「あいつもうダメ」は撤回
『元紀のケガ 〜 悲しさと虚しさ』(エスパルスキー 2016/6/10)
昨夜のちょうど今頃に更新したこの記事。
更新して2時間くらいで、後半部分を削除しました。
自分が書いたことには責任があるので、取り消し線で見えるようにはしてあります。
削除する前に、すでに300件以上の閲覧があったので、自分の思い込みによる書き込みが拡散している部分があるのではないかと思い、改めて記事を書きたいと思います。
「あいつもうダメ」
人間の思い込みとは恐ろしいもので、記事を書く前に10回以上は確認したものの、一度そう思い込んでしまうと、どうにも自己修正ができないのだということを、身をもって体感しました。
Twitterのフォロワーさんから"「あのボールダメ」ではないか"という指摘をもらってから、スッと頭の中が切り替わりました。
それまで、自分でも「他の内容ではないか」と自らに問いかけていたつもりでしたが、自分自身がその自分の問いかけに聞く耳をもっていなかったようです。
Twitter上では、映像を確認された方が多数いたようですが、それでもそのほとんどの方々が自分の書き込みに同意していました。
今でも、ちらほらそういった内容のツイートが見られるので、責任を感じています。
自分としては、今回の記事を修正した際に書いたように、相手選手に対して今はどうこうありません。
むしろ、間違った内容が拡散されてしまったのであれば、申し訳ない気持ちです。
反省しています。
記事に書いたように、膝を上げながら飛んでいたことについては、故意かどうかはわかりませんが、今回の大ケガをもたらした要因であることは確かなことなので、憤りはあります。
相手の体と自分の体に対してリスペクトのないプレーだと言わざるを得ないし、ああいったプレーによって、彼自身が同様のケガを負っていた可能性も十分にあったでしょう。
だから、「これがハードワーク」だとか「J2はそういうところ」という主張は、両方の選手の選手生命を縮めるものだと思っています。
でも、同じく記事に書いたように、それも含めてサッカーというスポーツの中では起こり得るものだと捉えています。
長期間運転をしていれば、不慮の事故に遭う可能性は高まっていく。
一瞬の気の緩みや、様々な要因が重なった時に、そういった事故は起こります。
初対戦ということ。
町田が首位を狙えるポジションにいたこと。
直前に両チームともにエキサイトする状況であったこと。
馴染みのない外国籍レフェリーのジャッジに選手たちが振り回されていたこと。(これは想像ですが…)
ちょうど相手選手の視野と照明が重なってしまったこと。
選手個々の原因を追及していっても、互いに後味を悪くするばかり。
相手の挑発に乗ってしまった元紀にも、自分と相手の安全に配慮ないプレーをした相手選手にも、原因はあっただろうと思います。
しかし、それを言ったところでどうにもならないだろうと思います。
ただ、白崎に制止されたとはいえ、すぐにその場を離れていったことに対して憤りがあることだけは触れておきたいと思います。
今回の件で、サポーター同士の間に溝が生まれてしまったことは残念です。
もともと、彼の事後の態度に納得がいかずに書いた記事でした。
接触プレー自体はもちろんですが、サポーター同士の言い合いについてことを荒立てるつもりはありませんでした。
しかし、自分の記事がそれを助長してしまったのなら、何とか払拭したい思いでいます。
前回の記事をリツイートしてくださった方は、もしよければこの記事も同様にリツイートしてもらえるとありがたいです。
町田とのホームでの対戦は10月8日。
すでに自分の不参戦が確定していることに大きなもどかしさを感じていますが、おそらくスタジアムの雰囲気は特別なものになるでしょう。
今から4か月後。
その時に元紀が復帰できているかどうかは、現時点ではまったくわかりません。
でも、その試合でスタジアムのどこかに元紀がいることは間違いないだろうと思います。
元紀にとって、後押しになるようなスタジアムの雰囲気を作りたいものです。
それは、相手選手へのブーイングで生み出されるものではないと思っています。
元紀を含めた清水の選手たちへ最大限の声を届けること。
相手選手や相手チーム、相手サポーターへの憎しみでは、それは成しえないということ。
それを忘れないようにしたいです。
Twitter上では、町田のサポーターの方の温かな対応が流れてきました。
帰りのバスを譲ってくれたことや、清水との対戦を楽しみにしてくれていたこと、そして元紀のことを心配してくれたこと。
多くの清水サポーターにも届いているはずです。
今回の相手選手は、この事案をこの先ずっと背負ってプレーしていくことになるでしょう。
それは、常にケガのリスクのあるプロサッカー選手として、やむを得ないことなのかもしれません。
一方で、清水サポーターは、自分たちの選手がそういった立場になる可能性があるということも覚悟しておく必要があるように思います。
万が一、そうなってしまった時、どんな態度を相手選手やサポーターに示すことができるのか。
自分は、軽率な書き込みを反省し、そのことを踏まえた態度をとれるようにしたいと思います。
中3日。
次の横浜FC戦はすぐそこです。
到底、気持ちを切り替えることはできないけれど、もうすでに横浜FCとの試合に向けた準備に入っている選手たちのサポートに全力を注ぎたいと思います。
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関連:清水エスパルス、大前元紀、FC町田ゼルビア、町田市立陸上競技場
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