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成功事例と失敗事例 〜 PSM 新潟戦@アウスタ 参戦後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

清水エスパルス 1-4 アルビレックス新潟(前半0-2)

【得点】
04分 オウンゴール(新潟)
44分 大井 健太郎(新潟)
72分 ブルーノ ロペス(新潟)
83分 岡本 英也(新潟)
85分 犬飼 智也(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 林 彰洋
DF 吉田 豊
   (→46分 MF 藤田 息吹)
DF 平岡 康裕
DF ヨンアピン
DF イ キジェ
   (→77分 DF 犬飼 智也)
MF 村松 大輔
   (→46分 MF 河井 陽介)
MF 杉山 浩太
MF イ ミンス
   (→65分 MF 八反田 康平)
FW 伊藤 翔
   (→46分 FW 瀬沼 優司)
FW バレー
FW 高木 俊幸
   (→74分 MF 白崎 凌兵)

【警告】
62分 レオ シルバ(新潟)警告1
68分 ブルーノ ロペス(新潟)警告1

【主審】
松尾 一

==========


内容、結果、そして多くの選手を試すこと。

ゴトビ監督が試合前に掲げていた、この試合での3つのポイント。

TMも合わせれば、ベンチ入りした全ての選手を起用することはできたわけですが、それでも、その3つのポイントがぼやけたままに試合に入った結果が、1-4という数字を生み出したように思います。


この試合について、悲観的に捉えるつもりはありません。

今日の試合は酷いものでしたが、だからといって、これまで積み上げてきたものを全否定するつもりもありません。


「プレシーズンでよかった」と口にする多くのサポーターの心の中には、きっとこの試合で見えたものがあったはずだという思いがあると思います。

物事を成功に導くためには、己を知ることが必要です。

そのためには、自らの成功事例と失敗事例を自身の糧にしなければなりません。

これまでの実戦練習の成果を成功事例とするならば、今日の試合はこれ以上ない失敗事例。

どちらもほぼ同じメンバーで戦った試合。

うまくいった時、うまくいかなかった時があるのは、サッカーでは当然のこと。

それは相手にもよるところがあるし、自分たちのコンディションによるところもあります。

大事なことは、うまくいかなかった今日の試合から、うまくいくための要件を見つけていくことだと思います。


ゴトビ監督も言っているように、今日は新潟のプレスに随分と悩まされました。

前回の磐田との試合で清水が見せたように、高い位置からプレッシャーをかけ、苦し紛れに出したボールを中盤で拾う、そんなサッカーを新潟にやられました。

磐田戦ではほとんど見られなかったバックパスですが、今日の試合では、昨季のように頻繁に後ろのボールを戻すシーンがありました。

ボールの出しどころを作ることができず、窮屈感を感じながらプレーしているように見えました。


中盤では、課題であった3ボランチの動きの連係が全くとれず、完全に新潟に支配されていました。

ボールを奪いに飛び出すものの、あっさりかわされ、逆にそのスペースを突かれました。

中盤でのパス回しは、明らかに新潟に優があり、清水の方はボールを追いかけるばかり。

ただでさえスタミナの消費が激しいシステムにおいて、悪い意味での無駄な運動量が多かったように思います。


攻撃の形をいかに構築するのか。

鹿児島キャンプからのメインテーマであったはずですが、残念ながらその成果は形として見ることができませんでした。

これまでと同様のシステムで挑んだ前半は、翔が2回ほど決定的な場面を作りましたが、それ以外はほとんどなし。

翔については、今日のチーム全体の出来を考えれば、2度のチャンスに顔を出したことを評価するべきかと思います。

周囲との連係についても、スムーズだったと思います。

しかし、いかんせん、今日はチームの出来が悪すぎました。

バレーは、随所でそのパワーは見せましたが、本来なら突破できそうなところでボールを失うなど、残念なところも見られました。

彼をフォローする動きも周りに見られず、昨季のCFのように、孤立する場面が目立ちました。


これまで無失点を続けてきた主力組。

しかし、開始早々のオウンゴールをきっかけに、その強固な守備は崩れていきました。

いつものようにラインは高く設定していましたが、新潟の巧みなボール回しに翻弄される場面が幾度もありました。

ボールへの対応の全てがワンテンポ遅れていたように感じられました。


後半は瀬沼、息吹、河井を投入し、システムを4-4-2に変更。

俊幸をトップ下にし、浩太を1ボランチしするダイヤ型を形成しましたが、おそらくこれまでほとんど試していない形。

試合の流れは一向に変わらず、そのシステムが機能する場面は、ほとんど見ることができませんでした。


皮肉にも、試合の流れが変わったのは、キジェが負傷退場し、キャラが左SBに入ってから。

攻撃に顔を出すようになったキャラと八反田がリズムよくパスを回し、幾度も効果的な形を作るようになりました。

一矢報いた犬飼のゴールも、八反田のクロスからでした。


全体的に動きが鈍かった今日の清水。

球際でも競り負けるシーンが目立ちました。

相手もキャンプ中だということで、言い訳にしかならないですが、やはり疲労が重なっていたのだろうと思われます。

そして、これまでの手応えが悪い方向に表れてしまった部分もあるでしょう。


もう一度、気を引き締めるには、実に良いタイミングだと思います。

少しでもサボれば、こういう結果が待っているということを、今さらながら確認することができたということを、今日の収穫とするべきでしょう。

本来ならば、それは昨季までで散々学ぶべきことではあるので、アウスタとしてのラストマッチがこういったものになってしまったことは実に残念です。

でも、今はこの失敗事例から選手たちが成長することを願うしかありません。

CIMG7816.JPG


久しぶりの参戦で、頬が日焼けし、ヒリヒリと痛みを感じます。

しかし、チーム始動の前から、地道に準備を重ねてきた選手たちのことを思えば、この一戦もその一過程でしかないのだと考えることができます。

長いシーズンの始まりが近づいていますが、その中で、きっとこれまでの積み重ねが実になり花になるはずだと、信じたいと思います。

深い根拠はありません。

ただ、試合後の浩太のコメントを読むと、やはりそう思いたくなるのです。


自分たちの現在位置をしっかりと受け止め、その上で、シーズン終了時に頂点に立つために戦っていきます。

開幕は、6日後。

不安よりも、期待をもって迎えたいものです。

無理矢理にでも。






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at 23:53, macotobatten, 試合 参戦後記

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