もう一度ここへ 〜 天皇杯4回戦 G大阪戦@吹田S 参戦後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

2016/11/9(水)19:00 KICK OFF

ガンバ大阪 0-0(延1-0) 清水エスパルス(前半0-0)

【入場者数】
8,789人

【得点】

112分 長沢 駿(G大阪)

【出場選手】《清水のみ》
GK 高木和 徹

DF 川口 尚紀

    (→68分 DF 鎌田 翔雅)

DF ビョン ジュンボン

DF 二見 宏志

DF キム ボムヨン

    (→107分 DF 松原 后)
MF 杉山 浩太

    (→90+3分 MF 本田 拓也)
MF 福村 貴幸
MF 石毛 秀樹

MF 澤田 崇

MF 金子 翔太

FW 北川 航也


【警告・退場】

39分警告 呉屋 大翔(G大阪)

60分警告 アデミウソン(G大阪)

107分警告 長沢 駿(G大阪)

117分警告→退場 呉屋 大翔(G大阪)

120分警告 二見 宏志(清水)


【主審】

福島 孝一郎

==========

 

もう気持ちは完全に明日の岡山戦に向いているというのが正直なところですが、松本戦以来の参戦がようやく叶ったということで、記事を更新したいと思います。

 

DSCN0643.JPG

 

試合終了後、選手が見えなくなってもエスパルスコールは鳴りやみませんでした。

 

延長戦にもつれこんだこの試合。

 

21時以降は近隣住民の方への配慮として鳴り物禁止。

 

手拍子と声だけが、真新しい吹田スタジアムに鳴り響きました。

 

 

リーグ戦のメンバーからは総入れ替え。

 

佳境に入ったリーグ戦に照準を合わせ、不本意ながらも"サブ組"で4回戦を戦うことになりました。

 

一方のG大阪は、代表招集の東口と井手口を除いては、ほぼリーグ戦と同じメンバー。

 

J1で年間4位となったチームに対し、厳しい戦いになることは覚悟していました。

 

 

選手個々の技術、スピードは敵いません。

 

選手間の連係も、同じメンバーでリーグ戦を戦ってきている相手にはやはり敵いません。

 

試合勘も、到底及びません。

 

そして、戦いの場はG大阪のホーム、市立吹田サッカースタジアム。

 

清水サポーターもたくさん駆けつけましたが、サポーターの数ではやはり敵いません。

 

 

それでも、清水の選手たちは全力で戦い抜き、試合開始から111分まで相手にゴールを許しませんでした。

 

久しぶりにキャプテンマークを巻いた浩太の強烈なシュートを始めとして、何度かチャンスも作りました。

 

あと少し、というところまで相手を追い詰めることができたし、それは決して運によるものではなかったと思います。

 

この試合に対する想いは、相手を上回っていたでしょう。

 

"サブ組"という表現を便宜上使いましたが、彼らは決してsubstitute(補欠)ではなく、清水エスパルスを代表する選手としてこの試合を戦ってくれました。

 

試合後、悔しさのためか涙を流す選手がいました。

 

そこには、魂の戦いがあったし、だからこそ現地にいた清水サポーターは皆彼らのプレーに心を打たれたのだと思います。

 

 

「どうせ負ける試合だった」と思ったなら、こんなに悔しい想いは抱かなかったでしょう。

 

どんなに攻め込まれようとも、体を張って、身を挺してゴールを守りました。

 

少ないチャンスであっても、相手ゴールをめざしてシュートを放ちました。

 

普段出場機会の少ない選手がアピールのために頑張った、なんていう話ではなく、一つのチームとしてこの試合に挑む姿を見ることができました。

 

だから感動があったし、試合には負けましたが、本当に現地に行ってよかったと思いました。

 

この試合は、絶対に次の岡山戦につながるでしょう。

 

 

次は、もっと準備に集中できる状態で、最もいい状態で、G大阪に挑みたいと思いました。

 

この試合に出場した選手たちは、この新しいスタジアムの芝だけではなく、J1のプレーを肌で感じ、多くの刺激を受けたはず。

 

自分たちも、一年前までは同じカテゴリーで戦っていました。

 

しかし、あの頃のチームよりも、この試合の彼らの方がいいサッカーをしていたように感じます。

 

