離脱者続出はやむなしか

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お疲れモード!紅白戦できず』(スポーツ報知 2015/1/31) 





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「陸上部」という言葉が話題となっている今季の三保。

メディア向けに大榎監督が"わかりやすくするために"使った表現だとは思いますが、あちこちの練習見学レポートを見ると、やはりその通りによく走っているようです。

静岡新聞の記事の中に出てくる「LSD」はまさに陸上競技のトレーニング方法で、自分もやっていました。

(もっとも、自分の知っているLSDは、もっとペースを落とした上で2時間近く走りますが…)


大榎監督は、年末に公開されたいくつかのインタビューの中で、「練習の最中に選手がバテていた」ということを何度も話していました。

この発言を踏まえれば、今はやりたい練習量をこなすための基礎体力作りをしているといったところでしょうか。

本来であれば、そんな体力はプロ選手が兼ね備えていて当然だと思うわけですが、少なくとも大榎監督にはそれが足りていないと感じられたようです。


ゴトビ監督のトレーニングは、おそらくレイモンド理論からきていると思われます。


簡単にいうと、「サッカーで必要なフィジカルはサッカーをしながら身に付ける」ということ。

この理論に従えば、砂浜ダッシュも素走りも必要ないことになります。

この理論の成否はわかりませんが、少なくとも清水では成功しなかったし、今は"これまでの"トレーニング方法に戻る選択をとっています。

過去に、拓也をはじめ何人かの選手が、素走りがないことへの不安を口にしていました。

ゴトビ監督は、自主的に走ることにも制限をかけていたようで、自分なりの調整方法ができなかったことが、選手たちのストレスの要因でもあったのだろうと想像できます。


もともとゴトビ監督のサッカーは、相手がボールをキープしている時のプレッシャーは求めるものの、ボールをキープしている状態での運動量はそれほど求めていなかったと認識しています。

