三保の風景(3/31)
15時からの練習に行ってきました。
いつもの例にもれず、練習開始には15分ほど遅刻しました。
練習場に到着すると、トップ組がフルコートよりやや狭いコートで戦術練習をしていました。
GKはなし。
DFラインは宏介、岩下、平岡、辻尾。
ボランチは枝村。
攻撃的MFに翔、俊幸、真希、元紀。
1トップはタカ。
途中から枝村と真希のダブルボランチに変わりました。
スキンシップを交えながら、熱血的に指導するゴトビ監督。
特にボランチの二人に対しては細かな指示を出していました。
29日にチャリティーマッチを戦った小野は別メニューで調整。
特にケガをしている様子はありませんでした。
こちらは結構ゆっくりランニングをし、早めに上がった別メニュー組。
アレックス、誠、エディー。
肉離れと診断された誠でしたが、順調に回復しているように見えました。
三保の練習場に響き渡る、ゴトビ監督と通訳の遠藤さんの声。
トップ組の練習相手は"壁くん"。
いつものようにビブスを着ています。
DFラインから攻撃を組み立てながら攻め上がり、フィニッシュしたらすぐに戻って今度は守備、という練習。
ただし、守備の際にはボールはなし。
相手も"壁くん"なので実際には動きません。
ゴトビ監督が言葉で相手の攻撃の形を説明し、それに合わせて選手たちが"オーガナイズ"する、という感じに見えました。
見ている素人には、さっぱりわからない動きでしたが、選手たちにはイメージできているのでしょうか。
攻撃がフィニッシュすると、ゴトビ監督の「戻れ!!」の指示。
何度繰り返されたことか。
結構キツそうでした。
コートの隅では小野が石栗コーチとリフティング交換。
一見、簡単そうに見えますが、実はそうではなく…
ボール二つを使ったリフティング交換や…
石栗コーチが「右」と言ったら左で返し、「左」と言ったら右で返し、「チェンジ」と言ったら左右2タッチで返し…とか、
石栗コーチが「頭」と言ったら足で返し、「足」と言ったら頭で返し…と、集中力や判断力を鍛える要素を取り入れていました。
結構難しそうでした。
さすがの小野も、苦戦していました。
キーパー練習をしていた櫛引と武田が途中で呼ばれ、ロングボール要員に。
精度を鍛えるためにはこの二人にとっても大事な練習ですが、二人がそこまで意識できていたかはわかりません。
監督やコーチの指示におろおろしながらロングボールを蹴っているように映りましたが、まあ仕方がないかな。
集合がかかり、今度は全員での紅白戦。
とは言っても、別メニューが多いために10対7。
トップ組は先ほどと同じでした。
サテ組はというと、
DFラインに章斗、新、岡根、木島、
ボランチに竹内、練習生(?)
FWは樋口。
キーパーの3人(武田、櫛引、健平)はローテーションしながら1人がゴールマウスへ、2人がトップ組の両サイド最後方へ。
やっぱり、メンバーが一同に集まると迫力が出ます。
宏介は相変わらずいい突破を見せていました。
木島が慣れないDFながら必死に宏介に対応していましたが、かわされる場面が目立ちました。
右サイドは辻尾が頑張っていました。
元紀とのワンツーから何度かチャンスを作っていました。
サイドに陣取るコーチ陣からは、しきりに樋口に対する指示が飛びました。
サテ組は目指すゴールマウスがないので、主に守備時の動き方の確認でした。
樋口には、前線での守備の仕方を叩きこんでいるように見えました。
期待の表れでしょうか。
昼寝をする小野。
というのは嘘で、リラックスしているだけでした。
再び集合がかかり…
しばらくゴトビ講座が開かれた後…
半分ほどに人数を絞って同様の練習。
残りのメンバーはシュート練習。
集められたメンバーは、ゴトビ監督が気になった部分ということでしょうか。
ここでも樋口に対して熱血指導をするゴトビ監督。
よく見ると練習着を引っ張っております。
岩下、平岡、枝村の関係にも、いろいろと指示を出していました。
ここでは真希がサテ組のボランチに。
岩下は終始CBだったので、ボランチコンバート案は凍結ということでしょうか。
ボランチ争いは枝村と真希に絞られた感じです。
別メニュー組以外、みんな揃ってのクールダウン。
先頭は平岡、タカ、岩下、石栗コーチ。
チームを引っ張る姿勢の表れでしょうか。
今日も円陣。
時間を計測したところ、2分10秒でした。
今日も一番ゲット、枝村。
練習後の和やかなひととき。
「30分走る」と言っていた岡根とその仲間たち。
本当に30分走ったかどうかは見届けられませんでした。
『「ガッカリした」清水・ゴトビ監督 練習法を軌道修正』(スポニチ)
戦術練習をたっぷりとこなした今日の三保。
2日には京都と、9日には磐田と、16日には湘南との強化試合が組まれており(どうやら13日にはオランダへ行くというウワサも…)、それに向けて戦術理解を深めているところだと思います。
ただ、練習中に聞こえる指示内容を聞くと、まだまだ監督のイメージと選手の動き方にはズレがあるようです。
攻守の切り替えの部分、上がる・留まるの部分など、まだまだ時間がかかるのかなという印象でした。
あとは、小野もエディもいないピッチで声を出しているのがゴトビ監督とコーチ陣だけだったのも少々気になりました。
言われるがままに動こうとする選手たち…。
だから何となく、受け身に見えてしまいました。
まだまだ戦術を吸収する時期なのかもしれませんが、選手同士で話し合ったり、選手が監督に質問したり、意見を求めたりする場面が見られませんでした。
そういう場面が増えていかないと、戦術の浸透はさらに時間がかかってしまうような気がしました。
ゴトビ監督のサッカーをやるのはその通りなのですが、"それを自分たちのサッカーにする"という意識ももってほしいなあと感じました。
だからこそ、練習後のこの光景がとても気になりました。
石栗コーチと話し込む武田。
その奥でゴトビ監督と話し込む岩下。
こちらの方が真剣な感じ。
一体何を話しているのか…気になりました。
ケンカ売ってるわけではないはず(笑)
23日までに、やれることはとことんやって、チームとしての深みを生み出してほしいです。
頼むよ、岩下。
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at 21:29, macotobatten, 三保の風景
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