少なくとも、サポーターの心に訴える何かがありました。

 

 

「もう一度ここへ来よう」

 

そう思いました。

 

もちろん、J1という舞台で。

 

 

さあ、いよいよホーム最終戦。

 

プレーオフのことは今は考えていません。

 

今季、アイスタで試合をするのは最後にしましょう。

 

SS指定席とAゾーンは完売。

 

開幕戦の15,453人を上回ることはできるでしょうか。

 

自分は参戦できませんが、今季最強の念を送って勝利を祈りたいと思います。

 

現地組のみなさん、よろしくお願いします。

 

 

J1ガンバ大阪に挑む』(エスパルスキー 2016/11/8)

 

向かい風、追い風 〜 J2第40節 讃岐戦@ピカスタ 後記』(エスパルスキー 2016/11/7)

 

理想の展開と予想外の展開 〜 J2第38節 群馬戦@正田スタ 後記』(エスパルスキー 2016/10/31)


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関連:清水エスパルス、ガンバ大阪、市立吹田サッカースタジアム

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戦いの場所 〜 J2第33節 松本戦@松本 参戦後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

2016/9/25(日)14:04 KICK OFF

松本山雅FC 1-0 清水エスパルス(前半1-0)

【入場者数】
17,880人

【得点】

24分 工藤 浩平(松本)

【出場選手】《清水のみ》
GK 植草 裕樹
DF 六平 光成
DF ビョン ジュンボン
DF 角田 誠
DF 松原 后
MF 河井 陽介
MF 竹内 涼

    (→82分 FW 長谷川 悠)
MF 北川 航也

    (→72分 MF 村田 和哉)
MF 白崎 凌兵
MF 金子 翔太
    (→68分 MF 大前 元紀)
FW 鄭 大世


【警告・退場】

07分警告 山本 大貴(松本)【ラフプレー】

25分警告 竹内 涼(清水)【遅延行為】

26分警告 パウリーニョ(松本)【反スポーツ的行為】

55分警告 ビョン ジュンボン(清水)【反スポーツ的行為】

73分警告 岩間 雄大(松本)【ラフプレー】


【主審】
廣瀬 格

==========

33試合消化
5位 勝ち点57
16勝9分8敗 62得点 32失点 得失点差+30

 

73 札幌(+31)

 

 

 

 

 

 

 

 

64 松本(+21)

63 C大阪(+16)

 

 

 

 

58 岡山(+14)

57 清水(+30) 

 


 

 

52 京都(+8) 

 

 

 

 

47 横浜FC(+1) 

46 町田(+5) 

45 千葉(+5) 山口(-3) 

 

43 愛媛(-3) 

 

41 長崎(-5)

40 徳島(-3) 

 

38 水戸(0) 

37 東京V(-12) 

 

35 山形(-8) 熊本(-16) 

34 群馬(-11) 讃岐(-12) 岐阜(-19)

 

 

 


29 金沢(-20) 
28 北九州(-18) 

==========

 

クルクルと回る緑色のタオルマフラー。

 

歓声と、大合唱。

 

後で知ったことですが、今季初めて歌われたこの歌は、かつて2014年にJ1昇格をめざしていた時に歌われていた歌なのだとか。

 

「山雅の勝利を、山雅の昇格を、俺たちは信じてる」

 

その時は、その歌詞を聴き取ることはできなかったし、そんな感情のゆとりもありませんでした。

 

自分たちも、同じ想いで清水の勝利を信じ、このアルウィンにやってきたはずでした。

 

ピッチを囲む4面のスタンドのうちのほぼ1面はオレンジで埋め尽くすことができましたが、試合後のあの瞬間は、まるでアルウィン全体が緑色に染まってしまったかのような錯覚に陥りました。

 

ただただ、あの光景を眺めることしかできませんでした。

 

DSCN0549.JPG

 

 

試合前。

 

これほどまでに気持ちが高揚したのは、おそらく今季初めてだったでしょう。

 

いや、そもそもここ数年であったでしょうか。

 

メラメラするような、ギラギラするような、そんな熱い想いをもって、この試合を迎えました。

 

