もう一度 〜 NC準々決勝1st 名古屋戦@アウスタ 後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

ゴトビ監督や選手のコメントには、すっきりしない部分もありますが、そこには触れないようにしたいと思います。

同じような展開、同じような結果が続く、長いトンネル。

選手のコメントに何かを求めたところで、仕方がないこと。

彼らの本職は、ピッチで戦うこと。

きれいなことばは、今は必要ありません。

今は、ただ耐えるときだと思います。

監督や選手には、そのトンネルの出口を早く見つけてもらうこと、ただそれを願うのみです。


それでも、光明はありました。


高校3年生、石毛秀樹。

10人のフィールドプレーヤーの中で最もアグレッシブにゴールを目指したのは彼でした。

相手DF石櫃をチンチンに振り切る場面も。

可能性を感じるシュートが何本もありました。


そして、多くの清水サポーターが手のひらを返すことになった、ジミーの活躍。

運動量、当たりの強さ、シュートへの意識、周囲との連係。

その全てが、これまでとは違いました。

後半開始からピッチに立ち、早々に放ったシュートが、今の彼のコンディションとゴールへの意識を表していたと思います。

あとは、45分間続いたプレーを90分間できるかということと、やはり早く初ゴールを決めてほしいということ。

まだ、信頼を勝ち得たわけではありません。

昨日のプレーができれば、今後も出場機会はあるでしょう。

100%のコンディションではなく、100%の信頼を勝ち得る日が来るのを、期待したいと思います。


昨日の敗戦で、「事実上の敗退」なんて言葉がTLにはありましたが、そう考えるのは時期尚早。

準々決勝はまだ折り返し地点。

もちろん、2ndLEGがアウェーであること、相手にアウェーゴールを許したことはマイナス要因かもしれません。

それでも、次戦で清水が先制することができれば、戦況はイーブンになります。

状況によっては、清水がグッと勢いを増す可能性もあります。

まだまだ、戦いはわかりません。

決して有利な状況ではありませんが、信じて応援するのみです。


今週末の横浜FM戦、来週末の広島戦、ともに参戦はおろか、リアルタイムで中継を見ることも叶いません。

自宅も離れてしまうので、ブログはしばらく小休止。

復帰戦は、8月8日の2ndLEG。

現地参戦です。


試合後に掲げられた横断幕。

「もう一度俺達と共に出直そう!!」


何度繰り返したって、

何度裏切られたって、

その先の信頼のために、

サポートしていきます。


共に行こう

いつまでも

俺達がついている







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次戦は…

J1第19節 横浜FM戦@日産ス 7/28(土)19:00 KICK OFF

関連:清水エスパルス、石毛秀樹、ジミーフランサ、東城穣

at 23:57, macotobatten, 試合 後記

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ジミーフランサの初ゴール

JUGEMテーマ:清水エスパルス

思えば、なかなか期待通りのプレーを見せられなかったジミーが多くの批判を集めていたのは、4月頃。

7戦6勝。

チームは好調でした。

GW3連戦あたりから、ゴトビ監督はジミー起用を控えるようになり、皮肉にもその後はチームは下降線を辿っていきました。

「ジミーを使うくらいなら」と言われた他のFW陣が、ことごとく結果を残せず、気付けば泥沼にハマっていました。

だからと言って、あのままジミーを使っていればよかったのかといえば、それはわかりません。

それこそ都合がいい話になってしまうわけで、あくまで結果論としかいえません。


そんなジミーの調子は上向きなのだとか。

最近は試合には全く出ていませんし、三保に確かめたわけでもないので、それは噂の範囲ですが。

確かなことは、先日の大学生との練習試合で豪快なゴールを2発決めたということ。


そして、明日の試合ではジミー先発の可能性があるようです。

週末のリーグ戦に備え、小野とタカの不出場が確定。

大輔、吉田、岩下といった主力が欠場。

そんな中、もしも先発出場となれば、5月のナビスコ杯神戸戦以来となります。


家族の来日の話がどうなったのかはよくわかりませんが、今はメンタル的にも充実していることがインタビューから伝わってきます。

一時期は途絶えていたTLも、最近は好調のようですし。


不甲斐なさを感じつつも、ジミーに期待をしていた身としては、明日の試合での初ゴールを見ることができないのは残念です。

現地のみなさんは、しっかりと目に焼き付けてきてください。











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NC準々決勝1st 名古屋戦@アウスタ 7/25(水)19:00 KICK OFF

関連:清水エスパルス、

at 22:17, macotobatten, 選手について

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タイトルを獲りにいく 〜 NC準々決勝1st 名古屋戦@アウスタ 展望

JUGEMテーマ:清水エスパルス

ナビスコ杯はいよいよ決勝トーナメントへ。

昨季は変則日程でしたが、それまで清水は決勝トーナメントの常連でした。

健太政権下においては、ナビスコ杯はお得意分野だったといえます。

…それでもタイトルはなりませんでしたが。


ゴトビ監督は「2つのカップ」という言葉を用いて、ナビスコ杯と天皇杯を獲りにいくことを明言しました。

まあ、決勝トーナメントまで進んでいて目指さないわけはありませんが、リーグ戦が苦しいという状況の中、公約であるタイトル獲得を果たすとしたら、やはりナビスコ杯に賭けるというのは当然のことでしょう。

