間帯からオープンな戦いになることが想定できることを踏まえれば、可能性はあると思いますし、そういった中での村田のプレーに期待したいところでもあります。
石毛の可能性もありますが、天皇杯の後に小林監督が「中央の方が向いている」というような発言をしていたので何とも。
本来であれば、有無を言わせずピッチに立っているようになっていると期待していた選手ですが…。
それでも、なんだかんだ言ってもまだ22歳。
今が絶好のチャンスなので、まだまだ期待したいと思っています。(本当に、切実に…)
河井を右SHにもってくることも、元紀をもってくることも、可能性としてはあるでしょう。
多彩な選択肢が、相手を惑わすことになるのか、それとも自らの迷いにつながるのか。
小林監督と選手たちに託すしかありません。
『何処へ行く? 河井陽介』(エスパルスキー 2014/1/26)
『石毛と河井のSBは』(エスパルスキー 2013/9/2)
『河井はどこのポジションに』(エスパルスキー 2013/2/21)
『戦いの場所 〜 J2第33節 松本戦@松本 参戦後記』(エスパルスキー 2016/9/26)
『序列 〜 天皇杯3回戦 大分戦@中銀スタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/9/24)
『4位の現実』(エスパルスキー 2016/9/20)
にほんブログ村
にほんブログ村
↑↑↑↑
一日一回どちらかにクリックをお願いします。
親愛なるブロガーさんたち
↓↓↓↓
『オレンジ親父』(なりき)
『一丁目』(さかた)
『☆「S」の鼓動☆』(あらた)
『いつもオレンジ気分で』(関西エスパ)
『青と緑とオレンジの。』(ゆっちゃん)
ぼちぼちつぶやいています。→ https://twitter.com/macotobatten
関連:清水エスパルス、
at 00:04, macotobatten, クラブについて
comments(0), trackbacks(0), - -