オレンジ色に染まったアウェーゴール裏も、これまでにないような独特の雰囲気をもっていました。

 

 

しかし、松本の尾を掴むチャンスであったこの試合で、それを果すことはできませんでした。

 

 

試合開始直後から、既に松本の術中に嵌っていたように思います。

 

ボールを繋いで相手を揺さぶり、スペースを生み出したい清水。

 

それに対し、清水の両ボランチにプレッシャーをかけ、ボールを繋がせない松本。

 

ファール覚悟で激しく当たり、清水に自由を与えませんでした。

 

清水がサイドでボールを持てば、3人で囲み、ボールを前へ出させない。

 

苦し紛れにロングボールを出せば、高さに強いCBがしっかり跳ね返す。

 

試合終盤にはやや清水が攻め込む時間帯がありましたが、「清水タイム」と呼べるには程遠く。

 

90分間を通じて放ったシュートは、わずかに5本。

 

清水がやりたかったことをほとんどやらせてもらえなかった試合でした。

 

逆に松本の方は、得意のセットプレーから清水の意表を突いた攻撃。

 

それをしっかり得点に繋げ、1-0で逃げ切り。

 

プラン通りの試合展開であっただろうと思います。

 

 

さらには、凹凸だらけの芝生や常に北向きに吹き続けた風に対しても、松本と清水の対応力の差を感じました。

 

DSCN0534.JPG

 

DSCN0489.JPG

 

これまで9試合でほんの数本しかミスキックを見せなかったGK植草が、この試合だけで少なくとも4本ものミスキックを見せたことも、その象徴的な例だといえます。

 

選手たちがロングボールの目測を見誤ったシーンもありましたし、踏み込みが十分にできないためかクロスの精度も低かったように思います。

 

小林監督が事前に芝の状態のことを気にしていただけに、それに対応できなかったことは悔やまれます。

 

 

これで順位は5位となりました。

 

松本との勝ち点差は7に広がり、自動昇格である2位以内でフィニッシュするには非常に厳しい状況となってきました。

 

ここでわざわざ目標を下方修正する必要はありませんし、目の前の試合で勝ち点3を獲得することに集中するしかないという状況はこれまでと何ら変わりません。

 

しかし、今後はプレーオフも視野に入れたチーム作りも考えていかなければならないし、何よりも今回のような「大一番での戦い」で勝負強さを発揮できるようなチームにならなければなりません。

 

 

松本とは、昨季から4度の対戦で0勝1分3敗。

 

ゴールを奪うことすら、一度もできていません。

 

今の清水は、昨季に比べれば見違えるようなサッカーをしています。

 

選手が試合中に下を向くことはなく、試合終了まで諦めずにゴールをめざして戦い抜くことができます。

 

選手同士が声をかけ合い、自分たちで試合の流れを引き寄せようという姿勢が見られるようになりました。

 

まだまだ完ぺきではないけれど、意図のあるパスが増えたし、チームの連動性も向上しています。

 

しかし、昨季に共にJ1で戦った松本に対し、それを上回るほどのチームの力はまだないということです。

 

 

J2からJ1に昇格するということは、J1で戦う資格があると認められるということ。

 

この「大一番での戦い」に敗れた清水には、果たしてその資格があるのか。

 

今の時点では、「ある」とはいえないでしょう。

 

1位の札幌、2位の松本、3位のC大阪、4位の岡山、6位の京都…。

 

まだ1試合しか消化していない相手もありますが、これらのチームに対してここまで1勝もできていないという現実が、それを示しています。

 

でも、すべてが決まるのは、今季の戦いが終わってから。

 

まだまだ、ここから強くなればいいのだと思います。

 

そして、強くなるしかないのだと思います。

 

DSCN0542.JPG

 

 

次のC大阪戦に向け、既にチームは準備を始めているはず。

 

試合後の選手たちのコメントからは、諦めは感じられませんでした。

 

5位から4位へ、4位から3位へ、そして3位から2位へ。

 

もう一度、少しずつ這い上がっていくしかありません。

 

 

今季最多の入場者数となったアルウィン。

 

その松本のサポーターの一体感ある応援に対して、2千人から3千人が集まったという清水の応援も、いつになく熱を帯びたものでした。

 