ゴトビ監督も大榎監督も、めざすサッカーの根本はそれほど変わらないと思いますが、「人が動くこと」に対する要求は、おそらく大榎監督の方がかなり強いのではと思います。

それが「人もボールも動く」や「モビリティ」という言葉に表れています。

それにともなってトレーニング方法が変わるのは当然だし、求められるものも変わるでしょう。

今季は、古邊フィジカルコーチのもとで、それに耐えうる準備を入念に行っている印象です。


ただただ走る。

これは、サッカー選手にとって、いや、そうでなくてもなかなかにキツイものです。

練習時間はおよそ1.5倍になり、二部練習も積極的に組まれています。

選手たちの体も悲鳴を上げ、30日の練習では、コンディションが理由の別メニューが11人もいたとのこと。

プレーできる選手が22人を割ってしまったために、予定されていた紅白戦も中止に。


ただ、今のところ長期離脱の選手はいないようで、別メニュー組のほとんどが「大事をとって」によるもののようです。

大きな心配はしていません。


全てを科学的な理論で処理すれば、おそらくもっと負荷を減らすべきなのかもしれません。

短期とはいえ、練習計画を変えなければならないほどに離脱者が出るのは、チームとしては順調とはいえないでしょう。

ただ、メンタル的な要素を付け加えながらトレーニングを行う上では、このようなギリギリのライン設定が必要だと考えることもできます。

今季に復活する可能性がある砂浜ダッシュも、その効果の多くは後者でしょう。

吐くまで走るのは、科学的にはアウトのはずです。

それでも、選手たちの中に「やった感」が芽生え、それを根拠とした「強さ」が生まれるのであれば、それは効果の一つとなります。

…ただ、この先の過密スケジュールと今のコンディションで、果たして砂浜ダッシュが可能かどうかはわかりませんが。


長期離脱者を出さないように配慮しながら、ギリギリの負荷をかけながら、シーズンを戦い抜くトレーニングを課しているのだと思います。

これはチャレンジであり、こういったチャレンジは、きっとピッチ上で表現されるサッカーにも影響を与えるでしょう。

「戦うサッカー」が見られると期待したいと思います。


どんなに厳しいトレーニングでも、選手がその意味をくみ取りながらやれている。

そう感じます。

それは、一つの理想の形だと思います。

言い換えれば、昨季前半の大きな問題はそこにあったのだと思います。

どんなに練られた理論とトレーニングがあっても、それを選手と共有することができず、そして結果として示すこともできなかった、と。


今日のオフでコンディションを整え、明日には多くの選手が合流することでしょう。

「ひたすらに走る」という第1ステージを乗り越えた選手たちの戦いは、徐々にポジションを競い合うステージへ。

4日には、今季初の練習試合が組まれています。

そこでは、大榎監督の「初期プラン」が見られるはずです。

この時期の大きな楽しみの一つです。


一つ心配することは、こういった負荷がかかった状態で実戦トレーニングをやった場合の大ケガのリスクなのですが…。






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戦う集団へ 〜 新キャプテン、本田拓也

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当然のように浩太が今季もキャプテンを務めるだろうと思っていました。


大榎監督が2015シーズンのキャプテンに指名したのは、浩太ではなく拓也。

昨季は、チームが苦しい中で途中から副キャプテンに就任し、ピッチ上でチームをリードしてくれました。

そもそも彼が副キャプテンに就任したのも、浩太がピッチ上にいないという理由が最も大きかったわけで、今回の拓也の就任も、そういった流れからすれば自然なのかもしれません。


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始動日のランニングでは、先頭を走っていた浩太と純平。

この2人が、今のところはチームの年長者となっています。

キャプテンかどうかは関係なく、彼らは今季もチームの軸となってくれるのだと思います。

そのあたりは全く心配していないし、むしろチームとしての厚みが生まれたようにも感じます。

もちろん、浩太にも純平にも、チームを引き締めるべくピッチに立ってほしいと思います。


さて、拓也に話を戻します。

拓也にとって、2年前の清水復帰は大きな勝負でした。

鹿島ではほとんど結果を残せなかった中での、チーム状況の良くなかった清水への移籍でした。

キャプテンどころか、ポジションさえ保障されてはいませんでした。

しかし、復帰初日に早速ピッチに立った練習試合では、その質の高さをはっきりと見せつけてくれました。

彼の指定席であるボランチのポジションにどっしりと構え、相手のプレッシャーが緩かったとはいえ、絶妙なタイミングで次々と縦にも横にもロングパスを放り込みました。

そして、その精度が実に高かったことを覚えています。

2013シーズン後半の巻き返しの一役を担ったのは、間違いなく拓也でした。


昨季もまた、守備陣のメンバーがなかなか固定できない中で、攻守のスイッチャーとして、中盤の底を支えてくれました。

残留を大きく引き寄せたといわれる、あの川崎F戦の村田のゴールも、拓也の中盤での"潰し"から始まったものでした。

なかなか選手が意見することを認めなかったといわれるゴトビ監督に対しても、彼ははっきり自分の意思を伝えていたようです。

そういった"強さ"は、他の選手たちから頼りにされる要素でもあると思います。


公式コメントの中で、彼は「良い意味で"キャプテン"という言葉をあまり気にせずに」と語っています。

彼らしいと思います。

彼自身が「チームがおとなしい」というようなことを口にしていますが、彼もまた、グイグイと引っ張るタイプではありません。

拓也なりのアプローチで、それぞれの選手が最大限に自分の良さを引き出せるような、そんなチームの雰囲気を作ってくれたらと思います。

ただ、ピッチ上で吠えるような、そんな姿も楽しみではあります…。


清水の歴史も知っていて、外の世界も知っている。

良き時代も、苦しい時代も。

そして、個人としても、代表ユニに一度は袖を通しはしたものの、その後は挫折を味わいました。

特別指定選手として清水にいたのがついこの間のようにも感じますが、これまでにいろんな経験を重ね、選手としても"味"が出てきました。


今季の清水は、極端に30歳台が少ないチーム編成。

そんな中で、新キャプテンは、純平、浩太に次いで3番目の年長であり、4月には30歳を迎えます。

ここ数年、若いチームと言われてきましたが、拓也をはじめとして、平岡、枝村、駿、村田、キャラ、ヤコヴィッチなど、チームの主力となるであろう選手は、軒並み26歳以上の、いわゆる脂ののった年齢に。

