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無観客試合を前に思うこと

JUGEMテーマ:清水エスパルス

Jリーグ史上初の無観客試合ということで、注目が集まっています。









スポーツ紙だけではなく、TVワイドショーもこぞって取り上げています。

清水について触れられることはほとんどないわけですが、清水としてはただ勝利を目指して戦うのみ。


今日は、非公開練習ながら、クラブからの計らいもあり、選手とサポーターが顔を合わせる機会がありました。

おいらは行けませんでしたが、きっとサポーターの想いは選手に届いたであろうし、例えこういった機会がなかったとしても、勇敢な清水の戦士たちは堂々と戦ってきてくれるはずです。


ゴトビ監督からサポーターへのメッセージがありました。

以下は、さかたさんが文章におこしてくださったもの。

「明日は皆さんがいなくてさびしいが我々の心の中にいる。最後のひとけりまで全力で闘う。ここにいる選手達が皆さんに喜んでもらえるよう頑張る。我々の団結力を見せてくる。サッカーだけでベストになるのではなく、人間性を問われた時我々の団結力を示してきたい。」



ここ以外の場面でも、ゴトビ監督はこの"無観客試合"についての想いを様々な場面で語っています。

その中には、あの"核兵器断幕"の件も。

ゴトビ監督には、もう二度とこのことについて語らせたくはありませんでした。

しかし、彼の言葉からは、あの事件を冷静に受け止め、紳士的に処理してくれたことが伺えます。

同じ日本人として、本当に申し訳ない気持ちです。


今回の件については、やはり"浦和目線"の記事が圧倒的に多い印象があります。












正直なところ、違和感や苛立ちを感じる記事も多数あります。

冒頭に貼った記事の中にも"事実と異なる記事"があることを、竹内社長が語ったのだとか。

マスコミの報道は、「この無観客試合をいかに煽るか」に偏重しています。

本来語られるべきは、なぜこのような事態になったのかということ。

そして、その再発防止のために浦和をはじめとする各クラブ、Jリーグ、そしてサポーター個々がどうするべきなのかということ。

その部分が置き去りにされたまま、ただ単にこの"注目すべき試合"を煽ることだけが盛んに行われています。


浦和が横断幕やゲーフラの掲出を禁止したところで、それは根本的な解決にはなりません。

老若男女、だれでもスタジアムでの観戦を楽しめること。

それがJリーグの理念の一つ。

そこに、偏見や差別があってはならないし、それが人種的・民族的なことに由来するものであればなおさらです。

今回の断幕について、「外国人が観戦することで応援の統制がとれない」ことがその掲出の理由なのだとか。

実に軽率で幼稚な判断基準です。


また、様々な事情で報道であまり扱われていない部分も忘れてはなりません。

今回の「外国人」が一体どの外国人を指しているのか。

この断幕が出される前にその伏線があったことを、多くのサッカーファンは知っています。

「JAPANESE ONLY」が独り歩きしてはいないか。

…その前に、「無観客試合」が相当に独り歩きしているわけですが。


例え浦和が勝ったとして、そこでTVに向かって凱歌を歌うなど、とんでもない話です。

多くの浦和サポーターにおいても、選手たちにおいても、この無観客試合は"とばっちり"なのかもしれません。

それは、当然清水サポータにとっても。

しかし、あくまでこの試合は"制裁による無観客試合"。

清水が勝ったとしても、それは悲しいものでしかありません。

勝利の喜びはあると思いますが、その後には虚しさがこみ上げてくるでしょう。


昨日の記事で「"美談"にすべきは、浦和ではなく清水。」と書きました。

しかし、後でそうではないと悟りました。

清水が勝とうが、浦和が勝とうが、この"失態"は決して美談になることはないということに気付きました。

ただ、清水が勝って、この不名誉な物語を締めくくるのみ。

そこから先は、Jリーグ全体が前を向いて取り組んでいかねばならないでしょう。


わがクラブを愛し、Jリーグを愛するサポーターは、マスコミの煽りに流されることなく、この無観客試合にしっかりと向き合うべきだと思います。

もう二度と、こんな景色を生み出してはいけない、と。


そして、決して忘れてはならないこと。

それは、ピッチ上では「サッカー」が行われるということ。

選手たちのプレーの一つ一つにしっかりと目を向け、「サッカー」を楽しむということ。

異様な雰囲気になるとは思いますが、「サッカー」を「サッカー」として、いつものように楽しみたいと思います。






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関連:清水エスパルス、浦和レッズ、埼玉スタジアム2002

at 23:26, macotobatten, Jリーグ

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オーチャン, 2014/03/23 8:30 AM

様々な想い(重い)がこもった試合です。
まこっさんの書かれたとおり、無観客試合を煽るのではなく、なぜ無観客試合になったのか、何をすべきなのかが問われるべき試合です。
監督の熱い言葉を胸に選手と一緒に闘いましょう!!










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