ナビスコ杯の栄冠を手にする権利が残されているのは8チーム。

ACL組は4チームともにACLのほうは敗退に終わっており、8チームがガチンコでぶつかり合う形になります。


ナビスコ杯の特徴といえば、ホーム&アウェー方式による戦い。

180分間、あるいはそれ以上の時間を戦い、互いの駆け引きが勝敗を左右することになります。

基本的なチームの力だけではなく、目まぐるしく変化する戦況に対応する力が、ピッチ内の選手たちにもベンチワークにも求められます。


このあたりについては、若干の不安要素が残ります。

それは、昨季のナビスコ杯2回戦において新潟に逆転負けを喫したことが記憶に残っているからです。

ホームでは2-1で先勝し、アウェーでも1点を先制しながらも、その後に3失点しての逆転負け。

残留争いを戦う新潟を前に、まさかの敗退となりました。


あのときも、リーグ優勝の可能性がほぼなくなり、ナビスコ杯に賭けようという雰囲気でした。

だからこそ、あのような負け方にはショックが大きかったことを覚えています。

今季は、あの頃とは違うというところを見せてほしいと思います。


ただ、今回の対戦相手となる名古屋は、そう簡単に勝たせてくれる相手ではありません。

リーグ戦では5戦負けなし。

順位もじわじわと上昇し、6位となっています。

ケネディほか、ケガ人が多いこと、永井がロンドンに行っていることが、清水にとっては救いといったところでしょうか。

そして、名古屋もまた、そういった駆け引きが得意な方ではないということも。


それでも、一方の清水も大輔、吉田、岩下を欠く苦しい状況。

いずれも守備陣であり、ホーム&アウェーを戦う上では大きな不安材料となります。

2ndLEGのことを考えても、ホームでは失点したくないところ。

代わりに入るであろう平岡、河井、姜には期待したいと思います。


平日ナイター、チームも不振ということで、チケットは大量に売れ残っています。

今日の時点で13,000枚以上が残っています。

タイトルを目指す戦いとしては、寂しい数字です。

そんなおいらも行けないわけですが、2ndLEGには参戦できる予定です。

希望をもって瑞穂に行けるよう、アウスタではしっかりと勝利を掴んでほしいと思います。








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NC準々決勝1st 名古屋戦@アウスタ 7/25(水)19:00 KICK OFF

関連:清水エスパルス、名古屋グランパス、アウスタ日本平

at 23:45, macotobatten, 試合 展望

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ミドルシュートの価値

JUGEMテーマ:清水エスパルス

昨夜は2試合のサッカー中継がありました。


カシマスタジアムで行われたスペシャルマッチでは、デルピエロの豪快なミドルシュートが決まりました。

彼のゴールが見たいという空気はあったものの、試合終盤に中山に訪れたビッグチャンスとは違い、特別なお膳立てがあったわけではなく、デルピエロのシュートはアウト回転のかかった見事なスーパーシュートでした。

