三保の風景(8/28) 〜 内田コーチの存在

JUGEMテーマ:清水エスパルス

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晴天の三保。

日差しは強くても、空気はカラッと乾き、風には涼しさを感じるようになりました。

激闘の鹿島戦のあった28日の午前。

サテの選手たちを見に、三保へ行ってきました。


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トップの試合に出ないことが"確定"しているこの日の練習メンバー。

右から、瀬沼、加賀美、岡根、弦太、章斗、ミンス、内田、そしてまさかのキジェ。


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GKが3人体制となり、唯一のサテ組となった雄也。


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浦和戦の途中交代から、ベンチからも外されたキジェ。

鹿島戦の石毛や河井のパフォーマンスを見れば、今後のスタメンが保障されていないことは明らか。

ここからが勝負。


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ケガの影響を感じさせないプレーだった八反田。

もうケガは大丈夫でしょう。

あとは、厳しい競争に打ち勝つのみ。


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ベンチからも遠ざかっている章斗は何を思う。

SBとしての出場であれば、これからはチャンスがあるのかも…。


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3対3対3。


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中央からサイドへ、サイドからのクロスを中央で合わせてシュート。

この日の攻撃パターンは、ひたすらこの形でした。


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CFが瀬沼しかいない中、ゴール前には八反田や岡根が。

岡根はCFにコンバートかと思うくらいに、かなり長い間攻撃側に回っていました。

豪快なシュートを何本も決めており、CFもアリ!?などと思ってみたり。

…まあ、今のポジションバランスを考えれば、あり得ませんが。


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この日の練習のイニシアティブは、内田コーチ。

激しく声を出し、選手たちに指示を送っていました。

最後までボールを諦めなかった弦太を何度も誉めていたのが印象的でした。

ゴトビ監督は、多くの時間はその様子をじっと見守っていました。


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選手10名に対して、同数に近いコーチ陣。

まるで入団テストを行っているかのようでした。

それほどに、コーチ陣の目はサテの選手たちに注がれていました。

トップ組がいないという、こういった時間も大事なのだろうと思いました。


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グラウンドの周りでは、廣井がリハビリを行っていました。

ほとんどはゆっくりと膝を動かしながらのウォーキング。

時折、足踏み程度にジョギングのような動作をする場面も。

ジョギングまであと少しのようです。


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どちらが選手かわからないような、練習後の円陣の図。

かなり長かったです。

5分以上やっていたでしょうか。


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練習後のまったりとした時間。


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その横で、弦太と章斗と談笑する内田コーチ。

若い世代の代表監督や仙台の育成部の経験もある内田コーチ。

U-18日本代表遠征に招集された弦太とどんな話をしていたのでしょうか。


この日のように、内田コーチが全面に出て指示を出すことは、最近になって増えてきたのだそうです。

若い選手の多い清水。

そこに、拓也やラドンチッチといった、経験があり、自己主張も強い選手が加わりました。

そいういった選手たちと、"クセ"がないとは言えないゴトビ監督との間に入り、チームのバランスを保つのが、内田コーチの立場なのだと思います。

ヘッドコーチというネーミングはありませんが、今のチームにとって重要なポジションです。

鹿島戦でハットトリックを決めた俊幸も、インタビューで内田コーチの名前を出していました。

この日に見られたような内田コーチの姿を、前向きにとらえたいと思います。


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選手たちがほぼ全員引き揚げた頃、膝を手術してリハビリ中の息吹がグラウンドに出てきました。

ステップを入れた練習を何度も繰り返していました。

こういった選手たちの姿を見ることができたのも、この日の収穫でした。


明日は、かつて清水でコーチを務めた田坂氏が率いる大分との試合。

この試合で恩返しをしなければならない選手は誰なのか。

それは、本人が一番わかっているはず。






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関連:清水エスパルス、内田一夫、廣井友信、藤田息吹

at 23:36, macotobatten, 三保の風景

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一番大切なもの 〜 J1第23節 鹿島戦@アイスタ 後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

