ここが自分たちのホーム 〜 J2第10節 金沢戦@アイスタ 参戦後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

2016/4/29(金)17:04 KICK OFF

清水エスパルス 4-1 ツエーゲン金沢(前半1-1)

【入場者数】
11,057人

【得点】
12分 大前 元紀(清水)
17分 太田 康介(金沢)
52分 大前 元紀(清水)
57分 鄭 大世(清水)
79分 鄭 大世(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 杉山 力裕
DF 川口 尚紀
DF 犬飼 智也
DF 三浦 弦太
DF 福村 貴幸
MF 六平 光成
MF 本田 拓也
MF 村田 和哉
    (→75分 MF 石毛 秀樹)
MF 大前 元紀
    (→82分 FW 金子 翔太)
MF 河井 陽介
    (→66分 MF 白崎 凌兵)
FW 鄭 大世

【警告・退場】
52分 警告 星野 有亮(金沢)【ラフプレー】
88分 警告 太田 康介(金沢)【反スポーツ的行為】

【主審】
東城 穣

==========

10試合消化
 ※3試合未消化:熊本
 ※1試合未消化:横浜FC、愛媛、京都、水戸、長崎、山形、金沢
4位 勝ち点18
5勝3分2敗 14得点 8失点 得失点差+6


21 町田(+7) 
20 札幌(+8) C大阪(+4)

18 清水(+6) 山口(+2) 

16 松本(+4) 岡山(+3) 
15 讃岐(+1) 岐阜(-4)
14 横浜FC(+5) 愛媛(0) 千葉(-1)
13 熊本(+2) 京都(+1)

11 水戸(+1)
10 東京V(-4)

08 群馬(-1) 徳島(-5)
07 長崎(-7)
06 山形(-4) 北九州(-9)



02 金沢(-9) 

==========

試合終了前、ほとんどの清水サポーターが勝利を確信している中、サンバ隊の太鼓の音が止みました。

タオルマフラーを掲げてのアカペラ合唱="勝利の儀式"。

このパターンが今季も生きていたということを初めて知った瞬間だったし、そもそもこんなものがあったことすら忘れていました。

DSCN8738.JPG


335日ぶりのホーム公式戦の勝利なのだとか。

あまりにも長すぎて、その長い長い期間があまりにも辛すぎて、その間の記憶は実はあまり残っていなくて…。

あの岡崎がアイスタに来た2015年5月30日の川崎F戦での勝利から、本当に本当に長かった…。


一緒に参戦していた息子(4)に「今から勝ちロコだよ」と声をかけると、「勝ちロコって何?」と返ってきました。

これまで20試合近く参戦している息子(4)ですが、以前の勝ちロコの時にはまだ意味がよくわかっていなかったので、記憶になかったようです。

「王者の旗」を唄った後に、「あ、この歌聞いたことある」と。

こんなやりとりからも、これまでの長い長い時間を痛感しました。


4つのゴールに歓喜し、勝利の瞬間に拳を突き上げたこの場所が、自分たちの正真正銘のホームスタジアムであると改めて感じました。

「誰一人帰らない」という中継の説明はやや大げさでしたが、確かに試合後のスタジアムには最後の最後まで大勢のサポーターが残っていました。

DSCN8746.JPG

みんな、この瞬間のために、ずっとずっと待ち続けていました。

いつも頭を下げ続けていたパルちゃんも、なかなか出番が来なかったオレンジウェーブも、いつもの何倍も気合が入ったマイクパフォーマンスだった克馬さんも、みんなみんな。

その間には、J1を去るという現実を突きつけられ、そして何人もの選手がチームを去っていきました。

この試合で、勝利というものの尊さを身に染みて知ることができました。


DSCN8750.JPG

ヒーローインタビューに沸き、小林監督を含めたチーム全員で勝ちロコを踊りました。

そして、これだけはちゃんと歌詞を覚えていた「王者の旗」。

今は「王者」と呼ぶには遠い位置にいるけれど、自分たちの誇りであることには何の変わりもありません。

やっぱりこの歌が好きだし、この瞬間が好きだと思いました。

DSCN8762.JPG


 

