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中断期間の課題

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

リーグ戦4試合を終え、2勝2分の3位。

 

全18クラブのうち、無敗はわずか4チーム。

 

その中に入ることができているのは、上々と言っていいと思います。

 

 

それでも、おそらくすべての選手が課題を認識しながら仙台戦を終えただろうと思います。

 

「技術的なミスが目立つ試合だった」

 

「何人かの選手は、自分の持っている本来のプレーが発揮できなかったと感じた」

 

この2つはヨンソン監督のコメント。

 

戦術的な言及はあまりありませんでしたが、試合内容には納得がいっていないことが読み取れます。

 

「守備の部分でもどのラインの設定や前に行くタイミングのところも細かく突き詰めなければいけない」

 

というコメントは竹内。

 

まだまだ戦術的に判断が共有できていないと感じているようです。

 

その他の選手からも、内容的には勝ち点1を取れてラッキーだったというニュアンスのコメントが見られます。

 

 

3位というポジションに位置取りをしながらも、決して楽観できない雰囲気で中断期間に入ったことはよかったと思います。

 

中断期間が明ければ、ここからまた連戦が続きます。

 

連戦というには言葉がたりないかもしれません。

 

次の中断期間までには、なんと15試合を中2日ないし中3日で戦い続けることになります。

 

ここで歯車が狂えば、シーズンの最終着地点に大きな影響を与えます。

 

だからこそ、この12日間の中断期間は非常に重要です。

 

しっかりと課題を意識して、実りあるトレーニングをしてほしいものです。

 

 

専門的な視点で語ることはできませんが、素人なりにこの中断期間のポイントを考えてみたいと思います。

 

 

まずは、なんといってもけが人の復帰。

 

デュークの運動量は素晴らしいですが、やはり石毛の離脱は痛いものがありました。

 

左サイドで松原を生かすには、タメを作れる石毛の存在が重要です。

 

彼の復帰を待ちわびています。

 

リリースが出されるようなけがではないので、横浜FM戦に照準を合わせているはずです。

 

 

そして、白崎も。

 

筋肉系のけがが長引いており、未だに公式戦に絡むことができていません。

 

今のチーム状態を考えれば、復帰してもすぐにトップで出場とはならないかもしれません。

 

正直なところ、昨季が彼のよさが完全に消えてしまっていました。

 

持ち前の攻撃センスは影をひそめ、ゴール数もアシスト数も物足りませんでした。

 

だからこそ、ヨンソン監督のもとで再生する白崎を見たいと思っています。

 

こちらもそう遠くないうちに、試合に絡んでくれることを期待します。

 

 

けが人以外では、やはりテセのコンディションが気になります。

 

リーグ戦ではスタメンを外れるものの、終盤に投入され、相手の脅威となるべくアグレッシブなプレーを続けています。

 

カップ戦では2試合ともにスタメンフル出場。

 

ダービーでは貴重な決勝点を決めました。

 

これまでの公式戦6試合すべてに出場したのはテセのみ。

 

もともと本調子ではなかったテセですが、試合出場が続いていることで、さらにコンディションが悪化しているように感じます。

 

 

リーグ戦では無得点。

 

決して今の状況に満足はしていないでしょう。

 

2トップの組み合わせが開幕前から注目されていましたが、ヨンソン監督が選んだのは、クリスランと航也。

 

いずれも、裏に抜ける動きが得意な選手。

 

中央で構えるスタイルのテセが、今は生かされていません。

 

 

攻撃の幅が広がれば、今よりも守備の時間が減るでしょう。

 

仙台戦では、相手にボールを保持されすぎ、清水の選手が走らされる展開になりました。

 

後半のスタミナ切れが、失点シーンにも影響していたように思います。

 

今よりもテセが生かされるチームになった時、もう一段階上のステージに行けるような気がします。

 

もちろん、テセ自身の復活が欠かせません。

 

これまで苦しい時にチームを救ってくれた選手ですから、周囲の信頼は揺るぎません。

 

あとは、コンディションだけです。

 

 

最後は、守備を含めた戦術の浸透です。

 

先ほど書いたように、相手にボールを保持される試合が続いています。

 

ある程度相手に持たせてカウンター攻撃をするのがベースとなっていることは確かですが、それにしてももう少し保持したいところです。

 

パス成功率を見ても、相手を下回る試合が続いています。

 

これはパスの種類によっても変わる数字なので一概には言えませんが、ボール保持率と同様に、もう少し上げなければ、今後も苦しい試合が続くことになるでしょう。

 

 

守備は、ソッコとフレイレが対人守備において安定感を見せていて、昨季から大きく改善されています。

 

4試合で4失点は及第点です。

 

しかし、彼らがいつも揃っているとは限りません。

 

カップ戦に出場した角田と二見は、ダービーこそ無失点に抑えましたが、甲府戦では軽いプレーが散見されました。

 

15連戦を戦い抜くには、メンバーが入れ替わっても変わりない守備が求められます。

 

それは、他のポジションも同様です。

 

特に、けが人が重なっている両SBについては大きな心配をしています。

 

すべての選手において戦術の浸透を深め、チームとしての底上げが必要です。

 

 

今日から3日間のオフがあり、22日(木)から練習が再開されます。

 

25日(日)には練習試合が組まれていますが、今のところ対戦相手は未定となっています。

 

その後は、27日(火)にオフを挟み、31日(土)のホーム横浜FM戦に向けた調整に入ります。

 

直近の試合のことを考えずに、トレーニングに専念できる貴重な期間。

 

今の順位に奢れることはないと思います。

 

高い意識をもって、さらなるレベルアップを期待します。

 

 

新しい景色 〜 J1第4節 仙台戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2018/03/18)《1892pv》

 

敗戦に見る光 〜 YLC第2節 甲府戦@中銀スタ 後記』(エスパルスキー 2018/03/14)《1508pv》

 

立田悠悟 東京五輪への挑戦』(エスパルスキー 2018/03/14)《790pv》

 

 

【J1第4節終了】
 

3位 勝ち点8
2勝2分0敗 8得点 4失点 得失点差+4

 

10 川崎F(+6)、広島(+3)

 

08 清水(+4)、仙台(+2)

07 名古屋(+1)、鹿島(+1)

 

05 柏(+1)、神戸(0)、鳥栖(0)、湘南(0)

04 札幌(-2)、横浜FM(-2)、F東京(-2)、磐田(-2)

03 C大阪(-2)

02 長崎(-2)、浦和(-2)

01 G大阪(-4)

 

 

【累計ゴール数】

 

03 金子 翔太

02 クリスラン

01 河井 陽介

01 北川 航也

01 立田 悠悟

 

 

【けが人情報】※公式リリースのみ

 

鎌田 翔雅選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2017/12/09)

 右膝前十字靭帯損傷:全治までは7ヶ月を要する見込み

 

水谷 拓磨選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2018/02/02)

 左鎖骨骨折:全治までは2ヶ月を要する見込み

 

飯田 貴敬選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2018/02/26)

 左膝蓋骨不全骨折:全治までは8週間を要する見込み

 

伊藤 研太選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2018/03/15)

 左内転筋損傷:全治までは4週間を要する見込み



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