清水エスパルス 4-3 鹿島アントラーズ(前半2-2)

【得点】
01分 大迫 勇也(鹿島)
06分 山村 和也(鹿島)
31分 ラドンチッチ(清水)
45分 高木 俊幸(清水)
49分 高木 俊幸(清水)
68分 大迫 勇也(鹿島)
88分 高木 俊幸(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 櫛引 政敏
DF 吉田 豊
   (→35分 FW 高木 俊幸)
DF 平岡 康裕
DF ヨンアピン
DF 河井 陽介
MF 村松 大輔
MF 杉山 浩太
MF 本田 拓也
MF 石毛 秀樹
FW 大前 元紀
   (→87分 FW 村田 和哉)
FW ラドンチッチ
   (→69分 FW 伊藤 翔)
   
【警告】
08分 梅鉢 貴秀(鹿島)警告1
66分 ヨンアピン(清水)警告1
77分 遠藤 康(鹿島)警告1
80分 山村 和也(鹿島)警告1
83分 本田 拓也(清水)警告1

【主審】
飯田 淳平

==========

最高のエンターテインメントが、決して最高レベルのサッカーから生まれるとは限らない。

そんなことを感じた試合でした。


価値ある勝利を手にした清水の選手たちを称えるという前提で書きますが、今回の清水のサッカーの質が前節の浦和戦から劇的に変化したとは思えません。

特に、戦術的な面からすれば、課題は課題のままであり、特別に戦い方を変えたという印象もありません。


J史上2番目に早い記録だったという、あっけない失点から始まったこの試合。

さらには、その6分後に再び失点。

浦和戦の悪い流れをこれでもかというくらいにこの試合に持ち込んでしまったといえます。


この、最低ともいえる試合の入りは、あまりにも失点が早すぎたという点において、もしかしたらプラスに働いたのかもしれません。

どうしようもない状態の中で、それでもピッチ上の自分たちが何とかするしかない。

選手たちはそう思ったに違いありません。

実際に、この2失点後のリアクションは悪いものではありませんでした。

選手たちは戦うことをやめていませんでした。


戦術的には、不安定な守備によってさらなるピンチもありました。

3失点目を喫してもおかしくないシーンが何度もありました。

しかし、そこを耐えた。

それは、全てが偶然によるものではなかったと思います。


C大阪にも、浦和にも、ボロボロにやられました。

そして、鹿島にもやられかけました。

あの、どん底の状態から、選手たちが自分たちの力で這い上がった。

その過程を見た、そんな試合だったのだと思います。


それには、運もありました。

小笠原も、ダヴィもいない鹿島の先発メンバー。

それに加え、柴崎が開始間もなく負傷交代。

中盤の構成が大きく崩れた鹿島に、4位に君臨していたほどの恐さはありませんでした。

急遽出場した岩政は試合に入りきれず、ラドンチッチは自由にプレーすることができました。

2点目のシーンも、ラドンチッチが優々と岩政に競り勝ったからこその得点であったといえます。

嫌なイメージのある本山や野沢がピッチに出て来なかったのも、清水からすれば有り難かったのかもしれません。


前半から、両者はかなりオープンな状態でした。

それは、2連敗中の清水、手負いの鹿島という、それぞれの立場をそのまま表したものでもありました。

決して、締まったゲームではなかったし、あれほどのチャンスがあれば、本来なら3点や4点では済まないほどに決定的なシーンがありました。

「誰もミスをしなければ永遠に点は入らない」とも言われるサッカーにおいて、この試合では多くのミスが見られたと言えます。


その中で光ったものは、やはりラドンチッチの質の高さ。

浦和戦こそ結果を残せませんでしたが、この試合では1ゴール2アシスト。

頭でも、足でも、魅せてくれました。

鹿島のDF陣のラドンチッチへのマークが甘かったこともあったと思いますが、存在感は抜群でした。


