2014.01.02 Thursday
城内FC 創設45周年記念試合 〜 サッカーの原点
JUGEMテーマ:清水エスパルス
静岡城内FCのクラブ創設45周年記念試合を観戦してきました。
一部スポーツ紙で紹介されましたが、事前に広く宣伝されることはありませんでした。
静岡市内のいちサッカークラブのイベントであり、かつ無料試合。
しかし、その参加選手が尋常ではないレベル。
【城内フットボールクラブ】( )内は出身/前or現所属
11 山本 充義(城内FC/千葉国際武道大)
12 川村 尊之(城内FC/東芝)
13 馬場 芳浩(城内FC/全日空)
14 北村 邦夫(城内FC/G大阪)
15 三浦 泰年(城内FC/東京V)
16 関 篤志(城内FC/拓殖大)
17 増田 洋平(城内FC/明治大)
18 北澤 豪(読売クラブ/東京V)
19 納谷 伊織(城内FC/FC琉球)
10 ラモス瑠偉(読売クラブ/東京V)
11 三浦 和良(城内FC/横浜FC)
11 渋川 尚史(城内FC/東農大)
12 福澤 晴之(城内FC/静岡大)
13 森下 和毅(城内FC/愛知学院大)
14 藤井 貴(城内FC/長野パルセイロ)
15 佐津川 将太(城内FC/明治大)
16 萩原 宏紀(城内FC/PHOENIX)
17 福島 真人(城内FC/HONDA狭山)
18 山崎 勝広(城内FC/ゴールFC)
19 菊原 志郎(読売クラブ/東京V)
20 関 道明(城内FC/拓殖大)
21 栗岡 峻右(城内FC/中京大)
22 飯田 学(城内FC/佐川印刷)
23 一色 翼(城内FC/静岡FC)
24 納谷 協成(城内FC/藤枝MYFC)
25 井上 渉(城内FC/ヴォルカ鹿児島)
26 杉山 大地(城内FC/専修大)
27 荒木 雄介(城内FC/同志社大)
28 青木 皓平(城内FC/矢崎バレンテ)
29 小野寺 建人(城内FC/浜松大)
正直、知っている選手は一部だけですが、北澤氏、ラモス氏、菊原氏以外は全て城内FC出身ということだけでも驚き。
【静岡ドリームズ】( )内は出身/前or現所属
11 中原 幸司(東海一/清水)
12 伊達 倫央(清水商/清水)
13 平岡 宏章(清水商/清水)
14 齊藤 俊秀(清水東/清水)
15 大榎 克巳(清水東/清水)
16 後藤 義一(清水商/市原)
17 伊東 輝悦(東海一/甲府)
19 長谷川 健太(清水東/清水)
10 澤登 正朗(東海一/清水)
11 松原 良香(東海一/磐田)
12 江尻 篤彦(清水商/市原)
13 鈴木 啓太(清水商/浦和)
14 服部 年宏(東海一/磐田)
15 山西 尊裕(清水東/磐田)
16 内藤 直樹(東海一/清水)
17 山下 芳紀(清水商/清水)
18 青島 文明(清水商/清水)
19 西澤 明訓(清水東/C大阪)
20 太田 貴光(清水商/清水)
21 三渡州 アデミール(東海一/清水)
22 岩下 潤(東海一/清水)
23 鈴木 隼人(清水ユース/清水)
24 大嶽 直人(東海一/京都)
25 杉本 雅央(東海一/清水)
これが無料試合とは思えない、豪華な顔ぶれ。
特に、清水サポーターにとってはたまらないメンツです。
全てが静岡市内の高校出身者ですが、城内FCに縁の深い静岡学園出身者はいないという構成。
最年少は32歳の鈴木啓太。
観衆の注目NO.1はやはり、キングカズ。
登場も恰好も一人だけ別。
バックスタンドまで、わざわざ走ってきて手を振るサービス。
城内FCでは、唯一現役Jリーガーのキングカズ。
プレーもさすがでした。
背番号11.1の渋川尚史氏。
調べたところ、城内FC第1期生で、静岡学園ではキャプテンを務めた方のようです。
キングカズとは背番号を通して事前に何やらやりとりがあったのでしょうか。
よく見ると、背番号のところにサインが。
