徐々に見える来季の体制…89年組の去就は

JUGEMテーマ:清水エスパルス

今オフより、公式サイトにおいて契約更改した選手が公表されています。

この時期の選手の去就は例年不透明な部分であり、特に今オフはJ2へ戦いの場が移されるということで、一層気になるところです。


契約更新選手のお知らせ(12月17日)』(清水エスパルス公式 2015/12/17)

澤田崇、高木和徹、水谷拓磨、宮本航汰、北川航也


契約更新選手のお知らせ(12月18日)』(清水エスパルス公式 2015/12/18)

杉山浩太、鄭大世


契約更新選手のお知らせ(12月21日)』(清水エスパルス公式 2015/12/21)

ミッチェルデューク、白崎凌兵


契約更新選手のお知らせ(12月23日)』(清水エスパルス公式 2015/12/23)

六平光成


以上に加えて、新加入としてリリースがされている選手が次の4人です。

西部洋平、角田誠、福村貴幸、光崎伸

栃木より期限付き移籍満了のリリースが出されている金子についても、現時点では清水に籍が戻っているということになると思います。


以前からこういったリリースを出していたクラブはありましたが、来季に向けた体制が見えるということは、非常にありがたいことです。

契約更新に関するリリースが出されるたびに、ツイッターやブログなどで該当する選手たちが取り上げられています。

また、白崎のように、報道によって他クラブからのオファーを断ったことが明らかになるケースもありました。

白崎に対するサポーターの想いも一層深まったように思います。

選手にとってもサポーターにとっても、こういった形で"見える化"されるのはいいことだと思います。


ただ、その一方で当然なかなかリリースされない選手が気になるというのもサポーターの心情。

ネット上では、やはり元紀に対する不安が多く見られます。

彼を含めたある年代の選手たちの契約更新のリリースが、未だに出されていません。

大前元紀、河井陽介、村松大輔、八反田康平、鎌田翔雅、内田健太

いわゆる、89年組。

かつて、クラブでも公式にイベントが組まれたこともあります。

彼らのうち、内田は愛媛への完全移籍が発表されています。

元紀と翔雅は来季も契約が残っており、残りの選手は今オフで契約が切れます。


元紀は少し前に神戸が獲得するのではという報道がされました。

しかし、その後は情報がなく、信ぴょう性は高いとはいえません。

これまでの実績を見ても、チームに残ってほしい選手の一人ですが、今季の終盤にはスタメンを外れることもあり、もしもJ1クラブからの誘いがあれば、本人も悩むことになるでしょう。


