2011.09.30 Friday
J1第28節 名古屋戦@アウスタ 展望 【J特】
JUGEMテーマ:清水エスパルス
ナビスコ敗退のショックが癒えたわけではありませんが、次の戦いが迫っています。
本来なら、準々決勝の前哨戦となるはずだったのは、2日の名古屋戦@アウスタ。
名古屋の方は、優勝争いに生き残るべく、中位の清水からはきっちり勝ち点3を奪いに来るでしょう。
清水としては、一つでも上位を目指すという曖昧な目標を、賞金圏、ゆくゆくはACL圏という目標に変えるべく、名古屋を相手に07年以来の名古屋戦勝利を達成したいところです。
『藤本、古巣相手に暴れる』(中日スポーツ)
今や、名古屋といえばやはりこの男。
清水では経験のなかったボランチというポジションを任されながらも、最近はそのスキルを発揮し、先日発表された日本代表では、1月以来の復帰を果たしました。
先日の神戸戦で決めたループ気味のロングシュートは見事の一言。
ちょうど一年前、清水の10番を背負っていた彼が放っていた輝きと同じか、それ以上のものを見せつけられました。
あんなプレーを、アウスタで再現させるわけにはいきません。
ナビスコ杯の敗退が決まった今、彼を自由にプレーさせず、そして難敵名古屋に勝利することこそ、再びチームを勢いづかせる大きなきっかけとなるはず。
逆の言い方をすれば、ここで名古屋に負けるようでは、その後の戦いへ嫌な空気を引きずることになってしまう不安があります。
相手を圧倒しなくとも、たとえ押し込まれようとも、ホームでは戦う姿をしっかりと見せてほしいと思います。
清水のチーム状態に目を向けると、ナビスコのなかった名古屋に比べてコンディション面での不安は拭えません。
多少のターンオーバーはあったにせよ、結局は辻尾も引っ張り出されてしまいましたし、長距離移動もあったので、やはり厳しいでしょう。
枝村の新潟戦欠場はケガが原因だったようで、こちらも気になります。
タカももう少しかかるようです。
ともに45分間の出場となった小野とフレディをどのように使ってくるのかが気になります。
この二人の同時起用はまだありません。
同時起用を見てみたい思いは強いのですが、運動量、守備面など、不安がないわけではありません。
果たしてゴトビ監督はどのように戦うでしょうか。
そして、もう一つの気になる点は、ボランチの組み方。
以前にも触れたのですが、今季の清水は、ここのポジションをどうするかで戦い方を調整しています。
ワンボランチか、ダブルボランチか…。
そして誰が務めるのか…。
新潟戦の内容を受け、ゴトビ監督がどう出るのか、注目したいと思います。
ちなみに、今季のホームゲームにおいて守備的な選手でダブルボランチを組んだのは、0-0に終わった鹿島戦のみ。
このときは、大輔と平岡がボランチのポジションに並びました。
明日はいかに…。
シュート数が少ないのが顕著な今季の清水。
そんな中で最もシュートを放ったのは、実は5月7日の名古屋戦@瑞穂。
このときは20本ものシュートを放ち、1-1のドローでした。
この試合で初先発を果たした俊幸は、王者名古屋を相手にシュートを打ちまくりました。
8月のC大阪戦で、待望のJ1リーグ戦初ゴールを決めて以来、再びゴールから遠ざかっています。
川崎戦のドリブルはキレがありました。
俊幸のゴールに期待したいと思います。
『J1第10節 名古屋戦@瑞穂 参戦後記 【J特】』(2011/5/8)
『"未発表"分、3本+新加入 出ました』(2011/1/12)
『清水の10番は日本一の10番』(2010/10/25)
at 23:24, macotobatten, 試合 展望
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