起死回生 〜 J2第25節 千葉戦@フクアリ 後記
JUGEMテーマ:清水エスパルス
2016/7/24(日)18:03 KICK OFF
ジェフユナイテッド千葉 3-4 清水エスパルス(前半1-2)
【入場者数】
12,400人
【得点】
19分 鄭 大世(清水)
27分 川口 尚紀(清水)
37分 船山 貴之(千葉)
63分 船山 貴之(千葉)
84分 長澤 和輝(千葉)
90分 オウンゴール(清水)
90+4分 鄭 大世(清水)
【出場選手】《清水のみ》
GK 杉山 力裕
DF 川口 尚紀
DF 三浦 弦太
DF 角田 誠
DF 松原 后
MF 河井 陽介
MF 竹内 涼
(→86分 DF キム ボムヨン)
MF 枝村 匠馬
(→63分 FW 北川 航也)
MF 白崎 凌兵
MF 石毛 秀樹
(→75分 MF 村田 和哉)
FW 鄭 大世
【警告・退場】
79分退場 川口 尚紀(清水)【著しく不正なプレー】
90+1分警告 オナイウ 阿道(千葉)【反スポーツ的行為】
【主審】
家本 政明
==========
25試合消化
※3試合未消化:熊本
※2試合未消化:札幌
※1試合未消化:長崎、愛媛、横浜FC、水戸、岐阜
6位 勝ち点41
11勝8分6敗 47得点 24失点 得失点差+23
50 札幌(+19) 松本(+17)
47 C大阪(+10)
43 岡山(+10)
42 京都(+9)
41 清水(+23)
40 町田(+8)
39 山口(+1)
33 千葉(+2)
31 徳島(-3)
30 長崎(-3)
29 山形(-2) 愛媛(-5) 熊本(-8)
28 横浜FC(-4)
27 水戸(-2)
26 讃岐(-8) 東京V(-11)
24 岐阜(-12)
23 群馬(-11) 金沢(-13)
22 北九州(-17)
==========
「諦めないとかメンタル的な強さを持っていて頼りになる選手」
試合が始まってすぐ、解説の水沼氏がテセのことをこう評していました。
この時点では、まさかこのような展開の試合になるとは誰も予想していなかったでしょう。
先制点もそうでしたが、この壮絶な試合に決着をつけたのは、テセを始めとする最後まで諦めない選手たちのプレーでした。
前半の早い時間帯に先制点を挙げ、間を空けずに追加点。
これまでの清水としては、勝利のパターンでした。
24試合を戦って3失点した試合は一度もなし。
2点差をつけた試合はすべて勝利していました。
これらの情報に加え、この日の千葉の守備を見ていれば、2試合ぶりの勝利は固いと思いました。
しかし、ミスから失点を許すと、試合のペースは一気に千葉へ。
その光景は、愛媛戦とも東京V戦とも重なりました。
運動量も低下。
ズルズルと後退し、相手にペナルティエリア内への侵入を許すシーンが増えていきました。
後半に入ってもその流れが変わらず、またもやミスからの失点。
川口の退場、そして逆転ゴール…。
過去2試合で負った傷口が、みるみる広がっていくような感覚でした。
試合開始30分過ぎまでは勝利のパターンであったはずが、80分を過ぎた頃には完全に負けパターンに陥っていました。
90分を迎えようとする頃には、中継もこの試合のまとめに入ろうかという雰囲気を漂わせていました。
そこからの逆転劇。
これほどの劇的な勝利が、果たして今季あったでしょうか。
昨季一年間を振り返っても、思い当たる試合はありません。
「このスタジアムの雰囲気がすごく良かったので、最初から最後まで走れる気がした」
決勝ゴールを決めたテセは、試合後にこう話しました。
例え夏場の3連戦であっても、疲労困憊であっても、強靭なメンタルによって、今日のようなプレーができることを示してくれました。
東京V戦後、ものすごい勢いでペットボトルを叩きつけ、その悔しさを表していました。
フクアリに駆け付けた多くの清水サポーターと、選手たちの悔しさが、今日の勝利を引き寄せたのだと思います。
当然、課題のある試合でした。
本来であれば、2点のリードをしっかりと守りながら、追加点のチャンスをうかがい、完封のまま試合を終わらせるべきでした。
決定的なチャンスを外した選手。
致命的なミスをした選手。
チームを窮地に立たせた選手。
いろいろなことがあった試合でしたが、それは次の試合までに改善・対策すればいいこと。
この試合の勝利は、それらを加味しても余りあるくらいに価値あるものだと思います。
沈みかけていたチームに再び浮上力を与えるには、今日のような劇的な勝利は最も効果的。
この試合で味わった勝利の味を噛み締めながら、次の岐阜戦への活力にしてほしいものです。
上手くいく時も、上手くいかない時もある。
活躍する選手もいれば、なかなかそうはいかない選手もいる。
勝てる試合もあれば、負ける試合もある。
試合終了直前に歓喜のゴールに出会うこともあれば、その逆もある。
そのすべてが、サッカー。
今日は、この素晴らしいドラマを思い出しながら、床に就きたいと思います。
現地組のみなさん、お疲れさまでした。
そして、素敵な瞬間に立ち会えたこと、おめでとうございます。
羨ましさを感じながらも、おかげでこの先の戦いも楽しみに待つことができそうです。
プレーオフ圏にしがみついている状態ではありますが、まだまだJリーグを楽しみたいと思います。
『再会 〜 J2第19節 千葉戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/6/20)
『疲労と倦怠 〜 J2第24節 東京V戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/7/20)
『松山の風景(7/16) 〜 オレンジ愛とみかん愛』(エスパルスキー 2016/7/19)
『想定内と想定外 〜 J2第23節 愛媛戦@ニンスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/7/18)
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関連:清水エスパルス、ジェフユナイテッド千葉、フクダ電子アリーナ
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