そして元紀や河井や大輔もまた、今年で26歳を迎えます。

ここに、石毛や水谷、弦太、金子などの若い力が融合し、化学反応を起こすことができれば、おそらく巷では降格圏に予想されるであろう清水の順位もぐっと上がると信じています。

その担い手として、拓也には大きな期待をしています。


「若いチーム」から「戦う集団」へ。

チームが生まれ変わるために必要なことを、拓也は理解しているのだと思います。

それを、どのように体現してくれるのか。

三保でもスタジアムでも、一つの楽しみにしたいと思います。









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2015シーズン日程発表

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例年2月1日に発表されていた年間スケジュール。

今季は、1週間以上の前倒しで公式発表されました。

2004シーズン以来の2ステージ制、初となる公認プレカップ戦の開催など、Jリーグも"新たな手"を打ち出していて、今回の発表前倒しもその一環かと思われます。

サポーターにとっては、早いことに越したことはありません。

日程表を眺めながら胸躍らせる期間が、これまでよりも長くなったのは嬉しいことです。


【1stステージ】

03/08(日) J01 vs鹿島(アイスタ)
03/14(土) J02 vs新潟(デンカS)  03/18(水) N01 vs山形(NDスタ)
03/22(日) J03 vs松本(アイスタ)
03/28(土) N02 vs横浜FM(ニッパツ)
04/04(土) J04 vs仙台(ユアスタ)  04/08(水) N03 vs川崎F(アイスタ)
04/12(日) J05 vsG大阪(アイスタ)
04/18(土) J06 vs名古屋(瑞穂陸)  04/22(水) N04 vs仙台(アイスタ)
04/25(土) J07 vs広島(Eスタ) 04/29(水) J08 vs山形(アイスタ)
05/02(土) J09 vs柏(柏) 05/06(水) J10 vs鳥栖(アイスタ)
05/10(日) J11 vs神戸(ノエスタ)
05/16(土) J12 vs横浜FM(アイスタ)  05/20(水) N05 vs名古屋(アイスタ)
05/23(土) J13 vs湘南(BMWス)  05/27(水) N06 vs神戸(ノエスタ)
05/30(土) J14 vs川崎F(アイスタ)
06/07(日) J15 vs浦和(埼玉)

06/20(土) J16 vs甲府(アイスタ)
06/27(土) J17 vsF東京(味スタ)


【2ndステージ】

07/11(土) J01 vs神戸(アイスタ)  07/15(水) J02 vs鹿島(カシマ)
07/19(日) J03 vs名古屋(アイスタ)
07/25(土) J04 vs川崎F(等々力)  07/29(水) J05 vs横浜FM(日産ス)

                 08/12(水) J06 vs湘南(アイスタ)
08/16(日) J07 vs新潟(アイスタ)
08/22(土) J08 vsG大阪(万博)
08/29(土) J09 vsF東京(アイスタ)

09/12(土) J10 vs鳥栖(ベアスタ)
09/19(土) J11 vs浦和(エコパ)
09/26(土) J12 vs広島(アイスタ)
10/03(土) J13 vs松本(松本)

10/17(土) J14 vs仙台(アイスタ)
10/24(土) J15 vs柏(アイスタ)

11/07(土) J16 vs山形(NDスタ)

11/22(日) J17 vs甲府(中銀スタ)