同じく契約が残っている翔雅は、今季終盤に出場機会を得ました。

気持ちの入った積極的なプレーが印象に残っています。

降格が決まった後の悔しそうな表情が忘れられません。

貴重なSBを任せられる選手。

J2での経験も豊富なので、ぜひとも来季も清水のユニフォームを着てほしいものです。


契約が切れる選手は、他クラブからオファーがない方が不思議だと言ってもいいのかもしれません。

八反田は今季15試合に出場。

うち14試合が先発出場でした。

チームの状況によって起用のされ方がガラッと変わるなど、不運な面もありました。

昨季の仙台への期限付き移籍では結果を残せませんでしたが、守備に対する意識が随分とか高まったように感じました。

1stステージ第2節で記録したスプリント数44という数字は、結局シーズンを終えた中でも全体で2位という結果となりました。


大輔の今季の出場は、わずかに3試合。

彼が出場した1stステージ第8節から第10節は、いずれもドロー。

彼が外れた次の神戸戦でチームは10試合ぶりの勝利を上げ、その後に田坂監督になってからは完全に出場機会を失ってしまいました。

今季の彼がトップで戦える状態になかったのか、それとも戦術上の事情であったのかはわかりません。

しかし、かつてはA代表の候補にも入り、ロンドン五輪のメンバーにチームで唯一選ばれていた選手なのでまだまだ期待したいところです。

昨季に徳島へ期限付き移籍した際には、当時の小林監督のもとで主力としてプレーもしています。

今後の去就を見守りたいと思います。


そして、最後が河井。

昨季までの3シーズンで94試合に出場した彼が、今季はわずか13試合。

不本意なシーズンであったと思います。

これまでにトップ下、両SH、両SB、ボランチ…時にはFWも務めました。

いわゆる"サッカー脳"がある選手で、ゴトビ監督に重宝されたことからも、監督の指示をしっかりと自分のプレーに落とし込める選手と言えるでしょう。

指示に忠実にプレーする要素と自分で判断してプレーする要素のバランスが非常にいい選手だと思います。

契約が切れる彼をどのクラブもリストアップしないことはないはずです。

今季は、コメントの内容も頼もしいものになってきたように感じます。

これまでピッチにいるのが当たり前の立場でしたが、今季はベンチあるいはスタンドからチームを見つめることが多くありました。

2015シーズンの清水エスパルスは、彼の目にどんな風に映っていたのか。

来季も彼の"気の利いた"プレーを見たいものです。







八反田康平の出番』(2012/9/29)







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at 22:49, macotobatten, 補強・育成

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西部洋平の復帰と来季の清水のGK事情

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あれから5年が経ちました。

クラブの景色が大きく変わったあの年のオフ。

32試合ものリーグ戦に出場したそのシーズンのオフに、まさかの契約非更新。

テルさんやイチのことがよく取り上げられますが、西部の放出もまた、あの当時の大きな衝撃でした。


その西部が、まさかこのタイミングで清水に復帰するとは、正直なところ驚きました。

今季は川崎Fでリーグ戦11試合に出場。

これまで出場機会のなかった新井にポジションを譲ることになり、おそらく悔しいシーズンだったことでしょう。

清水を去ることになった翌年は、当時J2だった湘南への移籍となりました。

そこから1年で結果を残し、川崎Fへの移籍を果たしました。

奇しくも、今度はJ2に降格した清水へ戻ることになりました。

彼の目に映る今の清水の姿は、残念ながら5年前のそれとは随分と違って見えることでしょう。

西部には、あの頃の清水を語ってほしいし、川崎Fでの経験も生かしてほしいと思います。


ただ、そんな彼にも来季のポジションは約束されてはいません。

一番のライバルは、川崎Fでともにポジション争いをした力裕でしょう。

2012年 西部(28試合) 力裕(5試合)

2013年 西部(23試合) 力裕(11試合)

2014年 西部(20試合) 力裕(14試合)

2012年から2014年にかけて、川崎Fのゴールマウスはほぼすべてをこの2人が守ってきました。

おそらく激しい切磋琢磨があったのだろうと想像します。

川崎Fで少しずつ西部の守護神としての牙城を崩してきた力裕が、2016年にどこまでやれるのか。

2人のライバル意識が、清水のGK陣全体の意識の高揚をもたらしてくれると期待します。


その清水のGK陣ですが、これで現時点で5人体制ということになります。

現実的には、力裕も含めた誰かが放出あるいはレンタル移籍をするということになるのでしょう。

今季の出場実績から考えれば、高木和か健平ということになるのでしょうか。


西部が清水を去って以来、清水のGK事情は不安定でした。

2011年 海人(20試合) 健平(14試合)

2012年 林(26試合) 海人(8試合)

2013年 櫛引(20試合) 林(14試合)

2014年 櫛引(29試合) 相澤(5試合)

2015年 力裕(24試合) 櫛引(10試合)

目まぐるしく変わる"正GK"の座。

櫛引がその座に定着するかというところで、今季は力裕がその座を奪いました。

しかし、昨季以上に失点数が増え、力裕にも悔しいシーズンとなりました。

厳しい言い方をすれば、今の清水に守護神は存在しません。


林卓人、西川周作、東口順昭。

シーズンが終わり、いくつかの「年間優秀GK」特集を見ましたが、ほぼこの3選手が占めていたように思います。

この3選手の所属する広島、浦和、G大阪は、今季のCSに出場した3クラブ。

良きGKがチームを支えた面もあれば、良きチームに支えられた面もあるでしょう。

しかし、いずれにしてもチームが上昇するためには、安定したGKの存在が欠かせないといえます。

この3選手はいずれも今季の全試合に出場しています。(東口は途中交代が1試合あり)


