スタメン情報の漏洩
JUGEMテーマ:日本代表
最後の10分間には賛否両論あるようですが、日本代表の決勝トーナメント進出はめでたいものです。
ああするしかなかったということに対してはモヤモヤする部分はありますが、グループリーグ突破の可能性が最も高い選択肢はあの判断だったと思います。
ポーランドに勝つ力はなかったけれども、3戦トータルでみれば、自力でグループ2位を勝ち取ったことに変わりはありません。
ベルギーは、これまで対戦した相手よりも一層個の力が高いチームですが、世界から向けられている「批判」を払拭するような戦いを見せてほしいと思います。
さて、それとは別に、報道を巡る事案が注目を集めています。
まずは、ポーランド戦翌日に投稿された本田のツイート。
続いては、今朝報道された長友のインタビュー。
『スタメン情報漏洩について。長友佑都が涙目で異例の嘆願』(サッカーダイジェストWeb 2018/06/30)
きっかけとなったのは、ポーランド戦を控えた朝(日本時間)に出されたスポーツ紙4社の記事。
『西野日本、決勝Tへ先発6人代え!武藤岡崎2トップ』(日刊スポーツ 2018/06/28)
『岡崎、武藤と2トップも!西野監督が6人入れ替えテスト 28日ポーランド戦/W杯』(サンスポ 2018/06/28)
『西野監督、ポーランド戦へ“秘策”大迫&乾を温存も』(スポーツ報知 2018/06/28)
『西野監督“超勝負手”!先発6人入れ替えも 酒井高を右MFで初起用』(スポニチ 2018/06/28)
「予想スタメン」なんて言葉を使ってはいますが、4紙が揃って同じ予想スタメン(文章表現含む)を掲載し、しかもそれが大胆に6人も入れ替えるものであり、そして実際にポーランド戦のスタメンがその通りになるなど、普通では考えられません。
もはや予想とは言えません。
スポーツ報知の記事によれば、前日の西野監督の会見では先発について具体は語られなかったものの、「日本協会関係者」によって6人入れ替えが明らかになった模様です。
サンスポの記事では、非公開だった紅白戦で6人入れ替えが敢行され、その情報は「関係者」によるものだとしています。
監督によっては、そういった情報を気にしない監督もいます。
Jリーグでも、試合前日の練習を非公開にしていないところもあるようです。
しかし、W杯は話が違います。
半年前の組み合わせ抽選会が終わった瞬間から、熾烈な情報戦が始まっていたと言っても過言ではないでしょう。
西野監督も、前日会見で言葉を濁していることから、6人入れ替えの報道は本意ではなかっただろうと思われます。
ましてや、実際にプレーした選手たちがメディアに対して訴えるのは異例なことであり、由々しきことだと思います。
スポーツ紙各社が日本代表の勝利と自社の数字のどちらを優先するかといえば、後者でしょう。
いくら日本代表を応援すると言っても、商売です。
とはいえ、悪気もなく報道する姿や、まるで他人事のように長友のインタビューを報道するサンスポの記事(しかも他社記事の転載)を見ると残念な気持ちになります。
『長友、試合前日のスタメン記事にショック「すごく残念でした」/W杯』(サンスポ 2018/06/30)
そもそも、非公開の練習内容が漏れていることが問題です。
「あまりにも大胆な戦術変更には、相手との情報戦の駆け引きもありそうだ」と濁している記事もありましたが、逆に白々しさを感じてしまいます。
大手4社が揃って同じ予想スタメンを掲載。
かく乱を狙った情報戦とは程遠いものです。
記事にある「日本協会関係者」とは誰なのか。
現地にいて、日本代表の非公開練習を見ていた誰かであることは明らかですが、それ以上はわかりません。
まさか、会長自らではないと信じたいですが…。
いずれにしても、ベルギー戦ではこのようなことがないといいなと思います。
スポーツ紙各社には、情報リーク合戦ではなく、自社の分析力を生かした「希望スタメン」なんかを掲載してほしいものですが、難しいでしょうね。
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