今季大きく変わったことは、やはり2ステージ制になったということ。

この件については、決定に至るまで様々な議論がありましたが、決まった以上は楽しむのが得策。

クラブとしても喜びを得るチャンスは増えることになります。


そして、シーズン全体を通した青写真というものも随分と変わってきます。

1stステージは、それぞれのクラブ新体制がどのくらい機能するのかということが、一つのポイントとなります。

当然、清水も例外ではなく、開幕前から十分な準備を施した中で、大榎体制がどれほど戦えるのかは非常に楽しみです。

また、1stステージは、ACLとカップ戦との兼ね合いもポイントとなります。

6月に約2週間のインターバルがありますが、それまではノンストップの戦いです。

5月の大型連休の前後が非常にタイトになっているのは、今季も変わりありません。

やはりスタートダッシュが肝心であり、1stステージで稼いだ勝ち点によって、2ndステージの戦い方も大きく変わってくるといえます。


2ndステージは、比較的日程にゆとりがあります。

8月前半の2週間のインターバルをはじめ、空きとなる週が何度かあります。

ここにはカップ戦の決勝トーナメントや天皇杯が入ってくるわけですが、全てのチームが対象ではないだけに、リーグ戦の戦い方にも影響がありそうです。

そして、何よりもステージ順位とは別に絡んでくるのが、年間勝ち点。

年間勝ち点上位には、チャンピオンシップで大きなアドバンテージが与えられ、下位には当然のように残留争いが待ち構えています。

7月以降は、常に2つの順位表を気にしながら戦うことになるでしょう。


さて、清水のスケジュールに目を向けてみます。


1stステージは、ホームとアウェーがほぼ交互に来る形。

リーグ戦は全て週末か祝日。

その中で、ホームに限ってみてみると、日曜開催が多い印象です。

最初の土曜ホームは、なんと第12節。

対戦相手については、わりと分散したように感じますが、序盤にやりにくい相手が多いともいえます。

大型連休がホーム中心というのは、渋滞を考えればありがたいです。


2ndステージは、1stステージとは逆に、ホームとアウェーも対戦相手も、アンバランスな印象を受けます。

連続ホームが3回、連続アウェーが2回あり、飛び石スケジュールも多くあります。

最後の2試合がアウェーなので、10月にホーム最終戦を迎えるということになります。

チャンピオンシップに進み、アイスタでの追加開催を果たしたいものです。

対戦相手については、終盤の顔ぶれをみると、想像したくないことも頭をよぎってしまうところも…。

11月の山形は寒そうです。


ざっと個人的スケジュールと照らし合わせてみても、昨季ほどに参戦することは難しくなりそうです。

あと5つの未踏スタジアム(デンカS、Eスタ、BMWス、味スタ、松本)に行きたいものですが…。









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三保の風景(1/18) 〜 新風よ、吹け

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昨日の新体制発表記者会見に続き、今日は三保での全体練習がスタート。

娘と息子を連れて、その三保へ足を運んでみました。

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クラブ公式によれば、およそ400人が見学に来ていたとのこと。

観覧席は、ほぼ満席でした。

残留争いを乗り越えたクラブに対して「今季こそは」との期待の表れも大きいと思いますが、新加入や復帰の選手たちが気になっているサポーターも多かっただろうと思います。

帰宅後、娘が「みんながエダエダ言ってた」と。


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グラウンドキーパーのみなさんによって、例年よりも冷えたオフにもかかわらず、この通りの素晴らしいピッチ。

この極上のピッチが、今季もチームを支えてくれます。

フェンスには、2名のコーチを含めた新メンバーを歓迎する横断幕。

ピッチ上には、「走ります」という匂いがプンプンするようなコーン、ポール、ドールが並びます。


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練習開始時刻は10:00でしたが、およそ30分間のミーティングが行われていたため、ピッチ上で円陣が組まれたのは40分後。

