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何が「正解」だったのか

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

年間シート購入者対象の限定イベントも三保での応援感謝デーも終わりました。

 

自分はどちらも行けなかったのですが…。

 

これで今季の選手たちの「活動」も終了となり、いよいよ完全なオフシーズンに突入します。

 

すでに、監督解任を始めとして、契約満了のリリースや新加入の情報などが出されています。

 

寂しさと期待感が入り混じる時期がやってきたなあと感じています。

 

 

また、地元新聞や地元スポーツ番組では、今季の清水エスパルスを振り返る特集が組まれました。

 

J1残留に安堵するも、その内容の多くは課題を提起するものでした。

 

中には、チームの雰囲気に関するもの、練習環境やメディカル体制に関するものなど、気になるものも散見されました。

 

そして、これらのうちのいくつかは、選手の言葉であったということが、とてもショックでした。

 

内情を知るわけでないので、記事や放送から想像するしかありません。

 

まだ次期監督も決まっていない状態ではありますが、フロント、スタッフ、選手それぞれがしっかり話し合って、2018シーズンに備えてほしいと切に思います。

 

 

8勝10分16敗。

 

得点36、失点54。

 

「8勝もしていたのか」

 

というのが、この成績を眺めての率直な感想です。

 

第1節〜第17節 4勝6分7敗。

 

第18節〜第34節 4勝4分9敗。

 

数字で見ると、前半戦と後半戦に大きな違いはありません。

 

しかし、印象としては、後半戦の方が苦しかったという印象が残っています。

 

じわじわと順位を落とし、残留争いが佳境に入る中で、精神的なストレスを抱えながらの戦いだったからでしょうか。

 

5試合連続無得点、そしてホーム7連敗…。

 

さらにこの時期は雨の中での戦いが多く、メンタル的にもキツイ時期でした。

 

 

最後まで好転の機会を得ることができないシーズンでした。

 

昨季でいえば、最終節までの怒涛の9連勝がありました。

 

松本での敗戦を糧に、そこからチームのギアがぐっと上がりました。

 

テセと元紀の活躍も、そこにはありました。

 

今季は、シーズンを戦えば戦うほど、「ジリ貧」となっていきました。

 

 

シーズンの中で「好調」という言葉が紙面に踊ったのは、広島と新潟に連勝した後の、第3節あたりだけだったのではないかと思います。

 

さらにいえば、第4節のホーム鹿島戦で、2-0とリードしていた時点まで、となるでしょうか。

 

2-0からの逆転負け。

 

チームが自信を得るか失うか、という点でいえば、あの鹿島戦は悪い意味でのターニングポイントになってしまったように思います。

 

多くのサポーターが待ちわびていた、2015年5月以来のホームでのJ1勝利。

 

あの試合でそれを逃したことも大きかったと思います。

 

結局、その後5試合のホーム戦でも勝つことができず、第16節の甲府戦まで待たねばなりませんでした。

 

 

そして、本来であれば第33節のホーム新潟戦で決めるべきであったJ1残留。

 

あの試合もまた、2-0からの逆転負けでした。

 

こちらの状況も相手の状況も異なりますが、この2試合を重ねてみた時、今季のチームがJ1を戦う中で積み上げてきたものの小ささに寂しさを覚えました。

 

 

連勝は、第2節から第3節の2連勝のみ。

 

いずれも苦手としていた「鬼門」での勝利でしたが、後から振り返れば、広島も新潟も「最悪の状態」だったわけです。

 

この2試合から得たものが、もしかしたら「自信」ではなく「油断」だったのかもしれません。

 

甲府戦を皮切りにホーム3連勝を飾ったものの、その後は悪夢のホーム7連敗。

 

結局、その後ホームでは勝てないままにシーズンを終えることとなりました。

 

 

一つ一つの試合は、あくまで34分の1の試合ですが、その一つ一つは確かにつながっていて、影響を与えるものです。

 

2017シーズンの清水は、一つ一つの試合をつなげていくことができませんでした。

 

また今度触れたいと思っていますが、ホームとアウェーでの極端な戦績の差も、その要因であったように思います。

 

ホームで勝てば、アウェーで勝てない。

 

アウェーで善戦しても、ホームでは勝てない。

 

結局、自分たちが自信をもてるスタイルというものを確立することができませんでした。

 

2017年の清水エスパルスにとって、一体何が「正解」なのか。

 

その答えを探しているうちに、気がつけば残留争いの渦中にいて、最後にしがみつくような形で残留を決めた。

 

そんなシーズンでした。

 

 

このオフの間に「正解」を見つけることはできませんが、その礎をしっかりと築き、自信をもって戦い抜けるチームづくりをすすめてほしいものです。

 

 

2年間のありがとう』(エスパルスキー 2017/12/07)

 

J1昇格プレーオフを眺めて』(エスパルスキー 2016/12/04)

 

J2は地獄だったのか』(エスパルスキー 2016/11/29)


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関連:清水エスパルス、

 

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comments(2), trackbacks(0), - -

comment
オーチャン, 2017/12/11 9:59 PM

久々の更新、うれしいですね、待ってました。

スタジアムでの超熱いまこっさん、全く別人のような冷静さで分析力にたけたブロガーのまこっさん、納得しながらブログを読み終えました。

これからも更新を期待してます。

macotobatten, 2017/12/11 10:24 PM

>オーチャンさん

ありがとうございます。
分析力はさておき、PCの前では比較的落ち着いて書いています^^;

来季もスタジアムでお会いしましょう。