JUGEMテーマ:清水エスパルス
ナビスコ杯よりも清水エスパルス。
ということで、昨日は三保へ行ってきました。
公式戦が絡んでいない土日の練習公開日は約2か月ぶりということで、相当な数のギャラリーがやってくると思っていましたが、クラブ側もそれを見越してか、ファンサゾーンはこのように様変わり。
先日はここで残念なトラブルがあったようで、そんなことも関係しているのでしょうか。
どちらにしても、こちらの形の方がスムーズかと思います。
永井さん、真希、海人。
今回も早々にピッチにやってきたのはこの3人。
もう三保の恒例となりました。
練習開始時刻である10時になっても円陣は組まれず、コーチ陣から指示があった後に各々でウォーミングアップを開始。
ゴトビ監督は10時3分に登場。
いつもは円陣を組んだ後に一斉にランニングをするのですが。
何だかいつもと違った雰囲気。
そして、もうひとつ、いつもと異なるのは…
人数が少ない。
樋口、亜人夢、木島、章斗、誠、岡根…。
いわゆる"若手"がいない。
そして、小野もフレディも。
10時11分。
"若手"不在のまま、円陣が組まれます。
10時13分。
フレディがピッチにやってきました。
遅れてきたのにはちゃんとした理由があるのでしょうけど、もはやプレーも行動も"特別"な存在です。
たくさんのギャラリーを意識してか、観覧席の真ん前でサッカーテニス。
アレックスとエディのオーストラリア組。
宏介と辻尾のJAPAN組。
キャラとフレディのUEFA組。
どのコートも大変盛り上がっておりました。
テクニックで言えば、写真の4人が抜けていたかなぁという印象です。
遠くの方では新が別メニュー調整。
10月9日に見たときにはランニングのみでしたが、今回はさまざまな動きを取り入れたフィジカルトレーニングに、ボールも少々。
天皇杯を勝ち進めば、新のプレーが今季中に見られるかもしれないと期待を抱きました。
10時30分。
小野がピッチに登場。
軽いランニングで調整。
前日の練習で足を痛めたようですが、大きな問題はなさそうです。
いつものようにフリーマンを立ててのボール回し。
ゴールはなく、ワンタッチで10回連続を目標にパス回しをしていました。
プレーを止めて指示を出す場面も。
10時45分。
気になっていた"若手"組が登場。
来季のトップ昇格が決まっている柏瀬くんほか、ユースの石毛くん、西村くん、加賀美くんも。
石栗コーチが一緒に出てきたので、おそらく室内でフィジカルトレーニングをやってきたのだと思われます。
うっかり写真を撮り忘れたのですが、グラウンドの向こうではやや広めにコートをとってのミニゲームが始まりました。
GKを含めての9対9+フリーマン2人。
主力組と思われる黄色ビブスは…
海人、岩下、エディ、辻尾、宏介、キャラ、元紀、俊幸、タカ
一方のサブ組は…
健平、平岡、枝村、大輔、真希、竹内、永井さん、アレックス、翔
枝村と真希がDFをやっていました。
フリーマンは…
フレディ、浩太
そんな光景を、黙々とフィジカルトレーニングをこなしながら見つめる"若手"たち。
トップ組と同じようにサッカーテニスもやりましたが、そこに笑顔やかけ声はなし。
その雰囲気は対照的でした。
「こんなとこにいつまでもいてたまるか」
そう感じなければプロではありません。
這い上がるべし。
体幹を鍛えながらトップ組の様子を見守る小野。
何十分も、じっと見守る小野。
グラウンドの横では、"若手"がボール回し。
"若手"の様子もじっと見守る小野。
指導者のオーラさえ感じさせます。
10年後、実際に監督となって三保に立つ彼の姿を勝手に想像してしまいました。
もしそうなれば、嬉しいことです。
トップ組が練習を終えると、ファンサゾーンはこの混み様。
サインに執着のないおいらは、人ごとのように遠くからその様子を見物。
ちなみに、トップ組はグラウンドを後にしてからも室内などで練習があったようで、ファンサに応じてくれたのはだいぶ後になってからだったようです。
トップ組と入れ替わるように、"若手"がミニゲーム。
オレンジ組
樋口、亜人夢、章斗、西村くん、加賀美くん
黄ビブス組
木島、誠、岡根、柏瀬くん、石毛くん
練習後、ゴトビ監督と何やら真剣に話し合う岡根。
"若手"の中でフィジカル中心の練習をやっていましたが、ぼーっと立っていたり、みんなから遅れて移動したりと、どこか遠慮気味に見えました。
具合の悪い箇所でもあるのか、それともメンタル的に落ちているのか、少し気になりました。
開幕当初は主力CBに割って入る勢いがありましたが、最近はベンチ外も多くなりました。
時期も時期なので、ちょっと気になる光景でした。
ユース組のみなさん。
石毛くんがトップ昇格するのは時間の問題でしょう。
たびたびトップの練習に呼ばれている西村くんや、SBS杯で柏瀬くんや犬飼くん、石毛くんとともに静岡ユースとして活躍した加賀美くんもまた、来季以降の昇格候補。
今後が楽しみです。
選手たちが練習を終えた後、ストレッチをするディドコーチの姿が…。
パス練習をする木山コーチとゴトビ監督の姿も…。
何と、コーチ陣によるミニゲームが始まりました。
ランチやら何かを賭けていたようです。
誰かが「車を賭けるか」みたいなことを言ってましたが…まさかね。
一番の注目は、何といっても"世界の訳者、遠藤さん"です。
CB出身のようですが、他のコーチ陣とはさすがにキャリアが違うので、かなりキツそうでした。
それでも体を張ったディフェンスで何度もピンチを防いでいました。
「ヤバいっす」と言いながらも、ナイスディフェンス。
試合終盤には、ゴールも決めました。
ゴトビ監督は1ゴール2アシスト。
足裏を使ったプレーは華麗でした。
最後まで残っていた選手たちもコーチ陣のプレーが気になる様子。
「運動量が落ちて、だいぶスペースが空いてきたなあ」
「パスばっかでシュートの意識が足りないんじゃね?」
などと言っていたかどうかは知りません。
遠藤さん、お疲れ様でした。
さすがにプレー中はゴトビ監督の言葉を訳す余裕はなかったようです。
…というか、コーチ陣は皆英語でやりとりしていました。
選手のみならず、コーチ陣もまた、非常にいい雰囲気の中で過ごしているということを確認することができました。
最近の試合において、選手たちがとても楽しそうにプレーしているのは、単に結果が出てきたという理由だけではないように感じました。
全てを見届けて三保を後にしたのは、13時。
心地よい秋晴れのもと、3時間たっぷりと三保を満喫することができました。
次戦は…
J1第31節 福岡戦@レベスタ 11/3(木)17:00 KICK OFF
関連:清水エスパルス、三保グラウンド