ちなみに、最初にグラウンド入りしたのは櫛引、最後は村田でした。


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アップ走。

古邊フィジカルコーチが先導します。

昨日の会見で大榎監督が言っていた通りの短パン姿。

先頭には、浩太、平岡、駿、純平、村田、金子あたりが。

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選手と積極的にコミュニケーションをとる古邊コーチ。

やはり浩太とのやりとりが多かったです。


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本日のベストショット。

アイスタのピッチでも、その笑顔が見られますように。


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予想通りに、走ります。

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2グループに分かれてのインターバル走。

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力裕、六平、竹内あたりは、最後列で表情が険しく見えましたが、離脱者はなし。

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ペースは回数を重ねるごとに上がっていきました。

古邊コーチのカウントがピッチに響きます。

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選手同士の会話も徐々に減っていきます。

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そろそろ終わるかというところで、「逆回り」の指示。

Uターンして、走り続けます。

先頭は常に浩太。

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こちらのグループをリードするのは、純平と駿。

古邊コーチも時折伴走に。


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30分ほど走り続けた後は、2人組になってのパス交換。


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この日の主導は完全に古邊コーチ。

響き渡る声と笛の音。

わかりやすい形で体に刺激を与えていく練習内容。

三保グラウンドの雰囲気が、大きく変わったように感じました。

それは、"良い雰囲気"とかそうでないとか、そういうことではなく、練習の"色"と言った方がいいと思います。

今オフ一番の"新風"は、もしかしたら古邊コーチなのかもしれないと思いました。


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一方の大榎監督は、どこかリラックスした表情で、指示も少なめ。


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GK陣もまた、アダウトGKコーチの下で、新たな戦いを。

距離があったので詳細は掴めませんでしたが、跳んだり転がったり立ち上がったりと、かなり多彩な動きを取り入れた練習をしていました。


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そんなチームメイトの練習を遠目に、別メニューの河井と元紀。

元紀の方が、速いペースで走っていました。

いずれも順調のようで何より。

未だに別メニューで、自分がいた時間帯には姿を見せなかったキャラは、少し心配です…。


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6グループや9グループに分かれてのパス回し。

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背番号が22から11へと変更になった村田。

チームを引っ張る姿勢が、昨季よりも強くなったように感じました。

彼の呼び込むさまざまな"風"もまた、きっとチームを強くしてくれるはずです。

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先輩から学びつつも。

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全ての選手がライバル。

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年齢は関係ありません。

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激しい競り合いも上等。

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新加入選手には、どんどん"新風"を巻き起こしてほしいです。


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レンタル復帰組の中で、一つ抜けた実績を残している犬飼。

CBながら、63試合9得点。

平岡、ヤコヴィッチ、キャラ、弦太など、ライバルは多いですが、ストロングポイントを前面に出して、競争を勝ち抜いてほしいと思います。


FW陣で存在感を示していたのは、やはり駿。

ミニゲームでは、豪快なジャンピングボレーを決めるなど、体のキレもよさそうでした。

彼のいた黄色チームは、枝村、金子、駿の3選手の絡みが非常にスピーディーで、ゴールも多数決めていました。

ノヴァコヴィッチに代わる外国籍選手のことが気になりますが、それに頼らないサッカーの構築も必要です。

駿と金子の身長差コンビには、可能性を感じました。


練習は12:30過ぎまで続きましたが、娘と息子が空腹に耐えられないので、途中離脱。

初日から、大榎監督のやりたい練習を存分にやったという印象でした。

昨季のように日程的にも体制的にも苦しい中で窮屈にやるのではなく、今季はめざす形に向かって全力投球する大榎監督を見ることができそうです。


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キズ一つない、新品の2015シーズン公式球。

シーズンが終わるころには、随分と傷んでいることでしょう。

その頃のチームの姿は如何に。

今日感じた"新しい風の兆し"が、チームを良い方向へ誘ってくれることを期待しています。


今季は何回三保に行けるでしょうか…。










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関連:清水エスパルス、古邊考功

at 22:13, macotobatten, 三保の風景

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2015新体制発表記者会見 〜 サポーターと共に

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今シーズン、新たな試みとして、これまで市内ホテルで報道陣限定で行われていた新体制発表記者会見に一般サポーターを招待しました。

