「たかが3試合、されど3試合」の検証
JUGEMテーマ:清水エスパルス
01 09 広島 (+3)
02 07 川崎F (+5)
03 07 清水 (+4)
04 07 名古屋 (+2)
05 07 仙台 (+2)
06 05 鳥栖 (+1)
07 05 湘南 (+1)
08 04 柏 (+1)
09 04 鹿島 (0)
10 03 C大阪 (0)
11 03 磐田 (-2)
12 02 長崎 (-1)
13 02 浦和 (-1)
14 02 神戸 (-2)
15 01 札幌 (-3)
16 01 横浜FM (-3)
17 01 F東京 (-3)
18 00 G大阪 (-4)
第3節を終わって、清水は3位です。
J2で戦った2016シーズンを除けば、しばらく記憶のない順位です。
職場では「すごいね」と何度も声をかけられます。
そのたびに、「いやいや、まだ3試合だから」と冷静に答える自分がいます。
自分の心の中は、半分はそのとおり。
でも、もう半分は、やはり浮かれています。
34試合を戦うシーズンは、まだまだ始まったばかり。
まだ11分の1も終わっていません。
5月下旬からは長い中断期間があり、各クラブの好不調も大きく変わるでしょう。
暑い夏場は戦術も変わります。
昨季のように、予想もしなかったけが人が出る可能性もあります。
サポーターはともかく、今の時点で浮かれている選手はいないでしょう。
しかし、カップ戦を含めた4試合の好成績が、単なる運によるものかといえば、そうではありません。
ヨンソン体制のもとで、短い期間ながらも浸透してきた戦術があり、それを基盤とした共有意識が確かに感じられます。
枠内シュート率が高いのは、攻撃の形が共有された中でシュートまでいけている証拠です。
攻められる時間帯が多くても、シュートコースをしっかり切る守備ができています。
何よりも、失点しても下を向かない逞しさが見られます。
見ていて、勇気をもらえる戦いが展開されています。
「たかが3試合」です。
しかし、「されど3試合」でもあるのではないでしょうか。
スタートダッシュが重要だと言われます。
3試合でスタートダッシュとは言えないかもしれませんが、やはりこの序盤で躓かなかったのは大きなことだと思います。
特に、今季はこれまでJ1全体で非常に引き分けが多くなっています。
(1節あたり3.6試合が引き分け。昨季はシーズン通して平均2.1試合。)
3連勝が広島だけであり、まだ勝利のないチームが8チームもあります。
つまり、潰しあいによって全体的に勝ち点が伸びていないことになります。
その中で、3試合で勝ち点7を獲得できたことは大きな価値があります。
では、開幕からの3試合はシーズンの成績にどれくらい影響を及ぼすのでしょうか。
昨季の第3節終了時点の順位表に、シーズンの最終順位を並べてみます。
《 》内が2017シーズンの最終順位です。
01 09 神戸 (+4) 《9位》
02 07 G大阪 (+5) 《10位》
03 07 川崎F (+3) 《1位》
04 06 浦和 (+4) 《7位》
05 06 横浜FM (+3) 《5位》
06 06 清水 (+2) 《14位》
07 06 鹿島 (+1) 《2位》
08 06 F東京 (0) 《13位》
09 06 仙台 (0) 《12位》
10 04 磐田 (0) 《6位》
11 04 鳥栖 (-1) 《8位》
12 03 柏 (-1) 《4位》
13 02 C大阪 (-2) 《3位》
14 01 広島 (-2) 《15位》
15 01 新潟 (-3) 《17位》
16 01 甲府 (-4) 《16位》
17 01 札幌 (-4) 《11位》
18 00 大宮 (-5) 《18位》
たかが3試合終わった時点での成績が何も保証はしないというのは間違いありません。
しかし、スタートダッシュに失敗したチームが最後まで苦戦したというのは、一つの事実です。
第3節までで1勝もできなかったのは、C大阪以下の6チーム。
C大阪を除く5チームは、すべて清水とともに残留争いを戦ったチームです。
神戸とG大阪のように、後半にあからさまに失速したチームもありますが、最終節まで優勝を争った川崎Fと鹿島は、やはり序盤からしっかりと勝ち点を積み上げています。
今の清水が今後どうなるかは、その戦い方次第です。
これはあくまで、データを使った遊びのようなもの。
それでも、ダービー含めたこれまでの4試合に希望をもってもいいという根拠の一つにはなるでしょう。
最後に、現時点の順位表をもう一度。
そこに、昨季の最終順位を並べてみます。
01 09 広島 (+3) 《15位》
02 07 川崎F (+5) 《1位》
03 07 清水 (+4) 《14位》
04 07 名古屋 (+2) 《J2:3位》
05 07 仙台 (+2) 《12位》
06 05 鳥栖 (+1) 《8位》
07 05 湘南 (+1) 《J2:1位》
08 04 柏 (+1) 《4位》
09 04 鹿島 (0) 《2位》
10 03 C大阪 (0) 《3位》
11 03 磐田 (-2) 《6位》
12 02 長崎 (-1) 《J2:2位》
13 02 浦和 (-1) 《7位》
14 02 神戸 (-2) 《9位》
15 01 札幌 (-3) 《11位》
16 01 横浜FM (-3) 《5位》
17 01 F東京 (-3) 《13位》
18 00 G大阪 (-4) 《10位》
上位に並ぶのは、昨季残留争いを展開した広島、清水、仙台、そしてJ1昇格組の名古屋、湘南。
昨季の上位陣がACLを戦っていることも影響しているとは思いますが、昨季の順位表を半分ひっくり返したような状態。
力のあるチームはこれからしっかりと勝ち点を積み重ねていくでしょう。
今のようなワクワク感を、あと11回味わうことができれば、素晴らしいゴールが待っているはず。
そこまではいかなくても、着実に歩みをすすめ、笑顔で最終節を迎えたいものです。
そして、10節くらいを終わったところで、もう一度この検証ができる(ような順位にいる)といいなあと思っています。
『3.11 金子翔太の想い』(エスパルスキー 2018/03/11)《872pv》
『最後まで走り抜く 〜 J1第3節 札幌戦@札幌ド 後記』(エスパルスキー 2018/03/10)《1554pv》
『オール清水 〜 YLC第1節 磐田戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2018/03/08)《1120pv》
【J1第3節終了】
3位 勝ち点7
2勝1分0敗 7得点 3失点 得失点差+4
09 広島(+3)
07 川崎F(+5)、清水(+4)、仙台(+2)、名古屋(+2)
05 鳥栖(+1)、湘南(+1)
04 柏(+1)、鹿島(0)
03 C大阪(0)、磐田(-2)
02 長崎(-1)、浦和(-1)、神戸(-2)、
01 札幌(-3)、横浜FM(-3)、F東京(-3)、
00 G大阪(-4)
【累計ゴール数】
02 クリスラン
02 金子 翔太
01 河井 陽介
01 北川 航也
01 立田 悠悟
【けが人情報】※公式リリースのみ
『鎌田 翔雅選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2017/12/09)
右膝前十字靭帯損傷:全治までは7ヶ月を要する見込み
『水谷 拓磨選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2018/02/02)
左鎖骨骨折:全治までは2ヶ月を要する見込み
『飯田 貴敬選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2018/02/26)
左膝蓋骨不全骨折:全治までは8週間を要する見込み
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