2011.11.30 Wednesday
J1優勝争いの行方(最終節)
JUGEMテーマ:Jリーグ
J1第34節 15:30 KICK OFF
仙台 vs 神戸 (ユアスタ)
山形 vs 広島 (NDスタ)
浦和 vs 柏 (埼玉)
大宮 vs 甲府 (NACK)
横浜FM vs 鹿島 (日産ス)
新潟 vs 名古屋 (東北電ス)
清水 vs G大阪 (アウスタ)
磐田 vs 川崎F (ヤマハ)
C大阪 vs 福岡 (金鳥スタ)
1位 柏 69 +21
2位 名古屋 68 +30
3位 G大阪 67 +25
最終節を残して、上位3チームに優勝の可能性が残った今季のJ1リーグ。
残留争いに事実上の決着が着いたために、最終節の注目は優勝争いに集まりそうです。
勝ち点は、1位の柏から3位のG大阪までそれぞれ1差。
得失点差は、2位の名古屋が最も有利で、1位の柏が最も不利な状況。
最終戦の会場は3チームともに敵地。
サッカーの神様が、意図的に仕組んだとしか思えないような、見事な三つ巴。
勝つことだけを考えればいい柏が最も有利な位置にいることは否定できないでしょう。
これまで積み重ねてきた22の勝利数に、わずか1を加えるだけで優勝が確定します。
今季のサッカーがしっかりできれば、いくら埼玉スタジアムでの浦和戦とはいえ、優勝は手の内でしょう。
ただ、"プレッシャーはない"と言われてきた柏も、清水戦、C大阪戦で、ともに先制点を許しています。
首位を守り抜いているとはいえ、微妙な歯車のズレがないとは言い切れません。
独特の雰囲気をもつ埼玉スタジアムで、果たして最高のパフォーマンスができるかどうか。
浦和にしてみれば、目の前で柏が胴上げする姿を見るわけにはいかないでしょう。
柏にしてみれば、赤いサポーターたちを前に、胴上げを見せつける絶好の機会でしょう。
第3者としては、もめ事だけは起こさないように…と願います。
サポーターも、選手も。
名古屋はここにきて5連勝。
清水戦で完敗してから、見事にチームを立て直しました。
得失点差を見れば名古屋が最も有利なわけで、対戦相手の順位も一番低いわけですが、どうやら名古屋はビッグスワンで勝ったことがないようで。
そのジンクスを知ってか知らずかわかりませんが、どちらにしても、新潟はホームで強さを発揮するチーム。
簡単に胴上げは許可してくれないでしょう。
G大阪の相手は清水。
FWの軸、ラフィーニャが出場停止の上、代役候補であった川西が負傷の模様。
チーム状態はあまりよくないようですが、何といっても西野監督のラストマッチ。
天皇杯の敗退が決まっているG大阪は、この試合が今季の最終戦となります。
退任が決まってから、これまであまり見せなかった感傷的な部分を見せている西野監督。
10年間の想いは選手たちも十分に感じ取っているはず。
柏と名古屋のどちらかでも勝利した時点で優勝の可能性はなくなるわけですが、優勝へのモチベーションはMAXでしょう。
清水にとっては非常にやりにくい相手となりましたが、当然胴上げ阻止しかありません。
最終的には、優勝争いにも残留争いにも絡まなかった清水。
それでも、柏以外の上位陣には無敗でここまできました。
G大阪の"足"を引っ張って、兵働さんに優勝をプレゼントしましょうか。
『J1残留争いの行方(最終節)』(2011/11/30)
『J1昇格争いの行方(最終節)』(2011/11/30)
『優勝争いの行方(残り3節)』(2011/11/7)
at 22:08, macotobatten, Jリーグ
comments(0), trackbacks(0), - -