スタジアム全体を包み込む、双方の応援。

 

それぞれの色は違っていても、応援の中身は違っていても、それらが共鳴して、一つの空気を作り出していました。

 

どこか懐かしい感じを受けました。

 

今は両チームともにJ2が戦いの場となっていますが、そこにあったのは「J1の空気」でした。

 

またあの戦いの場所へ。

 

松本に敗れ、厳しい現実を突きつけられたからこそ、さらにその想いを強くしました。

 

 

残り9試合。

 

最後まで走り抜く。

 

その戦いが終わるまで、絶対にあきらめない。

 

DSCN0520.JPG

 

 

絶対的な自信 〜 J2第3節 松本戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2016/3/14)

 

「One Soul」の中で 〜 J1(2nd)第13節 松本戦@松本 後記』(エスパルスキー 2015/10/3)

 

ノーリアクション 〜 J1(1st)第3節 松本戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2015/3/22)

 

 

序列 〜 天皇杯3回戦 大分戦@中銀スタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/9/24)

 

4位の現実』(エスパルスキー 2016/9/20)

 

乗り越えたもの 〜 J2第32節 水戸戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2016/9/19)


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序列 〜 天皇杯3回戦 大分戦@中銀スタ 参戦後記

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2016/9/22(木)15:00 KICK OFF

大分トリニータ 0-1 清水エスパルス(前半0-0)

【入場者数】
1,471人

【得点】

54分 犬飼 智也(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 高木和 徹
DF キム ボムヨン
DF 三浦 弦太
DF 犬飼 智也
DF 二見 宏志
MF 本田 拓也
MF 福村 貴幸
MF 石毛 秀樹

    (→74分 MF 金子 翔太)
MF 澤田 崇

    (→90+3分 MF 杉山 浩太)
MF 大前 元紀
    (→61分 FW 北川 航也)
FW 長谷川 悠


【警告・退場】

11分警告 山口 真司(大分)

82分警告 黄 誠秀(大分)


【主審】
山本 雄大

==========

 

2008年11月1日。

 

あの日の悔しさは、今でも忘れません。

 

今はなき国立競技場では、何度となく悔しい想いをしてきたわけですが、あの試合もその一つです。

 

ナビスコ杯決勝。

 

その相手は、大分トリニータ。

 

森重、金崎…。

 

ベンチには清武、家長…。

 

このシーズンは、リーグ戦においても清水が5位で大分が4位。

 

あの頃の大分は、本当に強かった。

 

2013年にはともにJ1で戦っているわけですが、それでも大分といえば2008年シーズンの印象が今でも強く残っています。

 

 

こんな形で対戦することになるとは、少なくとも2008年には誰も想像していなかったでしょう。

 

清水はJ2。

 

そして、大分はJ3。

 

今季は、大分県予選を戦い、県代表としてこの天皇杯に出場という形になりました。

 

当時を知る選手も、両チームともに数人となりました。(大分は高松だけでしょうか?)

 

 

清水は週末に、現在2位の松本との直接対決を控えています。

 

勝ち点差は4まで迫りました。

 

クラブの未来を決める重要な一戦です。

 

一方の大分の方も、現在J3で2位。

 

J2への自動昇格となるJ3優勝をめざし、今週末には現在4位の富山との一戦が待っています。

 

 

リーグ戦においてそれぞれ重要な局面を迎えている両者が選択したのは、極端なターンオーバー。

 

両チームともに、直近のリーグ戦の先発メンバーのすべてを入れ替えての試合となりました。(元紀は意味合いが異なりますが)

 

チームとしては勝利が目標となりますが、選手個々を見れば、この試合の意味するものはそれだけではありません。

 

選手一人一人が、このピッチに立っている意味と現実を受け止めながら、今の序列をひっくり返すためのプレーをしなければならない、そんな試合でした。

 

 

この試合のメンバーの中から、リーグ戦のメンバーに割り込む選手が出てくるのか。

 

この選手だ、というような選手はほぼいなかった、というのが正直なところです。

 

 

DSCN0339.JPG

 

慣れないピッチ、そして雨。

 

リーグ戦とは異なる天皇杯公式ボールも、練習で使っていたとはいえ感触が違ったのでしょうか。

 

