2012.12.31 Monday
記事で振り返る2012年(9月〜12月)
JUGEMテーマ:清水エスパルス
『確実な勝利を得たことを称えたい 〜 J1第24節 札幌戦@札幌ド 後記』(2012/9/1)
『プレゼント 〜 NC準決勝 F東京戦@味スタ 後記』(2012/9/5)
『ここがスタート 〜 天皇杯2回戦 和歌山戦@アウスタ 後記』(2012/9/9)
『若さゆえに 〜 J1第25節 F東京戦@アウスタ 参戦後記』(2012/9/16)
『これが限界か? 〜 J1第26節 C大阪戦@金鳥スタ 後記』(2012/9/22)
『"きっかけ"を次に生かせるか 〜 J1第27節 仙台戦@アウスタ 参戦後記』(2012/9/30)
リーグ戦に加えて、ナビスコ杯、天皇杯と、スクランブル日程となった9月。
過密日程に加えて、出場停止やケガ、そして夏場に4名もの選手がチームを去ったことで、メンバーは毎試合変わり続けました。
一時期のトンネルは抜け出した感はありましたが、シーズン序盤のような勢いは感じられず、どの試合もごまかしごまかし戦っていた印象があります。
必死さの中で、何とか勝ち星を拾えた試合もありましたが、トータルで見ればどれも厳しい試合ばかりでした。
特に、アウェーでのC大阪戦では、2得点は挙げたものの、試合内容に目を向ければ完敗中の完敗。
攻撃の形はほとんど作れず、守備はサイドがガタ崩れ。
個人的には、今季のワーストゲームでした。
次のホームでの仙台戦も、前半は同様の内容。
相手の自滅から逆転勝ちを収めましたが、結局リーグ戦におけるホームでの勝ちロコはこの試合が最後でした。
『サンクス、アレックス 〜 Thanks, Alex Brosque.』(2012/9/27)
『33歳、男はこれから 〜 ありがとう、小野伸二』(2012/10/1)
結果的に、ですが、アレックスがいなくなったことで、それ以降、攻撃の形の構築は果たせませんでした。
タカに出場機会が与えられていない中、攻撃陣は全て若い選手。
俊幸、賢聖、元紀、石毛、翔、白崎、八反田、河井、亜人夢、瀬沼…。
彼らが攻撃のアクセントを生みだすことはありませんでした。
これまでアレックスが担ってきた役割の大きさを感じました。
小野の移籍は残念で寂しいものでしたが、今の彼の活躍を見れば、やはり移籍してよかったのかもしれません。
幸いなことは、小野に代わって浩太がチームの精神的支柱となってくれたこと。
彼が90分戦えるコンディションになったことは、非常に大きなことでした。
そして、本当に何もないシーズンになっていたと思います。
2012シーズンを語る上で、やはりあの国立の舞台は外せません。
さまざまなドラマの中で、ここまで勝ち上がったことを、もっともっと大切にしたいです。
決勝の舞台で勝たなければ、タイトルを掲げなければ、何の意味もない。
そうかもしれません。
でも、やはり、予選敗退と準優勝は同じではありません。
この決勝戦を負けてから、チームは1勝もできませんでした。
決勝に向けて注いできたエネルギーは、おいらたちが想像する以上のものだったのでしょう。
そして、言葉では「この悔しさを糧に」とか「気持ちを切り替えて」とか言っても、やはりそんなに簡単なことではなかったのだと思います。
少し厳しい言い方をすれば、あそこで勝てなかったことも、その後に立て直すことができなかったことも、どちらもチームの今の力を表すもの。
足りないものがあったのだと思います。
『重い敗戦 〜 J1第31節 新潟戦@アウスタ 後記』(2012/11/7)
『雨と風とゴールコール 〜 J1第32節 G大阪戦@アウスタ 後記』(2012/11/17)
『最後まで共に戦いたい 〜 J1第33節 川崎戦@等々力 参戦後記』(2012/11/25)
『終わらない戦い 〜 J1第34節 大宮戦@アウスタ 後記』(2012/12/2)
『いくつかの感情 〜 天皇杯4回戦 C大阪戦@長居 後記』(2012/12/15)
決勝まで勝ち上がらなかった方が良かったのか?
そんなことはないと思います。
リーグ戦では散々だったし、終盤はチームもサポーターも、バラバラな感じがありました。
それでも、あの舞台で清水エスパルスを応援できたときの、あの興奮は、今も心に深く残っています。
それは決して嬉しいものではありませんが、おいらにとっては、これからもより深く清水を愛し、応援していくための、大きな力になるはずだと思っています。
選手のほうは、どうでしょうか。
あの敗戦で、完全に自分たちの戦い方を見失ったように見えました。
でも、出るべき課題がしっかりと出た、ともいえます。
ごまかしごまかしで今シーズンを戦い抜くこともできたかもしれません。
しかし、今季のチームでACLに出場しても、おそらく何もできなかったでしょう。
シーズン終盤の失速を前向きに捉えるならば、危機感をもってオフに突入するチャンスを得たことだと思います。
ただ、それも、選手たちの意識の持ちよう次第。
来季も同じことを繰り返すようでは、その先はないでしょう。
『2人の守護神 〜 山本海人と林彰洋』(2012/11/19)
『ドイツで輝け、大前元紀』(2012/12/6)
『清水エスパルスの魂 〜 高原直泰』(2012/12/11)
12月に入り、噂になっていた選手の移籍が、次々と発表されました。
彼らを含め、本当に多くの選手の出入りがあったシーズンでした。
この"大波"に、耐えるだけの力が清水にはありませんでした。
クラブと選手の関係、監督の理想とする戦術と選手との適合性、クラブライセンス制度、そして、選手たちの海外志向。
今の清水を取り巻く課題は簡単なものではありません。
全てを否定するのは簡単。
でも、それはおそらく幸福な選択ではないと思います。
どんなにチームが苦しくても、おいらたちは光を見つけてきました。
これまでに、何度も。
その光は、タイトルという悲願の成就までは届いていませんが、サッカーを、清水を、好きでいてよかったと思えるものでした。
来季にも、光が見えます。
その光に期待を抱きながら、やはり、サッカーを楽しみたいと思います。
2012年に書いた記事は、これで313件目。
私事により、記事数も参戦数も、昨季より激減してしまいました。
それでも、こうやってシーズンを通して清水エスパルスを応援できたことを幸せに思います。
2013年も、無理をせずに、書きたいことを書ける範囲で書いていきたいと思います。
今年、このブログに足を運んでくださったたくさんの皆さん、ありがとうございました。
コメントをたくさんいただきましたが、一時、返事する余裕がありませんでした。
申し訳ありませんでした。
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2013年もよろしくお願いします。
『記事で振り返る2012年(5月〜8月)』(2012/12/30)
at 21:52, macotobatten, その他
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