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意地の1点は次につながるか 〜 J1第7節 G大阪戦@万博 後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

残念ながら、終始体が重く見えたのは、実質の中1日だったG大阪ではなく清水の方でした。

中盤のコマが足りなかったとはいえ、

ここ最近キレの良さを見せていたタカを使いたかったとはいえ、

タカの中盤起用は機能せず、

逆にボールの落ち着きどころが生まれない中、遠藤と明神に中盤を支配され、なかなか前にボールを運ぶことができませんでした。

あんなプレビューを書かなければよかったなんて思いもしましたが、

やはり開始30分間に効率よく2得点を挙げたG大阪が勝利を収めることになりました。

予想どおり、積極的にプレスをかけにきたG大阪に対して、清水は中盤以降でなかなかボールをキープできず、

ポゼッション率では上回るものの、シュートが撃てないという、いわゆる"いつもの前半"でした。

ただ違うのは、2失点を喫してしまったということ。

そこはさすがG大阪といったところでしょうか。

そして、明神の復帰により、カウンターのパスの危険度はぐっと高まり、そのたびに清水はバランスを崩していったように感じました。


後半に入り、タカと元紀の2人を下げて、小野と石毛を投入するという、積極的な選手交代を試みましたが、

リズムを作るところまではいくものの、結局はそれが結果につながることはありませんでした。

小野の存在感はさすがでしたが、ジミーには効果的なパスが入らず、決定的な仕事はできませんでした。

リーグ戦デビューとなった石毛のほうは、キジェのクロスに飛び込んだ場面は惜しかったですが、それ以外は見せ場なく、最後はSBに下げられてしまいました。

小野と石毛のコンビが予想もしない形で実現したわけですが、やはりそう簡単にはいきませんでした。


公式戦5連勝という結果に慢心はなかったと思いますが、今日の清水は選手個々のコンディションが悪すぎました。

特に河井は、磐田戦で見せてくれた適応力はほとんど見られず、多くの場面でミスを伴ってしまいました。

前の元紀の運動量も少なかったのですが、右サイドからはほとんど攻撃のチャンスを作ることができませんでした。

守備においても、2点目のPKを取られた場面を含めて、危ない場面を何度も作られてしまいました。


大輔も、明神への対応に苦しみ、抜かれる場面が目立ちました。

2失点し、バランスを失った中で、いつもの落ち着いた守備が見られませんでした。

いつもは大輔をフォローしてくれるCBの2人のクリアも中途半端なものが多く、セカンドボールを拾われることも多くありました。


勝てば2位となるはずだったこの試合でしたが、まだまだそれが許される力はないということを見せられた試合になりました。

F東京、鹿島、仙台と、この後はリーグ前半戦の山場を迎えます。

明日からの修正が大切です。


結果は負けましたが、チームの目指すところは少しもブレていません。

真っ直ぐに続けること。

昨季のようにズルズルいかないこと。

掴み掛けた手応えを、決して逃がしてはなりません。

「またか」とか「やっぱり」とかいう言葉は、封印します。

トライし続けて終了間際に掴んだあの1点を、次の試合につなげなければなりません。






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次戦は…

J1第8節 F東京戦@味スタ 4/28(土)13:00 KICK OFF

関連:清水エスパルス、ガンバ大阪、万博記念競技場

at 21:27, macotobatten, 試合 後記

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