俊幸のハットトリックには、文句のつけようがありません。

理屈ではないのでしょう。

チームが追い込まれたとき、何かをやってくれる。

9人で掴んだ勝利、昨季のアウェーでのF東京戦。

同じく昨季の広島戦では、長い長いトンネルを抜け出す同点ゴールとPK獲得。

カップ戦準々決勝アウェー名古屋戦では、今回と同じような展開で終了間際の決勝ゴール。

今季は、バレー不在のホーム仙台戦でバースデーゴール。

「もっている男」で片付けたくはないのですが、それしか思い浮かびません。

ここぞという場面での勝負強さは、誰にも負けないでしょう。

彼のもつスペックが暴走を始めたとき、おそらく代表に一番近い選手になるのではないかと思います。


この試合では、チーム全体として随分とポジションが崩れていました。

それは、いい意味で。

SBのはずの石毛が中央付近までボールを受けに行ったり、左側のはずの浩太が右サイドのゴールラインで競り合ったり。

これが、おそらくゴトビ監督の理想。

ゴトビ監督はポジションを崩すのを嫌うと思っている人がいるようだけど、おいらのとらえはその逆です。

彼が多くの選手に複数のポジションをやらせるのは、単にローテーションさせたいだけではないはずです。

そして、その最終形が、今は不評の"3ボランチ"だと、そんな風に思っています。

俊秀氏が言っていましたが、この試合ではその片鱗を見ることができました。

時間帯は忘れてしまいましたが、前半、大輔がボールを持って上がり、最終的に拓也がシュートを放ったシーンです。

ゴトビ監督の言う「ベストバランス」に近づいてきたということでしょうか。


今回の勝利を引き寄せたものは何なのか。

何だかんだ言ってもアイスタで強い清水の強さか。

アウェー5連敗中だったという鹿島に内在する何かか。

ハッキリ言えることは、この試合においては一体感があったということです。

連動していたかどうかは疑問が残りますが、とにかくチームが戦おうとしていた。

同じ方向を向いていた。

失点後、互いに声をかけ合う姿。

ボールを持ったあと、前へ向かう推進力。

最後に守りきる、高い集中力。

そして、湧き上がるスタンド。


拓也のパスに村田が反応したこと、その村田のクロスに俊幸が反応したこと。

これもまた、偶然ではありません。

意識の共有があったからこそ。


これが、サッカーの醍醐味。

戦術的に優れていることに越したことはありません。

でも、それだけでは勝てない。

そして、魅力的なサッカーにはならない。

最も必要なことは、この試合にあった一体感。


チームが勝利するにあたって、

サッカーを楽しむにあたって、

チームをサポートするにあたって、

一番大切なものなのかな、と思います。


見ている人が、元気をもらえる。

そんな最高の試合でした。






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関連:清水エスパルス、鹿島アントラーズ、IAIスタジアム日本平

at 23:58, macotobatten, 試合 後記

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迷いの先に 〜 J1第22節 浦和戦@エコパ 参戦後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

清水エスパルス 0-2 浦和レッズ(前半0-2)

【得点】
07分 柏木 陽介(浦和)
27分 興梠 慎三(浦和)

【出場選手】《清水のみ》
GK 櫛引 政敏
DF 吉田 豊
DF 平岡 康裕
DF ヨンアピン
DF イ キジェ
   (→60分 FW 高木 俊幸)
MF 村松 大輔
MF 本田 拓也
MF 竹内 涼
   (→46分 MF 杉山 浩太)
MF 河井 陽介
FW 大前 元紀
FW ラドンチッチ
   (→85分 FW 村田 和哉)
   