退任の意向から一転して残留が決まったアダウトGKコーチのもとで、来季の清水のGK事情がどうなるのか。

期待して待ちたいと思います。










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関連:清水エスパルス、西部洋平、杉山力裕

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清水からリオ五輪をめざす選手は

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日本サッカー協会より、来年1月に行われるAFC U-23選手権(リオ五輪アジア最終予選)に向けた予備登録選手が発表されました。


予備登録ということで、その人数は50人。

櫛引は選ばれる可能性が高いとして、それ以外に清水の選手は含まれたのか…。


GK

櫛引 政敏(清水エスパルス)
田尻 健(ガンバ大阪)
杉本 大地(京都サンガF.C.)
牲川 歩見(ジュビロ磐田)
山田 元気(京都サンガF.C.)
中村 航輔(アビスパ福岡)

DF

櫛引 一紀(コンサドーレ札幌)
松原 健(アルビレックス新潟)
高橋 祐治(カマタマーレ讃岐)
山中 亮輔(柏レイソル)
亀川 諒史(アビスパ福岡)
伊東 幸敏(鹿島アントラーズ)
西野 貴治(ガンバ大阪)
奈良 竜樹(FC東京)
室屋 成(明治大)
岩波 拓也(ヴィッセル神戸)
安在 和樹(東京ヴェルディ)
植田 直通(鹿島アントラーズ)
高橋 壮也(サンフレッチェ広島)
中谷 進之介(柏レイソル)
中山 雄太(柏レイソル)

MF

大島 僚太(川崎フロンターレ)
遠藤 航(湘南ベルマーレ)
中野 嘉大(川崎フロンターレ)
橋本 拳人(FC東京)
原川 力(京都サンガF.C.)
矢島 慎也(ファジアーノ岡山)
井出 遥也(ジェフユナイテッド千葉)
前田 凌佑(ヴィッセル神戸)
喜田 拓也(横浜F・マリノス)
中島 翔哉(FC東京)
豊川 雄太(鹿島アントラーズ)
秋野 央樹(柏レイソル)
前田 直輝(松本山雅FC)
南野 拓実(ザルツブルク/オーストリア)
関根 貴大(浦和レッズ)
川辺 駿(ジュビロ磐田)
宮原 和也(サンフレッチェ広島)
三竿 健斗(東京ヴェルディ)
井手口 陽介(ガンバ大阪)

FW

伊東 純也(ヴァンフォーレ甲府)
荒野 拓馬(コンサドーレ札幌)
久保 裕也(BSCヤングボーイズ/スイス)
鈴木 武蔵(水戸ホーリーホック)
金森 健志(アビスパ福岡)
浅野 拓磨(サンフレッチェ広島)
小屋松 知哉(名古屋グランパス)
オナイウ 阿道(ジェフユナイテッド千葉)
鈴木 優磨(鹿島アントラーズ)
鎌田 大地(サガン鳥栖)


