2012.04.04 Wednesday
若きサクラたちの開花 〜 NC第2節 新潟戦@アウスタ 後記
JUGEMテーマ:清水エスパルス
2012シーズンはとっくに始まっているわけですが、世の中的には新年度が始まったばかり。
今日のナビスコ杯新潟戦も、新年度になって最初の試合でした。
そんな試合にふさわしく、数名の"新入社員"が見事なデビューを飾った今日の試合でした。
ベストメンバー規定の対象外ということで、今日は思いきった先発メンバーを組んできたゴトビ監督。
でも、実は今日のスタメン11人のうち、今季既に試合出場を果たしている選手は6人おり、仮にベストメンバー規定が適用されたとしても問題のないメンバーでした。
誠、章斗、柏瀬などの選手が見られなかったのは残念でしたが、試合から遠ざかっていた海人や平岡、枝村はもちろんのことですが、キャラや大悟などのベテランを組み合わせながらの絶妙なチームバランスが今日の試合内容と結果を生んだのだと思います。
新潟の出来がよくなかったというのはあるかもしれませんが、ゴトビ監督のメンバー選考がピタリとハマった試合だったと思います。
ツイッターによれば、特に中盤の大悟と枝村の評価が高いことが見受けられます。
法政大との練習試合では、この2人が面白いようにパスをつないでゲームを作っていました。
周りのメンバーを見ても、今日はあの試合の再現ということになったと思います。
DF陣については、完封で守り抜いたことが何よりの収穫でしょう。
悔しい思いをしてきた海人にとっては、これ以上ない結果だと思います。
ゲームキャプテンとしての存在感も見せることができ、チームに必要な選手であることをアピールできたでしょう。
ケガから復帰したばかりの平岡は、90分間戦えるコンディションであることを証明しました。
また、キャラとのコンビネーションを深めることができたことも大きな価値があるでしょう。
岩下がいない試合がこの先必ずあるでしょうから…。
大輔の起用が予想されていたボランチには姜が入りました。
PSM新潟戦でも出場していた姜ですが、公式戦は今日が初出場。
大輔にもよい刺激となったでしょう。
この試合の注目は、やはり石毛と白崎でしょう。
2人の得点を見ることはできませんでしたが、アウスタでの先発出場という経験は、きっとこの先に生きるはずです。
特に石毛については、まだまだやれる選手であることを大悟がコメントしています。
将来が非常に楽しみです。
これで、公式戦は2戦連続で1-0での勝利となりました。
1点差とはいえ、2連勝であり、連続完封でもあります。
しかも、その試合を延べ22人もの選手が"体感"したことになります。
タカも加えれば、公式戦5試合を戦って、既に23人の選手がピッチに立ったわけです。
"誰が出ても「エスパルスのサッカーは観ていて美しい」というスタイル"
ゴトビ監督の目指す姿に、一歩一歩近づいていることを実感できる試合でした。
若きサクラたちの開花に、将来のエスパルスが楽しみになりました。
中2日ですぐにリーグ戦神戸戦が待っています。
今日の試合は間違いなく"トップ組"によい刺激を与えたでしょう。
札幌戦+新潟戦=???
どんな化学反応を起こしてくれるのか、今からワクワクが止まりません。
…なんて書きましたが、今日はアウスタに行くこともできず、試合録画もまだ見れていません。
あちこちのサイトとツイッターだけを頼りに書きましたので、語尾に"だったらしい"が付いていると思っていただきたいと思います。
新年度になり、労働時間が1.5倍くらいに増えることになり、今日のように全く試合を見ることができない日が多くなりそうです。
それでも"えすぱるす愛"は変わりませんので、これからもよろしくお願いします。
『ベストメンバー?』(2012/4/3)
at 23:41, macotobatten, 試合 後記
comments(2), trackbacks(0), - -