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信頼を勝ち取れ、竹内涼

JUGEMテーマ:清水エスパルス

彼を初めて生で見たのは、09年シーズンのサポーターズサンクスデーでした。

当時まだ高校3年生だった彼は、大勢のサポーターが列を作る飲食ブースに店員として入り、緊張した様子でプロ選手として初めてサポーターの前に顔を見せました。

あれから2年半。

彼にとっては、きっと随分と長い道のりだったでしょう。


20歳竹内が初得点/天皇杯』(nikkansports.com)


今季、何度ベンチに入ろうとも、試合中にゴトビ監督に呼ばれることは一度もありませんでした。

サテ生活が丸2年間あった分、今季は届きそうで届かないデビューの機会が待ち遠しかったに違いありません。

やっと掴んだデビューの機会。

それは、勝利が決定的な中でのクローザ―としてでも、味方選手の負傷による緊急出場でもなく、堂々の先発出場でした。


試合を見ていないので、限られた情報を元に書くしかないのですが、情報によれば、試合序盤は緊張が見られ、ミスも多かったのだとか。

それでも、徐々に試合の中に入ることができたようで、VTRで見ましたが、クロスバーを叩いたミドルシュートはなかなかのものでした。

そして、前半44分には先制点を決めました。

さらには2分後の追加点も演出。

しまいには、小野からキャプテンマークを渡されたのだとか。

デビュー戦でここまで結果を残せた選手は、ここ最近の清水では記憶がありません。


何より注目すべきは、試合の中で自分のペースを掴んでいったことでしょう。

プレッシャーを感じながらも、自身の力でプレーをコントロールすることができたということだと思います。

2年間の積み重ねが、あるいは、ずっとベンチで我慢してきた想いが、彼に力を与えたのかもしれません。


スタメンの座を手に入れるには、まだまだ足りないものがたくさんあるかもしれませんが、今回の試合で一つの大きな壁を越えたことは確かでしょう。

90分間フル出場し、2得点に絡むほかにも、幾度もチャンスを演出したことは、ゴトビ監督もしっかり評価してくれるはず。

ピッチに立つ機会も増えていくでしょう。


ただ、まだゴトビ監督の信頼を勝ち得たとは言えないでしょう。

ここからが本当の戦い。

リーグ戦での活躍を楽しみにしています。

「ファンタジスタになり得る」と健太さんに言わせた、そのプレーを見せてほしいです。


三保の風景(10/9)』(2011/10/9)



P.S.

6月以来の更新となった彼のブログ。


天皇杯初戦』(竹内涼公式ブログ)

彼の人間性が伝わってきます。

真面目にまっすぐに生きてきたはず。


だから、宏介に促されればすぐにブログを書きます(笑)

天皇杯初戦』(太田宏介公式ブログ)

タイトルもそのままに。


これまでの地道な積み重ねが、きっと花開くに違いありません。


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