清水から選ばれたのは、櫛引のみ。

今のチーム事情からすれば仕方がないことですが、寂しいものです。

最終メンバーの23人に残るのは厳しくとも、本来であれば予備登録に入るべき選手は何人かはいたはず。

ここ数年の間に、そういった選手たちが埋もれてしまったことは残念です。

J3でのU-22Jリーグ選抜へ幾度となく参戦した選手たちは、結果的にかすりもしなかったということになります。


この年代において、2月に今回と同じように予備登録メンバーが発表された際には、櫛引の他に、弦太、石毛、航也が選出されています。


わずか10か月の間に、手倉森監督の選択肢から完全に外されてしまったという感じです。

弦太と航也はやや下の年代になりますが、石毛はこれまでほぼ選ばれてきた選手なので、今季の低迷ぶりがそのまま表れたということでしょう。






過去には、犬飼や白崎も招集されていて、今はドイツ5部でプレーしている柏瀬もU-18の頃に招集されています。

若い年代はメンバーの入れ替わりが激しくなります。

また、ユース年代のような1学年ごとの招集に比べて複数学年にまたがる分、召集のハードルが上がることは間違いありません。

しかし、それにしても、寂しいです。


彼らの中には、予選では選ばれなくとも本大会ではという想いの選手もいます。

残りはわずか半年ということで、アピールの期間は限られていますが、最後まで諦めてほしくありません。

小林監督のもとで初心に返り、大榎監督でも田坂監督でも落とせなかった「錆」を落としてほしものです。


そして、そもそも本大会に出場できなければ話にならないわけで。

福岡で今季のJ1昇格を支えたGK中村がライバルとなると思われますが、櫛引にはチームの守護神としての活躍を期待します。











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関連:清水エスパルス、櫛引政敏、石毛秀樹、リオ五輪

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愛媛で輝く3選手 〜 内田健太と藤田息吹と瀬沼優司

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勝ち点65。

2015シーズンのJ2リーグで、クラブ史上初の昇格プレーオフに進んだ愛媛FCの勝ち点です。

4位のC大阪とはわずか勝ち点差2。

昇格プレーオフでは敗退となりましたが、その強さは本物。

来季の清水のライバルとなるチームでしょう。


その愛媛の原動力となったのが、清水から期限付き移籍中であった3選手でしょう。


瀬沼優司。 

41試合、3212分間出場、6得点。

内田健太。

16試合、1334分間出場、4得点。

藤田息吹。

29試合、2420分間出場。


このうち、内田と息吹の愛媛への完全移籍が発表されました。

チームは上昇気流。

出場機会も得ました。

そして、保有クラブは同じカテゴリーのJ2へ。

この状況での完全移籍は、やむを得ないでしょう。


残念ではありますが、清水の方も選手が飽和状態。

彼らを呼び戻すには理由が足りません。

来季は、同じオレンジ色であっても、それは清水の色ではなく愛媛の色のユニフォームを着て、清水エスパルスとは対峙することになります。


普段からJ2の試合をチェックしているわけではないので、内田のゴールの動画を探してみました。

簡単に4ゴールすべてが見つかりました。



右サイドからのロングボールを、得意の左足でダイレクト一閃。

タイミングもコースもパーフェクトなゴール。

スカパー!の8月J2月間ベストゴールに選ばれています。



かなり遠目からのFKでしたが、相手の壁がジャンプしたその下をうまく狙っての直接ゴール。

鋭い弾道と意外なコースに、相手GKも反応が遅れています。



ゴール前の混戦から弾き出されたボールをワントラップからのシュート。

こちらも得意の左足でした。

強烈なシュートはそのままゴールネットに突き刺さりました。



FKを直接決めてのゴール。

キックポジションにいるのが内田だけということで、キッカーとしてチームの信頼を得ていたことがわかります。


7月に愛媛に加入してから、ほぼすべての試合に出場。

清水ではほとんど出場機会を得られませんでしたが、J2では既に130試合を経験。

2009年から2012年にかけて主力としてプレーしていた愛媛に戻る形になりました。


清水に移籍してきた初年度、大宮との開幕戦でいきなりのゴールを上げました。

何かやってくれる選手。

そんな印象がありました。

チームとしては常にメンバーが固定できなかった左SBの選手だっただけに、もう少し出場機会があってもよかったように思います。


息吹もまた、清水では花開くことはできませんでした。

清水での出場は2試合にとどまりました。

愛媛では、6月あたりからポジションをつかみ取り、シーズン終了まで中盤の軸として出場し続けました。

内田が4ゴール目を上げた試合でも、その前のゴールシーンでロングフィードによるアシストをしています。

見た目は華奢に見えますが、脱いだらムキムキの体が印象に残っています。


そして、リーグ戦42試合のうち41試合に出場した瀬沼。

2014シーズンは、結果を残していた栃木からシーズン途中にカムバックさせるも、結局ほとんど使われずに再びレンタルに出されるという形になってしまいました。

彼自身も悔しい想いをしたと思いますが、今季はそこから見事に奮起し、再び結果を残しました。

彼の去就は発表されていませんが、正直なところ、今の彼には愛媛が相応しいように思います。

今の清水には、彼を呼び戻す資格はないような気がします。


選手の保有数から考えて、新たに加入する選手よりも退団となる選手の方が多くなるでしょう。

そして、今のところ新たな加入の噂は流れてきません。

栃木に期限付き移籍中だった金子が、栃木の公式サイトで期限付き移籍終了とリリースがされていましたが、来季はどういう形になるのかはわかりません。

もう少し、別れの覚悟が要るのかもしれません。


内田健太選手 愛媛FCへ完全移籍決定のお知らせ』(清水エスパルス公式 2015/12/14)