【警告】
73分 吉田 豊(清水)警告1

【主審】
佐藤 隆治

==========

ボールが芝をこする音が聞こえてきそうなほどに、明らかにアイスタよりも長い芝。

話によれば、長さ12mmのアイスタの芝の2倍以上もあったのだとか。

パスがなかなかつながらなかったり、クロスやプレースキックの精度が悪かったりというのを、そんな芝のせいにしたくなるような、それほどに完敗感を感じた試合でした。


当然、この敗戦は芝のせいではなく、チームとしての力の差によるもの。

一年前の敗戦で感じた"差"が、さらに開いているということを痛感しました。

0-2というスコア以上に、何もやらせてもらえなかったという印象ばかりが残ります。


浦和が"特殊"なシステムであることは、試合前からわかっていました。

ゴトビ監督も、その特徴について十分にコメントしていました。

選手たちもまた同様に。

ただ、実際のピッチの上で、その"対策"の具体はほとんど見ることができませんでした。


試合の立ち上がりから戦いの構図は明白でした。

最終ラインからボランチでボールを回しながら、清水のDFラインを揺さぶる浦和。

浦和がボールを左右に回すたびに、縦横のラインがきれいにスライドしていく清水。

5人が前線に張る浦和に対し、清水は4人の最終ラインと中央にボランチ2枚。

その"隙間"を突いて、浦和から正確なロングフィード。

浦和のWBがフリーでボールを受け、そこから残りの4人の攻撃陣が次々と危険なゾーンに飛び込んでくる。

また、原口、柏木、興梠が巧みにポジションを変えながら、一方が囮になって他が横から裏を突く。

そんなシーンが何度も繰り返されました。

先制点を許したシーンも、まさにそんな形だったといえます。


とにかく清水のプレスは中途半端でした。

CFはラドンチッチ、その下に竹内。

この2枚ではプレスをかけきれなかったわけですが、加えて誰が行くのか、そのあたりが徹底されていなかったように見えました。

プレスが効いているときは、常に複数で追う形ができていましたが、この試合ではほとんどが一対一。

簡単にかわされ、清水にとってはただ走らされているだけのように見えました。


浦和は随分と自由にボールを回していたし、清水はそこから放り込まれるボールに対する準備が不十分でした。

高く保つ最終ラインと、前線からのプレスのかけ方がバラバラであり、その隙を好きなように突かれてしまった印象です。

ゴトビ監督がたびたび口にするオーガナイズということが、この試合では全くできていませんでした。


打つ手のなかった前半を受け、後半はアタマからシステムを変えました。

竹内に代えて浩太を投入し、拓也とともに中盤高めのポジションへ。

これで、前線からのプレスの役割が明確になり、浦和も自由に後ろでボールを回すことができなくなりました。

前半のようなロングフィードはほとんどなくなったと思います。


また、拓也がGKを追い回す光景は非常に新鮮で、個人的には興奮するシーンでもありました。

アンカーとしての評価が高い拓也ですが、彼の本来のプレースタイルであるアグレッシブな守備は、今回のような攻撃の場面においても効果を発揮することを見ることができました。

惜しいシュートシーンもありました。

"何もできなかった試合"の中でも、このシステムが機能したことは発見であったと思います。


ただし、そこから先の策も手も、まるでありませんでした。

結局はゴールを奪うことはできなかったし、前線からのプレスも長くは続きませんでした。

浦和の方も、3点目を狙うプレーはほとんど見られず、清水に最後まで隙を与えませんでした。


やることがはっきりしていた浦和。

90分間を通して、選手たちが共通意識をもち、最後までブレない戦いができていました。


一方、何をやるのか、やりたいのかがまるで見えてこなかった清水。

互いの意図を感じ取れていないため、せっかくスペースへの走り出しがあっても、パスの出し手が気付かない。

気付いても、ワンテンポ、ツーテンポ遅いため、相手に簡単に対応されてしまう。

やがて、走り出すプレー自体が減っていく。


残り20分を切り、2点を追いかけなければならない状況で、なぜかギアが上がらない。

2点を追っているチームとは思えないような遅攻ぶりでした。

いざボールを奪っても、走らない、走れない。

相手を揺さぶる動きがない。

足元で受けるボールばかり。

攻撃に鋭さがありませんでした。


選手に闘争心がなかったのか?

