最後まで走り抜く 〜 J1第3節 札幌戦@札幌ド 後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

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【入場者数】
19,390人

【得点】

15分 ジェイ(札幌)

26分 クリスラン(清水)

48分 金子 翔太(清水)

67分 河井 陽介(清水)


【出場選手】《清水のみ》
GK 六反 勇治
DF 立田 悠悟
DF ファン ソッコ
DF フレイレ
DF 松原 后
MF 竹内 涼
MF 河井 陽介
MF 金子 翔太
MF ミッチェル デューク
FW 北川 航也
    (→66分 FW 鄭 大世)
FW クリスラン

 

【警告・退場】

57分警告 進藤 亮佑(札幌)【反スポーツ的行為】

70分警告 チャナティップ(札幌)【繰り返しの違反】

71分警告 ミッチェル デューク(清水)【ラフプレー】※通算1枚目


【主審】
廣瀬 格

==========

3試合消化
3位(暫定) 勝ち点7
2勝1分0敗 7得点 3失点 得失点差+4

 

09 広島(+3)

 

07 川崎F(+5)、清水(+4)、仙台(+2)

06 名古屋(+2)※1試合未消化

05 鳥栖(+1)

04 柏(+1)、湘南(+1)※1試合未消化、鹿島(0)

03 C大阪(0)、磐田(-2)

02 長崎(-1)、浦和(-1)、神戸(-2)、

01 札幌(-3)、横浜FM(-3)、F東京(-3)、

00 G大阪(-4)、

 

==========

 

「ルヴァンカップメンバーがダービーで勝利を勝ち取ってくれたので、僕らも負けられない気持ちでやりました」

 

金子が試合後のインタビューで最初に話した言葉です。

 

「この流れをリーグ戦につなげて、勢いをもって結果につなげられればいいなと思います」

 

この、テセがダービーの後に話したコメントを並べてみると、チーム全体が非常にいい雰囲気で戦えていることを察することができます。

 

 

公式戦での対戦成績は5連敗中という、苦手な札幌。

 

しかも、試合終了間際の失点や凡ミスによる失点など、札幌ドームにはいい印象はまったくありません。

 

 

この試合も、前半15分に早々と失点。

 

前節のC大阪戦で3得点をあげ、そのいずれもが頭での得点だった札幌。

 

警戒はしていたはずですが、この試合でも駒井のクロスをジェイに合わされました。

 

序盤は、積極的にプレッシャーをかけてきた札幌に対し、丁寧な対応ができず、ポジションのギャップを幾度も突かれる苦しい展開。

 

左右に揺さぶられ、マークが定まらないところを、見事にやられました。

 

 

リーグ戦では初めてとなる3バックの相手。

 

サイド攻撃に軸を置きたい清水でしたが、両サイドを塞がれて攻撃の形がなかなか作れませんでした。

 

特に、三好と駒井からなる札幌の右サイドは厄介で、清水は松原とデュークがその対応に追われました。

 

立田、金子とつないでクリスランが決めた同点ゴールのシーンは、そんな中でも唯一といっていい、サイド攻撃でした。

 

(追記︰前半3分にクロスが1本ありました。)

 

完全に札幌ペースの前半でしたが、この1点を取れたこと、そしてその後に菅が決定的シーンを外してくれたことで、ポジティブな形で後半に入ることができたと思います。

 

 

あれだけ停滞していた左サイドでしたが、後半開始早々に松原のグラウンダークロスから金子のゴールが生まれました。

 

後半開始から前がかりだった札幌。

 

ほんの少しですが、サイドに隙ができました。

 

デュークのギアチェンジと松原のオーバーラップがうまくリンクし、こちらもおそらくキックオフから初めての左サイドからのクロスだったのではないかと思います。

 

見事なカウンター攻撃でした。

 

 

「集中力と運動量を落とさずにセカンドボールをしっかり取っていこう」

 

皮肉なことに、ペトロヴィッチ監督のハーフタイムのコメントとは裏腹に、札幌の集中力と運動量は、後半にぐんと落ちました。

 

札幌は、ヘイスと都倉を投入し、4トップのような形にし、サイドで起点を作っていた三好をボランチに動かしました。

 

これが清水にとっては幸いしたように思います。

 

バランスを崩した相手に対し、清水は何度もセカンドボールを確保。

 

航也に代わって入ったテセが5本のシュートを放つなど、相手にプレッシャーをかけながら主導権を握りました。

 

最後は、久しぶりに安心して試合終了のホイッスルを待つことができました。

 

 

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3日前にダービーで83分出場したばかりのデュークが、12.2kmを走って、全選手で最長。

 

前半は見せ場がありませんでしたが、後半は金子と河井のゴールにも絡みました。

 

苦しい展開を乗り越えたのは、デュークや金子の献身的なプレーがあったからこそです。

 

鹿島戦と神戸戦では石毛が奮闘し、石毛が欠場すれば、代わりに入ったデュークが同じように走る。

 

こんなに頼もしいことはありません。

 

 

両SHと両ボランチがとにかく走る。

 

これが今季の清水の大きな特徴です。

 

中盤での連動した動きが、手数少なくゴールに迫る効率的な攻撃を生み出しています。

 

それに加え、神戸戦では6本中6本、この試合では14本中12本という、驚異的な枠内シュート率があります。

 

運の作用があることは否定しませんが、運だけでは不可能です。

 

やはり、チーム全体の意識が共有できているからこそだと思います。

 

 

暫定ではありますが、リーグ戦は3位となりました。

 

そして、3試合で7得点は、リーグトップです。

 

このまま最後まで、ブレずに走り続けてほしいと思います。

 

 

シナリオを書き換えろ 〜 J2第26節 札幌戦@札幌ド 後記』(エスパルスキー 2016/8/9)

 

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【累計ゴール数】

02 クリスラン

02 金子 翔太

01 河井 陽介

01 北川 航也

01 立田 悠悟

 

 

【けが人情報】※公式リリースのみ

 

鎌田 翔雅選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2017/12/09)

 右膝前十字靭帯損傷:全治までは7ヶ月を要する見込み

 

水谷 拓磨選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2018/02/02)

 左鎖骨骨折:全治までは2ヶ月を要する見込み

 

飯田 貴敬選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2018/02/26)

 左膝蓋骨不全骨折:全治までは8週間を要する見込み



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関連:清水エスパルス、北海道コンサドーレ札幌、札幌ドーム

at 23:37, macotobatten, 試合 後記

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