とにかくミスが多かった。

 

トラップ、パス、クロス、シュート。

 

その精度は、リーグ戦でなくてよかった、と思ってしまうほどでした。

 

日々一緒に練習しているとはいえ、公式戦ともなれば事情は異なるのでしょうか。

 

連係面も、やはり急造感はぬぐえませんでした。

 

大分の方も同じような状態で助けられた面がありましたが、いつもの試合であればミスを突かれて失点していただろうと思います。

 

 

その中で、存在感を見せたのは、副キャプテンの犬飼でした。

 

リーグ戦の元紀と同様に、ケガからの復帰戦でゴール。

 

清水ではこれまでゴールに縁なく、これが清水での初ゴール。(PSMでは決めていますが)

 

コーナーキックのこぼれ球を、角度のないところからゴールへ蹴り込みました。

 

結果的には、このゴールによってヒーローインタビューを受けることになったわけですが、それ以外のシーンにおいても、彼のプレーはよく目立っていました。

 

 

目立っていたというのは、いい意味でもそうでない意味でも。

 

犬飼らしいといえばそうですが、この試合ではいつも以上に攻め上がる姿勢が見られました。

 

これまでの清水では、CBがそこまで上がるというのは考えれませんでした。

 

実際、チームメイトから"上がり過ぎるな"と諭されているようなシーンも見られました。

 

不用意なパスから大きなピンチを招いたシーンも、一度や二度ではありませんでした。

 

今の角田やジュンボンにすぐに代わる選手となるかと言われれば、あのパスミスを考えた時にはリスクが大きいような気もします。

 

 

しかし、この日のチーム、もっといえば今のチーム全体に足りない部分を見せてくれたのは犬飼だったようにも思います。

 

自分がやるんだ、という気持ち。

 

ここで自分がストロングポイントを見せて、リーグ戦のメンバーに食い込むんだ、という強い気持ち。

 

シュートコースが空いた中で、やや距離があるからといってパスを選択した選手が何人いたか。

 

点を取ることではなく、ボールをつなぐことが目的になっていないかと思うシーンが何度もありました。

 

CBである犬飼がこの試合でゴールを決めたのは、単なる偶然ではなかったのではないかと思います。

 

あの、ハングリーな気持ちが決勝ゴールをもたらしたのだろうと思います。

 

 

元紀が交代してからはキャプテンマークを巻きました。

 

試合後の挨拶も先頭を走りました。

 

確かにリスキーなプレーはあったし、CBとしては改善しなければならない部分だと思います。

 

でも、同時に、頼もしい選手が戻ってきた、とも思いました。

 

おそらく、リーグ戦の残り10試合の中で、彼の力が必要になる試合があるはずです。

 

DSCN0355.JPG

 

 

札幌、松本、C大阪、…そして清水。

 

今の序列を打ち崩すためには、大きなエネルギーが必要です。

 

チーム内でそれができない選手に、リーグ戦での出場機会はないでしょう。

 

ハングリーさが伝わってこない選手が何人かいました。

 

ミスをしないことは重要ですが、今はそれだけでは足りません。

 

もっと、ギラギラしたものを見せてほしいと思います。

 

 

次の4回戦は、11月9日。

 

リーグ戦は佳境に入っています。

 

そんな中での平日開催ということで、おそらくまた今回のメンバーの何人かには出場機会が回ってくるでしょう。

 

その頃は、チームとしてだけではなく、選手個人としても来季がかかった試合になっているはずです。

 

 

今の序列を、打ち崩せ。

 

DSCN0343.JPG

 

 

4位の現実』(エスパルスキー 2016/9/20)

 

乗り越えたもの 〜 J2第32節 水戸戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2016/9/19)

 

サッカーの神様 〜 J2第31節 山形戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/9/12)


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サッカーの神様 〜 J2第31節 山形戦@アイスタ 参戦後記

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2016/9/11(日)18:04 KICK OFF

清水エスパルス 3-1 モンテディオ山形(前半1-0)

【入場者数】
8,646人

【得点】
45+2分 枝村 匠馬(清水)

74分 金子 翔太(清水)

82分 大前 元紀(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 植草 裕樹
DF 六平 光成
DF ビョン ジュンボン
DF 角田 誠
DF 松原 后
MF 河井 陽介