いや、そうは思いません。

いつでも戦う姿勢はもっている。

それが清水の選手たちだと思っています。


ただ、自信なさと迷いの存在は感じました。

浦和側のゴール裏に掲げられた「威風堂堂」の文字にあざ笑われるような、そんなビクビクしたプレーに見えました。


実際はそうではないのかもしれません。

でも、ゴール裏からはそう見えたし、少なくともそう見える程の"差"を感じました。


バレーが抜けたという"負"の要素と、拓也、ラドンチッチ、元紀が加入したという"正"の要素。

その両方の要素があったがために、今、チームは積み木を積み直しています。

湘南戦の先発メンバーから、俊幸が抜けて元紀が加わっただけの今回の先発メンバー。

しかし、システムは違いました。

それぞれに求められている役割は、微妙に変わっています。

今は、チームとして共通理解できていないことがたくさんあるように思います。


拓也も、ラドンチッチも、元紀も、自己主張の強い選手。

ゴトビ監督の指示をそのまま全て受け入れることはないでしょう。

それは、きっとチームにとってプラスに働くはずです。

ただ、その分、時間がかかるのかもしれません。


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今は待つしかないのかもしれません。

この"迷い"を抜けるときを。

これまでもそうでした。

苦しい中を乗り越え、新たな光を掴んできました。


こうやって、前進後退を繰り返しながら、そこから積み上げられていくものがあるはずです。


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選手の力を信じたいと思います。






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at 23:24, macotobatten, 試合 参戦後記

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ホームゲームにせよ 〜 J1第22節 浦和戦@エコパ 展望

JUGEMテーマ:清水エスパルス

44 横浜FM(+17)
43 広島(+19)


40 浦和(+13)



36 C大阪(+14) 大宮(+8)
35 鹿島(+2)


32 川崎F(+6)  仙台(+1)
31 F東京(+10) 名古屋(+2)
30 柏(-5)

 
27 新潟(-3)
26 清水(-10)


 

 
20 鳥栖(-14)

18 甲府(-15) 
17 湘南(-19)


14 磐田(-8)




09 大分(-18)

