辿り着いたスタートライン 〜 J1第27節 C大阪戦@アイスタ 参戦後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

2014/10/5(日) 14:00 KICK OFF

清水エスパルス 3-0 セレッソ大阪(前半1-0)

【入場者数】
11,971人

【得点】
08分 石毛 秀樹(清水)
77分 平岡 康裕(清水)
90+4分 村田 和哉(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 櫛引 政敏
DF 河井 陽介
DF ヤコヴィッチ
DF 平岡 康裕
DF 吉田 豊
MF 本田 拓也
   (→85分  MF 水谷 拓磨)
MF 大前 元紀
   (→84分 FW 村田 和哉)
MF 六平 光成
MF 石毛 秀樹
FW ノヴァコヴィッチ
FW 高木 俊幸
   (→90分 MF 高木 純平)

【警告・退場】
32分警告 新井場 徹(C大阪)《反スポーツ的行為》
56分警告 カカウ(C大阪)《反スポーツ的行為》
58分退場 楠神 順平(C大阪)《著しく不正なプレー》
66分警告 藤本 康太(C大阪)《反スポーツ的行為》
74分警告 キム ソンジュン(C大阪)《異議》

【主審】
榎本 一慶

==========

56 浦和(24)






49 G大阪(23) 鹿島(22)
48 川崎F(14)
47 鳥栖(8)


 

42 F東京(17)

40 神戸(3)
39 広島(2) 柏(-2)

37 横浜FM(5) 新潟(-5)
36 名古屋(-1)






29 仙台(-15)
28 甲府(-9) 大宮(-15)
28 清水(-15)

26 C大阪(-6) 

  

 
 

 


   


  
12 徳島(-50) 

==========

選手たちによる「決起会」。

スタッフたちによる「決起会」。

普段は行っていないメンタルトレーニング。

サポーターによる寄せ書きと横断幕。

大雨の中で行われたバス待ち。

そして、システムの再修正。


やれることはすべてやって迎えた今日の試合。

選手、スタッフ、サポーター…。

これまでとは、雰囲気が違いました。

もしもこれで負けるようなことがあれば、勝ち点勘定上だけではなく、精神的にも大きなケガを負う、そんな試合でした。

そんな中で、選手たちが見事に勝利を掴み取ってくれました。


3つのゴールと完封勝利。

およそ2か月ぶりの勝ちロコ。

そして「王者の旗」。

忘れかけていた感覚。

忘れかけていた感情。

その全てを取り戻すことができました。


きっと、それは選手たちも同じなのだろうと思います。

今日の選手たちからは、一切の"迷い"を感じませんでした。

全ての選手が同じ方向を向いていて、一つ一つのプレーがとてもアグレッシブで、気持ちがいいくらいにボールが繋がる。

それは単なる偶然ではなくて、選手同士の意識の共有ができているからで、今日は全ての選手が周りを意識したプレーをすることができていたように思いました。

C大阪にミスが多かったのも事実ですが、それ以上に、清水の選手の動き出しが非常に早く、球際でも競り勝つ場面が目立ちました。


特に、立ち上がりから先制点までの8分間が、この試合の行方を大きく左右したと思います。

石毛のゴールは運も味方したものだったとは思います。

しかし、あのシーンまで、ほとんどの時間帯でボールはC大阪陣内にありました。

中盤に人数をかけ、攻撃をもって相手を押し込む。

その狙いは、久しぶりにボランチを1枚にし、六平を前に上げたことからも明白でした。

そして、その狙いが見事に結果につながりました。


試合終了まで集中力が途切れることはなかったし、前半に飛ばしたにも関わらず、最後は相手の方が先に足が止まっていたように見えました。

昨日のJ2で大分の田坂監督が使った言葉を引用すれば、「ほぼ完璧」であったと思います。

欲をいえば、前半のうちに追加点を取れただろうし、相手が10人になってからも攻めあぐねた時間帯が続いていたので、もっと得点が欲しかったところ。

ただ、重要な一戦で、勝ち点3と得失点差+3を得ることができれば、十分な結果であったと思います。


感覚的には、ゴトビ体制最後の試合となった柏戦を思い出しました。

あの試合は、苦しい状況を乗り越え、チームが"一丸"となって掴んだ勝利でした。

内容的にも、相手にほとんど攻撃を許さなかった、まさに"会心の勝利"でした。


配置には多少の違いはあるものの、先発メンバーは今日の試合とほぼ同じ。

システム的にも、4-1-4-1という同じもの。

状況は同じではありませんが、あの試合もまた、今日の試合のように"追い込まれた中"での試合でした。


大榎体制になってから、様々な試行錯誤を繰り返しました。

"迷い"もあったと思いますし、あれこれを変えた結果が悪い方向に出たことも否めません。

しかし、その全てに意味があったと思います。

弦太、ブエノ、金子、そして水谷。

彼らの活躍が、チームに新たなエネルギーを与えてくれました。

3バックというチャレンジも、チームにとって通るべき道であったと思います。

今のチームに何が必要で、どう戦えば良いのか。

その答えを見つける苦難の道は、今のチームにとって必要なことだったと思います。


この試合は"ゴール"ではありません。

まだ何も決まっていません。

この試合は"スタートライン"だと思います。

忘れていたものを、この試合で取り戻しました。


ここからが、本当の戦いです。


残留争いの状況を見れば、今日の勝利があったとしても、まだまだ厳しい戦いが続くことは簡単に想像ができます。

仙台も、大宮も、必死に勝ち点を積み重ねました。

ライバルたちとの直接対戦は、最終節に甲府との試合を残すのみ。

残り7試合。

相手がどこであれ、ホームであれ、アウェーであれ、戦い続けることが大切です。

今日のような戦いを続けることができれば、自ずとゴールは見えてくるはず。

そう思える試合でした。


降格圏を抜け出すに至らなかったのは、まだまだ戦いは続くのだという示し。

次の試合も、気を引き締めて臨めばいい。


負の連鎖を振り払い、これで本当に前を向くことができます。








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関連:清水エスパルス、セレッソ大阪、IAIスタジアム日本平

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