静岡ドリームズの監督兼選手。長谷川健太氏。
迫力(?)ある走りを見せていましたが、ボールはなかなか来ず、早めにベンチへ。
まだまだやれると言わんばかりのプレー。澤登正朗氏。
CKの弾道もさすが。
FKでは、あのチャンピオンシップを彷彿とさせるボールも。
よく走っていました。杉本雅央氏。
さすがの安定感、大榎克巳氏。
太田貴光氏と大嶽直人氏。
太田氏は楽しそう、大嶽氏はキツそう…。
バナナシュート。三渡州アデミール氏。
兄弟でのプレーはここでしか見られない?三浦泰年氏。
1ゴールの鈴木啓太。
一人だけ若さが際立ってました。
現役引退の服部年宏氏、お疲れ様でした。
バリバリの活躍、まだJで戦える、伊東輝悦氏。
現在はU-15監督。岩下潤氏。
クラブを影で支える内藤直樹氏。
唯一のGK登録、中原幸司氏。
本気の守備に城内FCも手こずっていました。山西尊裕氏。
松原良香氏と西澤明訓氏。
良香氏は風貌に反して運動量豊富に走っていました。
西澤アニキは…。
ロングスローのチャンスはなかった、平岡宏章氏。
今日の主役は、なぜかラモス瑠偉氏。
プレーだけでなく、パフォーマンスでも試合を盛り上げていました。
後半途中からは澤登氏のユニフォームを強奪し、静岡ドリームズの一員として出場。
結局、80分近くプレー。
これで、今季から岐阜の監督というのは驚きです。
残念だったのは、この人の出場がなかったこと。齊藤俊秀氏。
何か事情があったのでしょうか。
試合前には、服部氏と俊秀氏に花束を贈呈する式典が行われました。
今後の去就が気になります。
城内FCのみなさんは、バックスタンドまで挨拶に来てくれました。
お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
静岡ドリームズの方は…こちらまで来る元気がなかったようで…。
この試合が行われたのは、かつてJリーグの試合が開催された草薙陸上競技場ではなく、その南側にある草薙球技場。
スタンドの数も、ピッチ状態も、とてもこんな豪華な選手たちがプレーするようなところとはいえません。
しかも、スポンサーもほとんどなく、メディア露出があるわけでもない。
それでも、これだけの選手が集まることができる。
やっぱり、静岡という土地に生まれ、本当に良かったと思いました。
静岡のサッカー、いや、日本のサッカーの原点と呼べるものがここにはある。
選手一人一人が、笑顔でサッカーを楽しんでいる姿が印象的でした。
そして、それを取り巻く多くの人が、日本のサッカーに関わっているということを改めて感じました。
この試合のボールボーイを務め、レジェンドたちのプレーを目の当たりにした、"現役の"城内FC選手たち。
彼らが、将来の日本サッカー界を支えていきます。
そして、こういったサッカークラブが、これからどんどんその歴史を積み重ねていった時、今とはまた違ったサッカー界になっているのではないかと期待します。
この試合について、おいらよりもはるかにいい写真を揃えたブログ記事がありましたので、リンクさせていただきます。
あのテノール歌手の写真も。
『城内FC クラブ創設45周年記念試合 @草薙』(はぴんのブログ)
記事内の選手情報は、こちらを参照しました。
おそらく主催者発表のものだと思われます。
所属クラブなど、気になる点はありましたが、そのまま使わせていただきました。
『城内FC クラブ創設45周年記念試合』(FELICE NEWS)
『坂の上に向かって 2014年の始まりに』(2014/1/1)
『記事から振り返る2013年(9月〜12月)』(2013/12/31)
『記事から振り返る2013年(5月〜8月)』(2013/12/30)
at 23:00, macotobatten, サッカー全般
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