    (→85分 DF 三浦 弦太)
MF 竹内 涼
MF 枝村 匠馬
MF 白崎 凌兵
MF 金子 翔太
    (→77分 MF 大前 元紀)
FW 鄭 大世

    (→88分 FW 長谷川 悠)


【警告・退場】

45+3分警告 ディエゴ(山形)【反スポーツ的行為】

54分警告 高木 利弥(山形)【反スポーツ的行為】

81分退場 田代 真一(山形)【得点機会阻止】


【主審】
岡部 拓人

==========

31試合消化
5位 勝ち点54
15勝9分7敗 60得点 30失点 得失点差+30

 

69 札幌(+30)

 

 

 

 

 

 

 

 

60 松本(+20)

 

 

57 C大阪(+14) 

56 岡山(+14)

 

54 清水(+30)

 

 

51 京都(+10) 

 

 

 

 

 

 

44 横浜FC(0) 山口(-2) 

43 町田(+5) 千葉(+4) 

42 愛媛(-2) 

 

40 徳島(-1) 

39 長崎(-5)

 

37 水戸(+1) 

 

 

 

33 群馬(-9) 東京V(-13) 熊本(-16) 

 

31 山形(-9) 讃岐(-12) 


 

28 岐阜(-21)
27 北九州(-17) 

26 金沢(-21) 

==========

 

DSCN0292.JPG

 

もしもサッカーの神様がいるのなら、きっとその神様の仕業かもしれない。

 

そんな風に思ってしまうくらいに、ドラマチックでエキサイティングな瞬間でした。

 

3か月ぶりにピッチに帰ってきた背番号10。

 

誰もが愛するキャプテン。

 

いつか必ず帰ってきてくれると信じていたし、またゴールを量産してくれるはずと思って待っていました。

 

 

試合前のウォーミングアップでも、その切れの違いを見せてくれていましたが、それはピッチ上ではさらに際立っていました。

 

元紀のチャントがまだ鳴りやまないうちに、ゴールの隅を狙いすましたファーストシュート。

 

相手に当たってのコーナーキック。

 

それを蹴るのも元紀。

 

スタンドから注がれる視線は、完全に元紀に集中していました。

 

 

アイスタが大歓声に包まれたのは、元紀がピッチに帰ってきてからわずか5分後のことでした。

 

鋭い飛び出しから相手のファールを誘い、相手選手は一発退場。

 

そこから得たフリーキックを見事に決めました。

 

完璧なコース。

 

まるで、この3か月間、ずっとフリーキックの練習をしていたのではないかと思うくらいに、美しい弾道でした。

 

 

DSCN0275.JPG

 

冒頭ではああやって書きましたが、サッカーの神様なんてものは、多分いないのだろうと思います。

 

苦しいリハビリの間も、この瞬間を思い描きながら、チームメイトが勝ち抜くことを信じながら、懸命に準備を重ねてきた結果だと思います。

 

ただひたすらに、少しでも早く復帰するためにすべてを注いできたのだろうと思います。

 

元紀はインタビューの中で、多くの人々への感謝の気持ちを表していましたが、多くのサポーターもまた「帰ってきてくれてありがとう」と思ったことでしょう。

 

自分も同じです。

 

 

元紀の復帰に沸いたこの日のアイスタでしたが、やはりそこに勝利があったからこその歓喜でした。

 

勝利に結びついた選手たちのプレーを忘れるわけにはいきません。

 

中でも、金子と植草の活躍が光った試合でした。

 

 

金子は公式戦4試合連続ゴール。

 

うち2試合が天皇杯であることを差し引いても、今の好調はチームにとって大きな力であることは間違いありません。

 

特筆すべきはその運動量。

 

彼の前線からの守備によって、中盤以下の守備陣は随分と助けられているでしょう。

 

先制点のシーンも、彼の果敢なプレーが相手GKの飛び出しを誘い、攻撃の起点となりました。

 

彼自身がゴールを決めた2点目のシーンも、イーブンのボールにスライディングを仕掛け、マイボールにした後にあの飛び出しを見せています。

 

元紀がベンチでスタンバイしている中でのゴール。

 

