2013.11.28 Thursday
ヒーローになる為に 〜 J1第33節 仙台戦@ユアスタ 展望
JUGEMテーマ:清水エスパルス
62 横浜FM(+21)
58 浦和(+16)
57 広島(+19)
56 C大阪(+19) 鹿島(+9)
54 川崎F(+12)
51 F東京(+15)
49 新潟(+2)
47 清水(-9)
46 名古屋(+1)
45 仙台(+6)
42 柏(-7) 鳥栖(-12)
39 大宮(-7)
35 甲府(-11)
25 湘南(-26)
20 磐田(-15)
14 大分(-33)
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毎試合、プレビューで書いてきた勝ち点分布表。
しかし、残り2試合となり、今の清水にとっては大きな意味はなくなってしまいました。
今目ざすべきことは、目の前の試合に勝利し、勝ち点を積み上げること。
そして、その先に、かすかな賞金圏への期待が残ります。
賞金1000万円は、決して小さなものではありません。
しかし、今の清水にとっては、この2013シーズンを"良い形"で終わることの方が、大きな意味をもっているのかもしれません。
もう既に2014シーズンに向けた"助走"が始まっているとすれば。
平岡が離脱しました。
ここ数年抱えていた肩脱臼の不安を取り除くための、大きな決断。
彼の来季への想いを読み取りました。
そんな彼のためにも、彼のいない残り2試合で残念な試合はできません。
平岡の離脱により、大宮戦で新システムに"移行"したDFラインは再び元に戻る形になりそうです。
しかし、大きな不安はありません。
今の清水は、数人のメンバーが変わったとしても、変わりなく戦うことができます。
課題といえば、その中で"個性"を出すこと。
誰かの代役としてそこにいるのではない。
そのスキルを最大限に発揮し、チームの力になるためにそこにいるのだということを自覚し、堂々とプレーができれば、相手にとって脅威となるでしょう。
大宮戦でコンディションに不安のあった俊幸と元紀。
しかし、今回も先発での出場が濃厚。
コンディションは良くなっているようです。
そして、トップ下には竹内か、河井か。
大宮戦では元紀、先の仙台戦では伊藤がそれを務めました。
本来であれば、石毛もその候補の一人であると思いますが、平岡の件によっておそらくSBに入ることになるでしょう。
竹内も河井も、今季はチームに大きく貢献してくれています。
竹内は、開幕当初のトンネルから抜け出すとともにスタメンを確保。
そのパスセンスは、それまでのチームに最も足りなかった要素であり、彼の独特のリズムは、チームに力を与えてくれました。
8月まではその地位をキープしましたが、拓也の加入により、ベンチ要因となってしまいました。
それでも、これまでリーグ戦は25試合に出場。
彼がいなければ、チームのトンネルはさらに長かったかもしれません。
河井については、昨季に続いての大車輪の働き。
キジェがメンバーから外れるようになると、彼が左SBの第一候補となりました。
ケガ上がりだった開幕戦と、出場停止の1試合を除いては、全試合に出場。
彼もまた、チームの大きなスタミナ源でした。
そんな彼らですが、共に足りないものは、ゴールという結果。
ポジションによるところもありますが、それでも河井は1ゴール、竹内はノーゴール。
数字としては寂しいところです。
ぜひとも、彼らには"ヒーロー"となってもらいたい。
どちらかといえば、チームの"裏方"として働き続けてきた彼ら。
もしも、トップ下というポジションが与えられるのなら、そこではもっと輝いてほしい。
今季の残り2試合は、彼らにとっては競争。
攻撃的なポジションで、どちらがよりチームによい力となれるか。
そのためには、やはりゴールが欲しい。
仙台はケガ人が続出している模様。
角田、菅井、石川直、武藤。
彼ら不在の中でも、ホーム7戦無敗中の仙台は強敵。
手倉森監督にとっては、最後のユアスタでの試合。
選手の士気も高いでしょう。
賞金圏を目ざしつつ、一桁順位でシーズンを終えるためには、この試合は落とせません。
参戦もTV観戦もできませんが、"ヒーロー"の誕生を期待して、念を送ります。
『「点を取らなければ」 〜 天皇杯4回戦 仙台戦@アイスタ 後記』(2013/11/17)
『払拭 〜 J1第13節 仙台戦@アイスタ 後記』(2013/5/27)
『耐えて掴んだ勝利は黄金に等しい 〜 J1第10節 仙台戦@ユアスタ 後記』(2012/5/6)
『最後の青ユニフォーム』(2013/11/26)
『キャラの初ゴールと左SB』(2013/11/25)
『内容か結果か 〜 J1第32節 大宮戦@アイスタ 参戦後記』(2013/11/23)
at 23:23, macotobatten, 試合 展望
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