かつて、ホームでは負けないことが当たり前という時期がありました。

2008年第18節から2009年第28節まで。

この間に樹立したリーグ戦ホーム連続無敗記録は22試合。

日本平(アウスタ)では、全く負ける気がしませんでした。

この22試合の中で、岡崎は14ゴールを決めています。

彼がゴールを決めることは当たり前のことでした。

彼のような選手が再び現れれば、あの頃のような「強い清水」が本当の意味で帰ってくることになるでしょう。

ただ、当たり前の裏にはたゆみない努力があるということも忘れてはいけません。

当たり前のことは、本当は当たり前ではないということ。

この試合の歓喜を、今後の当たり前にするためには、まだまだ課題があるし、試練もあるだろうと思います。

気を緩めることなく、この良い流れを継続したいものです。


335日前の川崎F戦の後、自分はこんなことを書いていました。

随分と遠回りになってしまったけれど、ここからもう一度スタートを切ればいいと思います。


清水エスパルスのホームスタジアムはIAIスタジアム日本平="アイスタ"。

もう"鬼門"なんて言わせない。

日本一、笑顔が似合うスタジアムでありたい。

DSCN8727.JPG


鈴木克馬DJによるスタジアム見学ツアー』(エスパルスキー 2015/11/29)

当たり前のこと 〜 J1(1st)第14節 川崎F戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2015/5/31)

ショウリの女神と救世主 〜 天皇杯3回戦 金沢戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2013/10/14)

アイスタへありがとう』(エスパルスキー 2013/12/8)

さよなら、アウスタ』(エスパルスキー 2013/1/23)

美しきアウトソーシングスタジアム』(エスパルスキー 2012/12/10)

アウスタの景色(12/17)』(エスパルスキー 2011/12/19)


三保の風景(4/26) 〜 さらに個別指導』(エスパルスキー 2016/4/27)

残酷な現実、デュークも長期離脱』(エスパルスキー 2016/4/26)

諦めない 〜 J2第9節 北九州戦@本城 後記』(エスパルスキー 2016/4/23)


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関連:清水エスパルス、ツエーゲン金沢、IAIスタジアム日本平