あれで左足ですから、すごいの一言。


もう1つの試合は、イギリスで行われたロンドン五輪日本代表とメキシコ代表の試合。

試合開始早々に相手のミスを突いて先制しましたが、その後はメキシコに終始押し込まれました。

メキシコが決めた同点弾は、味方が落としたボールに対してワンステップで放ったミドルシュート。

こちらもスーパーシュートでした。

そして、メダル候補のメキシコに対する決勝点となった大津のゴールもスーパー。

こぼれ球を豪快に蹴り込んだシュートは、ゴールから20mの距離だったとか。


昨日の2試合を見て感じたことは、やはりミドルシュートはかっこいいということ。

デルピエロのゴールは、副音声の加藤浩次ほかゲストたちが見逃すほどの瞬殺劇でした。

メキシコのそれも同じ。

この試合では、ゴールシーン以外でも、数多くの強烈なミドルシュートが見られました。


実は、清水エスパルスの試合においては、随分と長い間、ミドルレンジからのゴールを見ていません。

今季、リーグ戦で19得点、カップ戦で12得点を決めていますが、残念ながらミドルシュートと呼べるものはありません。

FKを除いてゴールからの距離が一番遠かったのは、ナビスコ杯大宮戦の白崎のゴールでしょうか。

昨季にさかのぼっても、10月の甲府戦で決めた小野のミドルシュートが最後でしょうか。

それ以外は記憶に残っていません。


清水は、もともとミドルシュートの多いチームではありません。

健太体制の頃もサイドが攻撃の起点でした。

クロスの精度が高いSBがいて、中央には相手DFに競り勝てるFWが2枚いました。

ジェジン、マルキーニョス、岡崎、フローデ…。

彼らには何度も助けられました。


でも、今はインパクトに欠ける気がします。

上背で勝負できる選手は少なく、クロスを上げても枚数が足りません。

高さがなくとも、今季既に14得点を挙げている広島の佐藤寿人のように、巧みな動き出しがあればいいのですが、それも今は期待できません。

今季の得点パターンの多くは、高い位置からのボール奪取と浅い位置からの速くて低いクロスによるもの。

前者は、相手に引かれてしまうと意味をなさず、後者は精度の問題と前線の動きの悪さで機能しなくなっています。


今の清水の攻撃は、上から見ていて、安易に先が読めるボール回しになっています。

昨日のゴールのような、一瞬の隙も許さないような"脅威"ある攻撃ではありません。

だから、相手の対応の方が一歩先を行っているように見えてしまいます。


「今、何が起こった?」

そんな得点シーンが、たまにはあっていいのかなと思います。


チャリティーマッチや交際試合は、Jリーグと同じではありません。

選手の質も、守備のレベルも違うのかもしれません。

それでも、スタジアムがドッと沸くようなスーパーシュートを、月に1回くらいは見たいものです。

そう思うのは、単にスーパープレーを見たいということではなく、そういった"脅威"が攻撃の幅を広げてくれるのではと思えるからです。






辻尾真二、広島へ』(2012/7/17)


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NC準々決勝1st 名古屋戦@アウスタ 7/25(水)19:00 KICK OFF

関連:清水エスパルス、

at 20:41, macotobatten, クラブについて

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六平光成の加入話と清水の補強戦略

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六平直政ジュニアが清水入り』(nikkansports.com) 

たった10日の試合中断期間なのに、こうも慌ただしく移籍報道が続くとは思ってもみませんでした。


どうやら鹿島や大宮との争奪戦に勝利した模様です。

六平と書いてムサカ。

身長176cm、体重64kg。

お父様と似ているところは目元くらいでしょうか。


ポジションはMFということで、枝村の移籍を認めたのは、この件があったことも一つの理由だったのかもしれません。


プロフィールを見てみると、FC東京U-15深川→前橋育英高校→中央大学とあります。

白崎と同じように、ユースチームへは上がれなかったということでしょうか。


昨年のユニバーシアードでは、5試合に先発して1得点1アシストの活躍だったとか。

この大会には、河井と八反田、そして来季加入が決まっている瀬沼も出場しています。

05年大会以来の優勝を果たしたこの大会のメンバーのうち、4人が同じチームでプレーすることになるわけです。


ちなみに、六平は昨年の鹿児島キャンプにおいて、練習生として参加しています。

このキャンプの練習生としては、河井、犬飼、柏瀬も名を連ねています。

六平はキャンプ中の練習試合において、柏瀬のアシストでゴールも決めています。


残念ながら、彼のプレーを生で見たことはないのですが、河井や八反田のほか、山村和也、丸山祐市らとともにユニバーシアードを戦ったというだけで、期待は高まります。

しかも、彼らよりも学年は一つ下なわけで。


複数のクラブが競合する有望選手を、ここ数年は見事に獲得しています。

その功績は素晴らしいものがあります。

ユースチームからの昇格組とともに、今の清水の若い選手に対する期待値は天に届くほどにも高まっています。

外国籍選手の獲得についても、全てではありませんが、期待に沿ったものになっています。

来る選手いれば去る選手がいるわけで、その現実はツライものがありますが、強化部はしっかりと仕事をしていると思います。


ただ、問題点が2つ。


1つ目は、目の前の試合において結果が出ていないということ。

期待の有望選手の獲得話は嬉しいですが、やはり今の状況を何とかしたいところ。

クラブとしてはFWやDFについて模索中のようですが、金銭も絡んでくるわけで、なかなか難しいと思います。


2つ目は、彼らが一体いつまで清水にいてくれるのかということ。

現在の契約はほとんどが3年以内。

移籍ルールの変更によって、今はわりと簡単に移籍できる状況になっています。

クラブにとっては、以前よりも選手を引きとめることが難しくなっています。

今の清水が資金で選手を引きとめることは厳しいでしょう。

ならば、やはり選手が残りたいと思えるクラブにならなくてはならないでしょう。


とはいえ、今の清水の立ち位置からすれば、今の形のように若い選手を積極的に獲得していく方法が一番の得策だと思います。

大きなスポンサーがついているクラブのように、海外や他のクラブで確かな実績のある選手や現役の代表選手を引き抜くことは、現実的ではありません。


今のクラブにできることは、可能な範囲で強化を進め、タイトルを獲得できる強いチームを作ること。

そして、今は非常に厳しいですが、新しいスポンサーを獲得すること。

そのためには、サポーターが少しでも多くスタジアムに足を運ぶことが必要でしょう。









辻尾真二、広島へ』(2012/7/17)


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NC準々決勝1st 名古屋戦@アウスタ 7/25(水)19:00 KICK OFF

関連:清水エスパルス、六平光成

at 22:19, macotobatten, 補強・育成

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