次節以降にタダではポジションを渡さないという、そんな意気込みも伝わってきました。

 

 

サッカーの神様という表現をもう一度使うとすれば、この日の植草のセービングは神がかったものでした。

 

もちろん、これもまた神様の仕業ではなく、彼自身の冷静な判断と高い集中力、そして体を張った守備陣によるものであることは言うまでもありません。

 

前半のうちに何度か迎えた危機。

 

中でも、相手のシュートを3本連続で弾いたシーンは、アイスタに悲鳴とどよめきが交互に鳴り響いた瞬間でした。

 

あのシーンで失点していれば、おそらく試合終了まで非常に苦しい試合を強いられたでしょうし、元紀のゴールも生まれなかったかもしれません。

 

相手が1人少ない中で1失点したことに目を瞑れば、植草がこの試合のMVPであることに疑いの声はないでしょう。

 

 

元紀不在の間、テセが、航也が、金子が、ゴールを決め続けました。

 

無得点だった試合は、0-1で敗れた東京V戦の1試合のみ。

 

負傷した町田戦を含め、15試合で9勝4分2敗。

 

松本との勝ち点差は6のまま変わらずですが、順位はあの時の9位から5位まで浮上しました。

 

DSCN0308.JPG

 

 

残り11試合。

 

一戦一戦がサバイバルです。

 

9月24日の松本戦、10月2日のC大阪戦、この2試合が山場となるはず。

 

この2試合に向け、次の水戸戦でもしっかりと勝ち点3を獲得しなければなりません。

 

信じるのは神様ではなく、これまで積み上げてきたもの。

 

昨季の清水にはなかったものが、今の清水には確かにあると、この試合で確信しました。

 

 

待ってろ松本、待ってろC大阪。

 

DSCN0329.JPG

 

 

クラブ史上初の得点王を』(エスパルスキー 2016/2/20)

新キャプテン、大前元紀 〜 小林監督が期待すること』(エスパルスキー 2016/2/9)

 

 

J2クラブとしての天皇杯』(エスパルスキー 2016/8/25)

 

若い力 〜 J2第30節 横浜FC戦@ニッパツ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/8/25)

 

成熟度 〜 J2第29節 山口戦@アイスタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/8/15)


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関連:清水エスパルス、モンテディオ山形、IAIスタジアム日本平、大前元紀

 

at 22:47, macotobatten, 試合 参戦後記

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若い力 〜 J2第30節 横浜FC戦@ニッパツ 参戦後記

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

2016/8/21(日)18:03 KICK OFF

横浜FC 0-2 清水エスパルス(前半0-0)

【入場者数】
6,302人

【得点】
47分 金子 翔太(清水)

53分 白崎 凌兵(清水)

【出場選手】《清水のみ》
GK 植草 裕樹
DF 六平 光成
DF ビョン ジュンボン
DF 角田 誠
DF 松原 后

    (→68分 DF キム ボムヨン)
MF 河井 陽介
MF 竹内 涼
MF 枝村 匠馬
    (→77分 MF 村田 和哉)
MF 白崎 凌兵
MF 金子 翔太
    (→62分 FW 北川 航也)
FW 鄭 大世


【警告・退場】

64分警告 田所 諒(横浜FC)【反スポーツ的行為】


【主審】
上村 篤史

==========

30試合消化
※3試合未消化:熊本
※1試合未消化:札幌、横浜FC、長崎、愛媛、水戸
5位 勝ち点51
14勝9分7敗 57得点 29失点 得失点差+28

 

63 札幌(+27)

 

 

 

 

 

57 松本(+18)

 

 

54 C大阪(+12) 

53 岡山(+13)

 

51 清水(+28) 京都(+12) 

 

 

 

 

 

 

44 山口(-1) 

 

42 町田(+5) 

 

40 千葉(+2) 横浜FC(-1) 

 

38 長崎(-3)

37 徳島(-2) 

36 愛媛(-4) 

35 水戸(+1) 

 

33 群馬(-7) 熊本(-12) 

32 東京V(-13) 

31 山形(-7) 

30 讃岐(-12) 
 

28 岐阜(-19)
27 北九州(-16) 

 

25 金沢(-21) 