at 21:59, macotobatten, 試合 参戦後記

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三保の風景(4/26) 〜 さらに個別指導

JUGEMテーマ:清水エスパルス

26日。

初夏を思わせる強烈な日差しの中、三保へ。

この日は午前の練習のみ。

オフ明けということで、練習前にはミーティングが。

9:30からの練習ということでしたが、ミーティングでおよそ1時間。

選手たちがグラウンドに出てきたのは10時30分過ぎでした。

DSCN8438.JPG

まずは軽いウォーミングアップから。

DSCN8444.JPG

復帰した浩太の姿も。

CBなのか、ボランチなのか。

浩太のポジションが見えてきません。

まだまだピッチ上で見たい選手なのですが。


DSCN8450.JPG

横に12人並んでの短距離インターバル走。

ペースはゆっくりで、シャトルランのような感じでした。

DSCN8455.JPG

まっすぐにこちらに向かって走ってくるので、絶好のカメラチャンスでした。

DSCN8454.JPG

本数を重ねていくごとに、徐々に苦しい表情を見せる選手も。

後ろの方では膝に手をついている選手も。

DSCN8456.JPG

角田も完全に復帰。

ここのところ失点が続いているので、よい刺激をチームに与えてほしいところです。

DSCN8461.JPG

陸上畑の自分から見て、ランニングフォームが一番きれいだったのは竹内。

上半身のブレが少なく、顎もしっかり引けていました。

隣の石毛との比較がわかりやすいのですが…。


DSCN8452.JPG

入籍が発表された八反田。

この日は積極的だなあと感じていたのですが、この練習の後にリリースが出て、なるほどと。

隣を走る六平とはライバルになると思いますが、攻撃の活性化という点では八反田の力に期待しています。


DSCN8478.JPG

デュークの離脱を受け、加賀美にもチャンスが回ってくることになるでしょう。

小林監督も評価していました。

DSCN8481.JPG

カナダ代表のCBが、清水のサブに甘んじているわけにはいきません。

デュークと同じく、そのポテンシャルが引き出されれば主力となれる選手のはず。

DSCN8516.JPG

水谷もこのままシーズンを終えるわけにはいかないでしょう。

彼のような選手がチームに激しい競争をもたすことができれば、チームはもっともっと活気づくはず。

DSCN8589.JPG

それはこの選手も同じ。

試合には出ていますが、それで満足していい選手ではありません。


DSCN8695.JPG

全体練習終了後、阪倉ヘッドコーチからアドバイスをもらう六平。

もう一枚、殻を破ってほしい選手です。

思いきりのよさが出てくれば、代表も狙える選手だと思っています。


DSCN8697.JPG

この日の"個別指導"は航也。

詳細はここには書きませんが、あるパターンのシュートの練習をひたすらに練習していました。

小林監督は、身振り手振りでの指導に加え、時折自らシュートを実演。

同じ形を何度も何度も…。

「じゃあ、後は明日」

と切り上げたかと思ったら、やっぱり言い残したことがあったのか、その後再び始まったりもして…。

時間にして、およそ30分間。

DSCN8704.JPG

その30分間、遠目でも見ていればどういう形をイメージしているのかはわかるわけで、それが徐々に改善されていくのも、何となくですがわかりました。

3月に見学に来た時にはデュークに同じような指導をしていて、彼はその直後の山形戦では大活躍を見せてくれました。

デュークが離脱となってしまいましたが、その分航也に期待したいと思います。

この日に練習していたパターンのシュートが、きっと今季のうちに見られるだろうと信じています。


この"個別指導"の隣では、石毛がフリーキックの練習を、こちらもひたすらに繰り返していました。

グラウンドの奥では高木和が居残り練習をしていて、手前でも水谷が阪倉ヘッドコーチの厳しい指導を受けていました。

選手個々の意識は高い。

これらが結実する日が楽しみです。


三保の風景(3/31) 〜 個別指導』(エスパルスキー 2016/4/1)


残酷な現実、デュークも長期離脱』(エスパルスキー 2016/4/26)

諦めない 〜 J2第9節 北九州戦@本城 後記』(エスパルスキー 2016/4/23)

雨のち晴れのち雨のち… 〜 J2第8節 讃岐戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/4/17)


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関連:清水エスパルス、北川航也

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残酷な現実、デュークも長期離脱

JUGEMテーマ:清水エスパルス

「デューク選手はケガをしてしまって、(現在)最終チェックをしている」

北九州戦後の小林監督のコメントからは、嫌な予感がプンプンしていました。

試合前日のスポパラでは、長男の出産を受けて意気込みを語る元気な姿が放送されていました。

ベンチにも入らなかったのは、単なる調整不足が理由ではないことは明らかでした。


ミッチェルデューク選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2016/4/24)

 

ミッチェル デューク選手は4月21日(木) の練習中に負傷し、静岡市内の病院にて検査をおこなった結果、下記の通り診断されましたのでお知らせいたします。

左膝前十字靭帯損傷

※全治につきましては、手術後に再度お知らせいたします。



公式サイトからのリリースを読んだ時は思わず頭を抱え込んでしまいました。

母国オーストラリアに帰国して手術を受けるとのこと。

全治はその後の発表となるようですが、ケガの種類から見るに、少なくとも半年はかかるだろうと思います。

場合によっては今季の復帰は厳しいということになる可能性も。


好調な中でのケガという点では、西部や翔雅と重なります。

また、新しい家族が誕生した直後という点では、テセとも重なります。

さあここから、というタイミングでの大きなケガ。

やりきれません…。


サッカーというスポーツにはケガがつきものであるし、100%ケガをしないトレーニングなどあり得ません。

様々な要因はあるとは思いますが、誰が悪いでもないものであると思います。

(強いて言えば、彼のストライドある走法は体への負荷も半端なものではなかっただろうと推測はできますが…)