藤田息吹選手 愛媛FCへ完全移籍決定のお知らせ』(清水エスパルス公式 2015/12/14)








野人、瀬沼優司』(2012/8/10)






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関連:清水エスパルス、内田健太、藤田息吹、瀬沼優司、愛媛FC

at 23:48, macotobatten, 選手について

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2015Jリーグ最優秀育成クラブ賞の受賞

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ベストイレブンやフェアプレー賞に縁がないことはわかっていましたが、この賞の受賞は予想していませんでした。

というより、この賞の存在自体を忘れていたのが正直なところです。

「2015Jリーグ最優秀育成クラブ賞」受賞のお知らせ』(清水エスパルス公式 2015/12/8) 



クラブのリリースによれば、「Jクラブにおける選手育成の実績と、選手育成に携わる指導者の功績を讃えるもの」とされています。

過去の受賞クラブは、2009年浦和、2010年FC東京、2011年東京V、2012年札幌、2013年C大阪、2014年東京Vとなっています。

ここ数年の清水は、育成組織から昇格したばかりの選手の多くがプロ1年目から公式戦の出場を果たしていますが、必ずしもそれが成果として表れているとは言い難いところがあります。

「育成」と言われても、正直なところピンと来ない部分もあります。

少なくとも、トップチームの中では「育成」がうまくいっているとは言えないでしょう。


しかし、この賞を下部組織による育成に対したものであるとすれば、すんなりと受け入れることができます。

ユースチームの戦績でいえば、ここ数年のチーム成績は素晴らしいものでした。

2008年、大榎監督のもとで再出発をした時には東海プリンスリーグ2部だったチームが、プレミアリーグで優勝争いをするまでになりました。

今季も、平岡監督のもとでプレミアリーグEASTで6位という成績を収めています。

これで、2011シーズン以来6年連続でプレミアリーグでの戦いが続くこととなりました。

成績が不安定になりがちなユース年代で、これほど安定した成績を残すには、組織的な育成体制が整っている必要があります。

大榎氏がユースの監督を退任してからの成績が不安視されていましたが、選手たちは逞しく戦い続けています。

ユースチームは今季の戦いを終えました。

今後の進路はさまざまだと思いますが、これまでの経験を大事にして、新たな舞台で活躍してほしいと思います。

(このままトップ昇格はないのでしょうか…。)


受賞についてのクラブのリリースでは、ユースチームの写真だけではなく、小学生年代の写真も掲載されていました。

育成とは、その年代の成績だけで評価されるものではないでしょう。

クラブの公式サイトには育成に対するクラブの理念が示されています。


今年4月には小学生年代にあたるジュニアチームが創設されました。

こういった新たなとりくみが評価されたのかもしれません。


また、清水エスパルスといえば、県内各地で展開しているスクール事業でしょう。

エスパルスサッカースクール理念』(清水エスパルス公式)

育成組織がトップチームで活躍する選手を育てることに重きを置いているとすれば、スクールはそうではなく、より多くの子どもたちにサッカーの楽しさを伝え広めていくといったところでしょうか。

その中でも、浩太、石毛、拓磨、航汰らがスクール出身なのだとか。

3歳の息子も、スクールのパンフレットを見て、やりたいと言っています。

あと少しで年中クラスに入れるのですが、どうなることやら…。


クラブのサイトにはスタッフによる「育成だより」が掲載されています。

育成だより』(清水エスパルス公式)

試合の結果ではなく、選手たち一人一人を大事にしたブログです。

また、清水エスパルスの育成組織が育てようとしているものがサッカーの技術だけではないということがわかります。

育成組織の選手たちは、様々な体験活動を通して、人としても立派に成長しているのだろうと思います。


今季の新体制発表会見で、クラブは「育成型クラブ」という言葉を使って清水の今後の"ビジョン"を示しました。

プロサッカークラブの本来の目的・役割は、単に優勝をめざすだけではなく、様々な形を通して地域に貢献することであろうと思います。

それが、巡り巡ってクラブの力になるでしょう。

それは、選手としてかもしれないし、サポーターとしてかもしれないし、スポンサーとしてかもしれません。

クラブとしての育成が評価されるということは、クラブの理念そのものが評価されていると言ってもいいのではないでしょうか。













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