==========

 

この日、ニッパツ球技場に集まった6,302人の観客のうち、およそ半分が清水サポーターであったと思われます。

 

スポーツ紙でも「3千人の清水サポーター」という表記があったし、現地もちょうどスタジアムの半分がオレンジに染まっていました。

 

DSCN0169.JPG

 

個人的にはあまりいいイメージがないニッパツ球技場。

 

2年前にも、横浜FMを相手に苦汁を舐めさせられました。

 

横浜FCは、これまで7戦負けなし。

 

しかも、その中で岡山、C大阪、札幌を撃破し、この節では清水をも、という雰囲気の中での試合でした。

 

 

清水にとって救われたのは、横浜FCが前線のイバと大久保をターゲットにしたシンプルな攻撃しかしてこなかったこと。

 

前節で山口に好きなようにやられたばかりだったので、同じように引っかき回されたくないところでした。

 

イバと大久保には、角田とジュンボンがしっかり対応していたし、セカンドボールへの反応も早かったように思います。

 

また、久しぶりに右SBに入った六平も、丁寧なプレーの中で積極的な攻撃参加も見せてくれました。

 

この試合のように、SBがクロス以外に中に切れ込むような選択肢をもっていると、攻撃のバリエーションが増えると感じました。

 

DSCN0167.JPG

 

 

そして、何よりもこの試合の注目は金子でした。

 

第24節の東京V戦以来の先発出場。

 

ここ3試合はベンチからも外れていたということで、この試合には期するものがあっただろうと思います。

 

テセとのコンビが非常に良かったように感じました。

 

テセが中央に構える一方で、金子が衛星のように走り回りながら相手へプレッシャーをかけていく。

 

とにかくしつこく、そして速く。

 

前半だけでも3回ほど、そういった形で大きなチャンスがありました。

 

後半開始直後の先制のシーンも、テセと金子の役割とストロングポイントが明確に出た場面でした。

 

小林監督は金子起用の理由として、前線からの守備とバイタルの活用を挙げていましたので、ほぼ狙い通りであったと思います。

 

 

中継で解説が何度も言及していたのが松原のプレー。

 

この日は前半から何度も左SBを駆け上がり、クロスを連発していました。

 

なかなか中央に合うクロスが上げられなかった前半終了後、テセから何やら激しく言われていた松原の姿がありました。

 

おそらく、クロスの上げ方についてなのだろうと思いました。

 

そうして迎えた後半、相手DFを絶妙なタイミングで振り切って上げたクロスは見事に白崎に合いました。

 

松原らしい、スピードある美しい弾道でした。

 

交代シーンは足を痛そうにしていたので心配しましたが、どうやら攣っただけのようで安心しました。

 

蒸し暑いコンディションの中、左サイドを走り抜いた松原のプレーが、この試合の勝利を大きく引き寄せたと言っていいと思います。

 

DSCN0193.JPG

 

 

金子翔太、21歳。

 

松原后、19歳。

 

そして、この試合では大きな見せ場はありませんでしたが、20歳の北川航也。

 

彼らのような若い世代の活躍が、今の清水を活気づけています。

 

 

ほんの少し前、同じように若い力に期待がかけられた時期がありました。

 

しかし、その時にはチームは大きなバランスを崩し、多くの選手たちの自信を奪う結果となってしまいました。

 

その要因は、ベテラン層と中堅層の存在が十分でなかったこと。

 

そして、適切な競争が働かなかったことではないかと思っています。

 

今の清水は、あの当時に比べればおおきく前進しています。

 

厳しい競争の中で、確かな結果を残していかなければ、チームで生き残ることはできません。

 

そこで勝ち抜いてきた若い選手たちが、他の選手たちに良い刺激を与えています。

 

DSCN0203.JPG

 

 

これでリーグ戦は少しの中断となります。

 

開幕からこれまでの長い戦いの中で、初めての休息。

 

しかし、競争の中にある選手たちにとっては、ここで組まれている天皇杯が重要となります。

 

何人かのけが人も、もうすぐ戻ってくるでしょう。

 

ここからさらにチームの底上げといきたいものです。

 

 

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関連:清水エスパルス、横浜FC、ニッパツ三ツ沢球技場

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