今は、ただひたすらに彼の復帰と、その強烈な右足でのシュートが見られる日を待つしかありません。


DSCN8158.JPG


攻撃陣でみれば、テセと白崎が戻ってきた中で、デュークと澤田が離脱。

航也も必死にプレーしていますが、攻撃のコマ不足は否めません。

これで実質2つ空くこととなった外国籍選手枠をどうするのか。

おそらくフロントは夏場の移籍市場に向けて準備をしてるだろうと思いますが、まずは、今のメンバーで戦い抜くことを考えねばなりません。


昨季のこの時期も、ケガ人続出に悩まされました。

そして、それがチームの低迷に影響を与えたことは間違いないだろうと思います。

(当然、それだけではないと思いますが…)

もうケガのリリースは勘弁です。


全治6か月、鎌田翔雅へエールを』(エスパルスキー 2016/4/13)

三保の風景(3/31) 〜 個別指導』(エスパルスキー 2016/4/1)

ケガ、けが、怪我』(エスパルスキー 2015/5/9)


諦めない 〜 J2第9節 北九州戦@本城 後記』(エスパルスキー 2016/4/23)

雨のち晴れのち雨のち… 〜 J2第8節 讃岐戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/4/17)

熊本に「活力」を』(エスパルスキー 2016/4/17)


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関連:清水エスパルス、ミッチェルデューク

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諦めない 〜 J2第9節 北九州戦@本城 後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

2016/4/23(土)16:03 KICK OFF

ギラヴァンツ北九州 1-2 清水エスパルス(前半1-0)

【入場者数】
2,589人

【得点】
40分 原 一樹(北九州)
47分 オウンゴール(清水)
90+1分 大前 元紀(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 杉山 力裕
DF 川口 尚紀
DF 犬飼 智也
DF 三浦 弦太
DF 福村 貴幸
MF 六平 光成
    (→87分 FW 北川 航也)
MF 本田 拓也
MF 村田 和哉
    (→78分 MF 石毛 秀樹)
MF 大前 元紀
MF 河井 陽介
FW 鄭 大世
    (→68分 MF 白崎 凌兵)

【警告・退場】
59分 警告 本田 拓也(清水)【ラフプレー】
77分 警告 三浦 弦太(清水)【反スポーツ的行為】

【主審】
扇谷 健司

==========

9試合消化
 ※2試合未消化:熊本
 ※1試合未消化:愛媛、横浜FC、京都、水戸、長崎、金沢
6位 勝ち点15
4勝3分2敗 10得点 7失点 得失点差+3


20 町田(+7) C大阪(+6)


17 札幌(+7)

15 松本(+4) 岡山(+3) 清水(+3) 山口(+1) 岐阜(-3)
14 讃岐(+1) 千葉(0)
13 熊本(+2) 愛媛(0)

11 横浜FC(+3)
10 京都(0)
09 東京V(-4)
08 水戸(0) 徳島(-4)
07 群馬(-1) 長崎(-5)
06 山形(-4) 
05 北九州(-9)


02 金沢(-6) 

==========

後半ATでの勝ち越しゴール。

小林監督の采配によって下がり目のポジションになっていた河井からのアーリークロスに、ドンピシャで合わせたのは元紀でした。

見事なダイビングヘッドでした。

大事なところで決めてくれる。

そして、身を投げ出してのダイビングヘッド。

岡崎を思い出させました。

この試合の1点目も、元紀のゴールかと思いましたが、記録はオウンゴール。

しかし、元紀本人が言うように、相手選手が触っていなくとも、元紀が決めていたシーンだったと思います。

これで、J2得点ランクでは札幌の都倉と並んで首位に立ちました。

最後まで体を張り、勝利に向かってプレーし続ける姿は、多くの人に勇気を与えたのではないかと思います。

そして、その諦めない気持ちが、この試合の勝利に結びつきました。


試合終了間際の決勝ゴール。

今季はもちろんですが、昨季もそういったゴールは一つもありませんでした。

(間際に追いつかれたことはありましたが…)

2014年11月2日のアウェー川崎F戦。

試合終了間際の決勝ゴールは、この試合まで遡ることになります。

残留を賭けた厳しい戦いの中、90分に村田のゴールで勝利を掴んだ、あの試合です。

さらにこの2試合前の新潟戦でも、ノヴァが90分に決勝ゴールを上げています。

これらのゴールがなければ、清水エスパルスの歴史は変わっていたでしょう。

(結果的には1年後に降格はしたわけですが…)


