2016.05.28 Saturday
完封勝利 〜 J2第15節 群馬戦@アイスタ 参戦後記
JUGEMテーマ:清水エスパルス
2016/5/28(土)14:04 KICK OFF
清水エスパルス 8-0 ザスパクサツ群馬(前半4-0)
【入場者数】
8,310人
【得点】
03分 白崎 凌兵(清水)
15分 鄭 大世(清水)
17分 大前 元紀(清水)
40分 村田 和哉(清水)
55分 鄭 大世(清水)
57分 大前 元紀(清水)
79分 村田 和哉(清水)
82分 金子 翔太(清水)
【出場選手】《清水のみ》
GK 杉山 力裕
DF 川口 尚紀
DF ビョン ジュンボン
DF 角田 誠
DF 松原 后
MF 河井 陽介
MF 竹内 涼
MF 村田 和哉
(→80分 FW 金子 翔太)
MF 白崎 凌兵
MF 大前 元紀
(→63分 MF 石毛 秀樹)
FW 鄭 大世
(→75分 FW 北川 航也)
【警告・退場】
42分警告 中村 駿(群馬)【反スポーツ的行為】
【主審】
福島 孝一郎
==========
15試合消化
※5試合未消化:熊本
※2試合未消化:愛媛
※1試合未消化:札幌、京都、町田、松本、横浜FC、山形、水戸、東京V、長崎、金沢
9位 勝ち点22
6勝4分5敗 25得点 14失点 得失点差+11
32 札幌(+13)
28 C大阪(+4)
26 京都(+5)
25 岡山(+7) 町田(+6)
24 山口(0)
23 松本(+8) 千葉(+2)
22 清水(+11)
20 岐阜(-5)
18 横浜FC(+3) 讃岐(-1) 徳島(-5)
17 山形(0)
16 水戸(0)
15 愛媛(-3)
14 東京V(-8)
13 熊本(-1)
12 群馬(-11) 長崎(-7)
11 北九州(-10)
10 金沢(-8)
==========
サッカーとは恐ろしいものだ、と改めて思いました。
開幕からホームで4試合連続無得点だったチームが、(その後の3試合で6得点を挙げ、)この試合だけで8得点を挙げました。
開幕から6試合でわずか2失点だったチームが、その後の8試合で連続して失点を許し、この試合でようやく完封を果たしました。
開幕から86本蹴って一度もゴールに繋がらなかったCKも、この試合の1本目で見事にテセのゴールに繋がりました。
ほんの小さなきっかけで、右に転んだり、左に転んだり。
サッカーは恐ろしいものであり、だからこそ魅力的であり、小林監督のいう"麻薬のようなもの"なのだと思います。
これまでのこのチームの成績を見れば、今日の試合も初めからこのような結果になると想定できるものではありませんでした。
むしろ、この試合も厳しいものになるだろうという、覚悟のようなものをもって臨んだ試合であったと思います。
先制した後に、自らリズムを失った経験。
セットプレーから何度となく失点を許した経験。
試合終了間際に追いつかれた経験。
スタンドから厳しい声が向けられたり、励ましの声を受けたりした経験。
これまでの様々な経験があったから、選手全員が試合終了のホイッスルが鳴るまで集中を切らさなかったのだろうと思います。
最後まで攻め抜く。
選手たちの想いはそうであっただろうと思います。
そして、選手交代によって石毛、金子、航也の3選手を送り込んだ小林監督の想いも同じであったはずです。
そこに迷いはなかったし、チーム全員に一体感を感じました。
小林監督は、この一週間、もう一度守備の意識を確認し合うことに力を注いだようです。
また、この試合を迎えるにあたって、西部を中心として選手たちで行われた"青空ミーティング"の効果もあっただろうと思います。
ここ2か月ほど、守備と攻撃の重心が不安定でしたが、この試合でようやくそのバランスの最適解を掴んだように思います。
絡み合った糸が解きほぐされ、一本の太い束になったような気がします。
戦い方を大きく変えたようには見えませんでした。
ただ、これまで取れなかった追加点が取れたことによって、カウンター攻撃が非常に有効な状況になりました。
群馬のそれに対する対処法が緩かったために、一方的な試合展開になったというように思います。
4-1で勝利した金沢戦も、一時同点にはされましたが、勝ち越ししてからはこの試合と同じような展開でした。
京都戦は先制されましたが、岐阜戦も、東京V戦も、めざしていた展開は今日の試合と同じであったと思われます。
ただ、チームのバランスに問題があったために、それは脆くも崩れてしまいましたが。
選手たちの力が噛み合えば、こういった試合ができるということ。
このことは、今後の大きな自信にしてよいと思います。
この試合の大きな収穫は、8得点を挙げたことではなく、無失点で試合を終えたことだと思っています。
西部がケガで離脱した後、ゴールマウスを守ることになった力裕。
彼がゴールマウスに立つようになってから、無失点試合はありませんでした。
そして、健平にそのポジションを明け渡すことに。
今日の先発出場にあたっては、いろいろな想いがあったはずです。
力裕にとっても、大きな大きな完封勝利となりました。
チームが負の連鎖に陥っていた中で、苦しみながらもチームを支えてくれた力裕に感謝したいと思います。
西部の復帰はあと少しだと思いますが、川崎F時代のように激しいポジション争いを続けてほしいと思います。
この試合で大量得点を挙げたことは、良くも悪くも次の水戸戦に影響を与えます。
重心のバランスを崩せば、またコロコロと坂を転げ落ちるということは、見当がつきます。
また、この試合の結果の影響はこちら側だけの話ではなく、相手も当然対策を立ててくることになります。
8得点したことは一旦リセットし、水戸にも同じようなサッカーができるとは考えない方がいいでしょう。
やはり、このチームに必要なベースは守備。
水戸戦で意識するべきことは、ゴールラッシュではなく、連続の完封勝利。
このまましっかりと上位陣に食らいつきながら、徐々に順位を上げていきたいものです。
『違和感 〜 J2第14節 東京V戦@味スタ 後記』(エスパルスキー 2016/5/23)
『勝利を呼ぶ声 〜 J2第13節 徳島戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2016/5/17)
『長良川の風景(5/8) 〜 芝生と緑とオレンジ』(エスパルスキー 2016/5/10)
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関連:清水エスパルス、ザスパクサツ群馬、IAIスタジアム日本平
at 21:58, macotobatten, 試合 参戦後記
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