==========

エコパ戦といえば、磐田戦か浦和戦、というイメージがあります。


しかし、今季のアウェー磐田戦はヤマスタでの開催。

天皇杯がどうなるかはわかりませんが、おそらく今回の浦和戦が今季唯一のエコパ戦となるでしょう。

つまり、今季の清水にとっては最初で最後のエコパ戦ということになります。


対戦相手である浦和は、既に磐田との対戦でエコパを経験済み。

2-1で勝利を収めています。

浦和の方が、今季のエコパの芝の状態などはよくわかっているでしょう。

やはり、清水がホームにするには少々の無理があるスタジアムです。


観客動員の面でも、正直なところ、毎試合4割近くは赤く染まってしまっているのが現実です。

今季の浦和は現在3位とはいえ、一昨年までの不調を逸脱し、戦力補強も進んだ今、ある調査によれば、久しぶりに人気NO.1のクラブに返り咲いたのだとか。

今回の対戦でも、大量の浦和サポーターがエコパに押し寄せるのではないかと思われます。


一方の清水は、現在13位。

ここ数年でズルズルと成績を下げ、観客動員もまた同様であることは多くの清水サポーターが危惧していること。

拓也、元紀、ラドンチッチの加入で若干持ち直した感もありますが、かつての動員力にはほど遠いのが実際のところ。

ヘタをすれば、浦和サポーターと五分に、なんてことも考えてしまいます。


しかし、例え試合会場がエコパであれ、この試合は清水のホームゲーム。

絶対に負けるわけにはいかないし、エコパをホームスタジアムにしなければなりません。


動員数と同じく、今のチーム状態を見ても、清水の状況は簡単ではありません。

C大阪戦では、シュート数わずかに5本。

清水がペースを握った時間帯もあったとはいえ、完敗といって仕方ない内容でした。


一方の浦和は、最下位大分を相手に4-3の逆転勝利。

前半20分までに3失点という、らしくない展開でしたが、そこからの逆転劇。

チームの雰囲気は高まったでしょうし、今回の試合に向けて、ひとかけらの油断もないでしょう。

清水として、非常にやりにくいことになりそうです。


しかし、こういった状況で"本来の力"を発揮するのもまた清水の特徴。

前回の対戦でも、苦しい戦いの中で数少ないチャンスをものにし、敵地で勝利を上げました。

また、C大阪戦で不在だった浩太と拓也が復帰の見込み。

ケガの具合が心配されたラドンチッチもどうやら間に合いそうです。

U-18代表に招集されていた弦太、足首をケガしていた八反田も合流。

これまで毎試合のように続いていたサスペンションもありません。

中断明け以降、最もメンバーの充実した状態になります。

元紀のコンディションも上がっているはず。

連係面の課題は解決に向かっているでしょう。

そして、C大阪戦での反省を、きっとこの試合で生かしてくれるはず。


一年前の浦和戦。

0-2で完敗しました。

試合後には浦和サポーターによる"勝ちロコ"がスタジアムに響きました。

リズムが少しおかしかったとか、それでも清水サポーターは浦和サポーターを取り囲まなかったとか、そんなことを言ってみても、それには虚しさを覚えます。

やはり、勝って浦和サポーターを黙らせたい。


C大阪戦のあと、残念な事件も起こりました。

サポーターとは何か。

ゴール裏とは何か。

それを考えさせられる出来事。

やったのは他人であっても、それは他人事ではないこと。


おそらく、この試合で勝ったチームが、ホームゲームを名乗ることができるのだと思います。

何としてでも、この試合を守り抜き、勝ち抜き、"本当の勝ちロコ"を浦和サポーターに見せなければなりません。

真似ごとではない、清水サポーターによる勝ちロコを。


この試合は、俺達のホームゲーム。

そんな強い想いをもって、全力で応援します。

"王国"を名乗るに値する、誇りあるサポーターでありたいです。


王国のプライド』(2013/4/29)



ファン・サポーターの皆様へ』(清水エスパルス公式)


8月24日(土) vs浦和@エコパ

SS指定席    1,823
S指定席      1,378
Aゾーン      9,911
1F自由席    3,576
2F自由席    4,754

※8月20日20時現在









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関連:清水エスパルス、浦和レッズ、エコパスタジアム

at 21:42, macotobatten, 試合 展望

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スピード 〜 J1第21節 C大阪戦@金鳥スタ 後記

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セレッソ大阪 4-1 清水エスパルス(前半1-0)

【得点】
23分 エジノ(C大阪)
58分 エジノ(C大阪)
75分 平岡 康裕(清水)
85分 柿谷 曜一朗(C大阪)
90+3分 枝村 匠馬(C大阪)

【出場選手】《清水のみ》
GK 櫛引 政敏
DF 吉田 豊
DF 平岡 康裕
DF ヨンアピン
DF イ キジェ
MF 村松 大輔
MF 河井 陽介
MF 竹内 涼
   (→61分 FW 村田 和哉)
MF 高木 俊幸
   (→90分 MF 石毛 秀樹)
FW ラドンチッチ
   (→80分 FW 伊藤 翔)
FW 大前 元紀