同じゴールであっても、そこに含まれる価値は様々に異なります。

数字上は同じ1点であっても、場合によってはチームの勢いをつけるものになります。

今日の北九州戦は、前半にかつての清水戦士である一樹に先制を許し、苦しい展開となりました。

しかし、後半早々と試合終了間際という、非常にインパクトのあるタイミングでゴールを上げ、昨季の大榎体制最後の試合となった横浜FM戦以来の逆転勝利を掴みました。

課題は当然あるわけですが、今はこういった勝利から自信と手応えを掴んでいくことが大事であり、何よりもどんな形でも勝ち点を積み上げていくことがすべてです。

胸を張って、静岡に帰ってきてほしいと思います。


次の金沢戦まで、中5日。

その次の京都戦までは、中3日。

さらにその次の岐阜戦までは、中4日。

しかも、京都戦と岐阜戦はアウェーとなります。

タイトなスケジュールの中で、下を向いている暇はありません。

ここで勢いをもって戦うことができれば、今の"第2集団"から一歩抜け出すことができるはずです。


勝ち点15に5チームが並びました。

この試合で獲得した勝ち点3は、大きな大きな意味をもちます。

まだまだ諦めない。

優勝してのJ1昇格。

まずは、次のアイスタで絶対に勝ちましょう。


雨のち晴れのち雨のち… 〜 J2第8節 讃岐戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/4/17)

熊本に「活力」を』(エスパルスキー 2016/4/17)

全治6か月、鎌田翔雅へエールを』(エスパルスキー 2016/4/13)


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関連:清水エスパルス、ギラヴァンツ北九州、北九州市立本城陸上競技場

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雨のち晴れのち雨のち… 〜 J2第8節 讃岐戦@アイスタ 参戦後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

2016/4/17(日)13:34 KICK OFF

清水エスパルス 2-2 カマタマーレ讃岐(前半1-1)

【入場者数】
6,552人

【得点】
02分 仲間 隼斗(讃岐)
20分 大前 元紀(清水)
54分 鄭 大世(清水)
62分 木島 徹也(讃岐)

【出場選手】《清水のみ》
GK 杉山 力裕
DF 川口 尚紀
DF 犬飼 智也
DF 三浦 弦太
DF 福村 貴幸
MF 六平 光成
MF 本田 拓也
    (→67分 MF 竹内 涼)
MF 村田 和哉
    (→85分 FW 澤田 崇)
MF 大前 元紀
MF 河井 陽介
FW 鄭 大世
    (→77分 FW 北川 航也)

【警告・退場】
40分 警告 犬飼 智也(清水)【反スポーツ的行為】
72分 警告 木島 徹也(讃岐)【遅延行為】
73分 警告 河井 陽介(清水)【ラフプレー】
89分 警告 西 弘則(讃岐)【反スポーツ的行為】
90+2分 警告 ミゲル(讃岐)【ラフプレー】

【主審】
福島 孝一郎

==========

8試合消化
 ※1試合未消化:熊本、京都、愛媛、長崎、水戸、金沢
9位 勝ち点12
3勝3分2敗 8得点 6失点 得失点差+2


20 C大阪(+7)


17 町田(+6)

15 岡山(+4)
14 札幌(+6) 讃岐(+2) 千葉(+2)
13 熊本(+2)
12 松本(+3) 清水(+2) 山口(-1) 岐阜(-4)
11 横浜FC(+3)
10 京都(0) 愛媛(-1)
09 東京V(-1)

07 群馬(0) 長崎(-4)

05 水戸(-3) 徳島(-5) 北九州(-8)

03 山形(-5) 
02 金沢(-5) 

