2010.11.30 Tuesday
今、感じるシアワセ
JUGEMテーマ:清水エスパルス
あちらこちらのクラブで退団やら続投やら就任やらの記事が増えてきました。
特に監督さんについては、多くのクラブが最終節を待たずに来季に向けた方針を明らかにしている模様です。
清水よりも上位で今季を終えることが確定した名古屋、鹿島、G大阪、C大阪の4チームは、いずれも監督さんの来季続投が固まったようです。
やはり、結果がものをいう、ということですね。
健太監督の退団が10月半ばには固まっていた清水も、ついこの間までは2位の可能性があったわけですが、まるでこうなることを神様が決めていたかのように、いつもの「定位置」に落ち着いてしまいました。
中位チームに目を向けてみると、横浜FMや磐田のように続投となるチームもあれば、浦和のように退団となるチームもあります。
おそらく4、5チームは来季から新監督を迎えることになるのかなあと漠然と予測しているところです。
それぞれのチームが最終節において、去ってゆく指揮官をどんな風に送り出すのか、よそ様のことといえども気になるところであります。
拍手で送り出すところもあれば、そうでないところもあるのでしょうかね。
最終節を残して、世間が注目するところはF東京or神戸のJ1残留争いとケネディor前田orエジミウソンの得点王争いくらいでしょうか。
昨季までに比べたら異例のスピードで優勝、昇格、降格が決まってしまった今季。
ここ数年、逆転優勝があったり、奇跡の残留劇があったり、熾烈な昇格争いがあったりと、最終節には何かと話題があふれていただけに、今季の最終節は何かものたりない気がしてなりません。
それもこれも、神戸戦で清水が負けたことが何よりも大きいのですが…。
清水にとっての最終節は、残念ながら健太監督以下退団する選手たちにとって、清水での最後のリーグ戦としてのセレモニーマッチとなります。
選手やサポたちのモチベーションは、ALCでも順位でもなく、彼らをオトコにすること、つまりはオールメンバーでの勝ちロコを目指すことによってのみ高められることになりました。
昨季は、チームがどん底のまま最終節を迎え、そして冷たい雨の中のスコアレスドローという結果でリーグ戦に幕を閉じました。
健太監督以下チームに対するサポたちのいら立ちも、相当なものであったと記憶しています。
連敗を5で止めたとはいえ、9月27日の神戸戦以来一度も勝ち点3を取れなかったことで、試合終了後はかなり澱んだ空気がアウスタに流れていました。
そんな中の健太監督のあいさつ。
「みなさん、本当にすみませぇん。」
この一言に、一同失笑…というか何というか、なぜだか重苦しい雰囲気から救われたような不思議な気持ちになったものです。
これまで何度、「健太、やめろ」という声を耳にしたことか。
おいらも、その言葉を口にしたことはありませんでしたが、限界かなと思ったことはこれまで多々。
でも、こうやって今季の最終節を迎えて、セレモニーができることに、今となっては喜びでいっぱいです。
もしシーズン半ばでの更迭というような事態になっていれば、別れのあいさつさえ聞けなかったわけで、健太監督をオトコにするチャンスも失われてしまうことを意味します。
決して圧倒的に強いチームではなかったし、短期的には波の大きいチームでした。
でも、弱いチームでもなかったし、長期的に見れば、見事な安定感であったといえます。
健太政権の危機もありましたけど、それを乗り越えてきたからこそ、こうやって最終節を迎えられるわけです。
天皇杯があるので、本当の最終戦とはならないわけですが、4日のG大阪戦では堂々と健太コールができるだろうと思っています。
他会場を一切気にせず、目の前のG大阪を倒すことにのみ全力を注ぎ、そして倒し、清々しい雰囲気のアウスタの中で、健太監督がどんなあいさつをするのかを楽しみにしたいと思います。
今は、そう考えることができることに幸せを感じているのです。
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at 20:38, macotobatten, クラブについて
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