【警告・退場】
22分 ヨンアピン(清水)警告1
45分 山口 螢(C大阪)警告1
87分 丸橋 祐介(C大阪)警告1

【主審】
シモン マルチニアク

==========

もうこれまで見慣れてきた光景、と言ってもいいかもしれません。

新潟戦に続いて、またも"鬼門"を破ることができませんでした。

ただ、スタジアムとの相性が良くないとか、たまたまだとか、そういったことは通じないほどに、ズッシリと重く圧し掛かる敗戦でした。


1-4というスコアほどに圧倒されたわけではありませんでした。


こちらのシュートは相変わらず5本と少なかったのですが、C大阪の方も10本。

決して多いとはいえません。


清水の守備がボロボロだったかといえばそうでもなく、特に前半はC大阪の方も攻めにくそうに見えました。

ただ、高いラインの裏を狙うという意識ははっきりしていました。

オフサイドにかかる場面もありましたが、完全に裏を取られる場面もありました。

相手に前へ走られ、DF陣がそれを後ろから追いかけるという形を幾度となく作られました。

PKを与えてしまったシーンもそうでした。

あれがPKかどうかはレフェリーによるかもしれませんが、あの形を作られた時点でそのリスクは覚悟しなければなりませんでした。


試合全体を通して感じたことは、スピードの差。


まずは、個人の部分。

守備陣は、試合終盤を除いては体を張っていたと思うし、決して意識が低かったわけではなかったと思います。 

ただ、相手選手のスピードについていけていない部分が多々見られました。

相手に奪われないだけのボールテクニックなら、清水の方が高いのかもしれません。

でも、相手をかわすドリブル、相手を抜くドリブルについては、C大阪の方が圧倒的に高いレベルだったように見えました。

そんなC大阪の選手に清水の選手が振り切られるシーンもたくさんありました。

それが中盤の底から最終ラインにおいて発生するので、どうしても強引な守備を強いられ、ピンチを招いていました。

特に、ボランチのところでしっかりと捕まえ切れなかったところは痛かったと思います。


もう一方は、攻守の切り替えの速さ。

特に攻撃においては、チームとしてのギアチェンジが全く見られませんでした。

中盤でのボール奪取については、よくハマっていたと思いました。

狙い通りに守備ができていたと思います。


良いときであれば、ボール奪取から数人がグッと駆け上がり、相手の体制が整う前にシュートまで持っていくことができていました。

これまでのゴールシーンでも、そういったシーンが多かったと思います。


しかし、今回の試合では、ボールを奪っても攻撃陣のアクションが弱かった。

周りが走らない。

スペースを生かせない。

見えるパスコースが1本のみ。

だからつながらない。

結局、相手が下がってブロックを作ってからのクロスは簡単にはじかれ…。

とにかく遅い。


チーム状態が悪い時の、"いつもの"光景でした。


今季まだ3試合目のラドンチッチ。

前節で5月11日以来の先発出場を果たしたばかりの俊幸。

チーム合流からわずか3日目の元紀。

この3人で攻撃の形を作るには無理があったのかもしれません。


浩太と拓也がいなかったことも大きかったかもしれません。

ただ、拓也欠場を除いては、あらかじめわかっていたことであり、やりようがあった部分であったとも思います。


本当に元紀の先発は妥当だったのか。

2ボランチという選択肢はなかったのか。

しかし、いずれにしてもこれらは結果論に過ぎません。


数少ない光は、村田のプレーでしょうか。

古巣との対戦で、モチベーションも高かったでしょう。

皮肉なことに、全くスピードのない清水の中で、彼のスピード感だけが目立っていました。

彼がピッチに立ってから、ボールの流れが変わったように思います。


心配なのはラドンチッチ。

膝。

嫌なケガです。

軽傷であることを祈るばかりです。


試合後のアレコレも含めて、"負"の部分がこれでもかというくらいに出た試合でした。

でも、この試合で全ての膿が出せればいい。

もう一度、目を覚ますきっかけになればいい。


大幅なメンバーの入れ替わり。

夏場の難しいコンディション。

続く難敵との対戦。

この8月を乗り切らなくてはなりません。


サポーターがイライラしていても仕方がありません。

そのイライラは、応援の声に転化すればいい。


一番悔しいのは、ピッチに立っていた選手たち。

彼らの力を信じましょう。






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一丁目』(さかた)

☆「S」の鼓動☆』(あらた)

いつもオレンジ気分で』(関西エスパ)

青と緑とオレンジの。』(ゆっちゃん)


ぼちぼちつぶやいています。→ https://twitter.com/macotobatten


関連:清水エスパルス、C大阪、キンチョウスタジアム

at 20:28, macotobatten, 試合 後記

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