==========

公式サイトに掲載される試合情報の中に「天候」という項目があります。

普段は大して気にしないわけですが、今日はふと目に留まりました。

「雨のち晴のち雨/中風」

こんな表示は初めて見たような気がします。

雨は雨でも、時には反対側のスタンドが霞んで見えるほどの大雨の時間帯もありました。

そして、後半には雨が降りながらも晴れ間が射すことも。

東西南北、規則性のない風は時に強風となり、アップ前にはボールが勝手にころころと大量に転がっていくなんて光景も見られました。


そんな悪天候の中、あまりにもあっけない形で先制点を許してしまいました。

「何となく始まった試合」

そんなようなふわっとした展開。

簡単に右サイドを突破され、簡単にクロスを入れられ、相手選手と交錯するような形で競ったあとには、ボールがゴールネットに到達していました。


細心の注意が必要なピッチコンディション。

メンバーの入れ替わりがあったDFライン。

試合前に想定できることはあったはずです。

ああいった形でやられてしまった以上、油断していたと言わざるを得ないと思います。


今回は息子と一緒だったので、数年ぶりに1階で観戦しました。

後半は幾度となく相手自陣にボールを持ち込んでいたので、目の前でその様子を見ることができました。

しかし、そこで見えたものは、攻撃の一手が見つからずに苦悩するチームの姿でした。

もう指摘するまでもないのですが、ボールはサイドへサイドへ流れていき、高さのない中央へのクロスはシュートへ結びつかず。

ちょうどペナルティエリアの数メートル外側で右へ左へボールを回すシーンばかり。

ボールを受けてから選択肢を探している選手の姿が目立ちました。

判断が遅れるので、相手DFにすぐにシュートコースを切られてしまいます。

足元へのパスが続き、相手の意表を突くようなパスはほとんどなし。

そういったパスがあるとスタンドは盛り上がるわけですが、今日はそういったシーンも少なかったように思います。


負けてもおかしくないような試合でした。

幸いだったのは、失点後に90分間の時間が与えらえていたこと。

これが、膠着したまま残り10分くらいで決められていたら、おそらく今のチームが落ち着きをもってプレーを続け、同点に追いつくというようなことはなかったのだろうと思います。

その点は、残念ながら、札幌戦やC大阪戦を見るに、昨季からの成長が見られない点です。


試合終了の瞬間、讃岐の選手は4人がその場に倒れ込みました。

まるで、高校サッカーの決勝戦で敗れたかのようでした。

一方の清水には、そういった選手はいませんでした。

おそらく、余力があったのだろうと思います。

手を抜いていたのではなく、体力を使い切れるほどにまでは、戦術が浸透していないのでしょう。

今日の試合は、強化費や選手個々のキャリアに差があっても、チームとしての積み上げによって、こういった展開になるということを示しています。

試合開始直後の失点も、その一例です。

この壁を越えなければ、いわゆる"J2の沼"にズルズルとハマっていくことになるでしょう。




8試合を消化して、3勝3分2敗。

1試合未消化のチームがある中で、暫定9位。

本来であれば12位に落ちる可能性もありました。

"J2の沼"には、既に片足が沈んでいる状態だろうと思います。


2試合連続の2失点。

ブレずに戦うということを謳っていながら、ブレている部分はないか。

これまでの守備の意識はどこへ行ってしまったのか。

ホームでゴールは見たいけれど、今日のような試合を見たいわけではありません。

今季の目標は、とにかく勝つこと。

そして、優勝して昇格することであったはず。

その目標すら、ここでブレるのか。


雨が降り、晴れ間が見え、そして再び雨が降り…。

その先にあるものは?

試合後に東の空に架かった虹のように、クラブの未来につながるものになるのか。

それとも、虹の後に再び降り出した雨のように、まだまだ苦悩は続くのか。

悪天候の中でのこのドローは、数字の上でも、肉体的にも、精神的にも、大きなダメージとなりました。


でも、まだまだここから。

こういった過程を経なければならないほど、これまでのチームに欠けていたものが大きかったということ。

もっともっとチームとして、高いところをめざしていかなければならないということ。

次こそ、アイスタに王者の旗と勝ちロコを響かせよう。


熊本に「活力」を』(エスパルスキー 2016/4/17)

全治6か月、鎌田翔雅へエールを』(エスパルスキー 2016/4/13)

次の「大一番」はあるのか 〜 J2第7節 C大阪戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/4/11)


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