幸運にも参加することができましたので、簡単な感想を書きたいと思います。


会場は清水テルサ。

仕事の関係で何度か利用したことはあるのですが、プライベートで利用するのは初めて。

何だか不思議な感覚でした。


9:30に一般サポーターが入場。 

受付で渡されたB5サイズの紙がこれでした。

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この日のメイン情報の一つである選手一覧と背番号が、まさかこんな形であっさりと手元に来るとは…。

ただ、サポーターとしては大変有難かったです。

背番号については、また今度触れたいと思います。


会場内は500人ほどが入れるようですが、その中段にあたるゾーンにはサポーターがびっしり。

抽選制による全席指定なので、ほとんど空きはなかったように思います。

ステージ前のゾーンには、TVや新聞などの報道陣。

ローカル局のお馴染みのアナウンサーから、あちこちでその名を目にする記者さんまで。

サポーター席の後ろには、TVカメラが10台ほど。

そのさらに後ろは、おそらくクラブ関係者かと。

強化部の方々の姿もありました。


会の中でステージに上がったのは、竹内社長、大榎監督、古邊フィジカルコーチ、アダウトGKコーチ、そして新加入の8名の選手たちでした。

挨拶やコメントの詳細は、クラブ公式をはじめ、あちこちのサイトに上がると思われるので割愛します。


全体的に感じたことは、やはりこのタイミングで"生の"声を聴くことができたことが本当に有難かったということです。

これまでの記者会見は、当然画面を通したものしか知らないわけですが、想像するに、今回のように200人ものサポーターを前にしたものとは一味も二味も違っただろうと思います。

監督や選手たちも、記者さんに対してではなく、サポーターに対して語りかけているような、そんな印象を受けました。


実は、新加入の選手は、シーズン開幕前に公式の場でサポーターと交流する機会がほとんどありません。

そして、公式戦でベンチ入りをしなければ、なかなか多くのサポーターの目に触れることもありません。

これはおそらくですが、選手たちにとっても、こういった場が与えられたことは良かったのではないかと思います。

特に、翔雅や澤田は、他の選手と異なり、これまでに清水と縁があったわけではありません。

翔雅は、前日のTwitterで緊張ぶりを呟いていましたが、今日の会見で少し安心感をもってくれたら嬉しいです。


今回はユースから3名の選手が昇格を果たしています。

彼らがマイクを持ってコメントしている時、大榎監督はどんな想いでいるのか。

そんなことが気になり、コメントの間は大榎監督の表情に注目していました。

うっすらと笑みを浮かべていたり、真剣に聞き入っていたり、ただ下を向いていたり…。

航也のコメントに対して、「ばかやろー!!」と言わんばかりのリアクションを見せたシーンもありました。

何となく、共に2年半を過ごしてきた間柄の深さを感じました。

でも、ここからは、ユース出身も何も関係なく横一線での戦い。

大榎監督の下で、さらにたくさんのことを吸収し、めざすプロ選手の理想を追い求めてほしいと思います。


サンプルとして、単体では目にしていた新ユニフォーム。

それに袖を通した新加入選手たちが一堂に並ぶと、やはりこれまでとは違った印象が。

明るい。

オレンジというよりも黄色に近いそのイメージからは、違和感とともに、どこか懐かしい雰囲気も感じます。

新社長の内定も発表され、今季はクラブの舵取りも大きく変わることになりそうです。

この明るい新ユニフォームが、その新しい船出に花を添えるものになってほしいものです。


明日からは、いよいよ練習も開始されます。

不安要素もありますが、今が一年で一番ワクワクできる時。

この時期をたっぷりと楽しんで、開幕を待ちたいと思います。


…で、やっぱり25番がどうも気になってしまいます。

彼に関する噂はちらっと聞いただけに…。














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