J2は地獄だったのか

JUGEMテーマ:清水エスパルス

 

昨年の10月17日。

 

J2降格が決まった時、大きな悲しみに包まれたことは間違いありません。

 

悔しかったし、寂しかったし、辛かったことを覚えています。

 

そして、今季の最終節、徳島戦でJ1昇格を決めた瞬間は、最高の瞬間でした。

 

中継の録画を見ては涙し、ローカル番組の特集を見ては涙し…。

 

この1年、J1に昇格することだけを考えて、清水エスパルスを応援してきました。

 

 

J2で戦うことを全くイメージできなかった一年前。

 

オリジナル10と言われ、サッカー王国と言われ、その後に続くJ2清水エスパルスというフレーズ。

 

「あの清水エスパルスが」と言われるたびに、何とも複雑な想いが込み上げました。

 

でも、自分の中ではしっかりと整理がついていました。

 

あの時の清水エスパルスは、落ちるべくして落ちたのだと。

 

2014シーズンに辛うじて残留を決めたものの、翌シーズンはそれ以上に低迷。

 

神様が与えてくれたチャンスを生かすことはできず、残り3試合を残してJ2への降格が決まりました。

 

 

未知の世界だったJ2。

 

屈辱と言われたステージ。

 

でも、そのJ2で戦った2016シーズンは、清水にとって地獄のシーズンだったのでしょうか。

 

 

今思えば、もがき苦しんだ2014シーズン、2015シーズンの方が、よほど辛いシーズンでした。

 

それは、1年でJ1への復帰を決めたからでも、84の勝ち点を積み上げたからでも、ないと思います。

 

あの2年間、チームはボロボロと崩れていき、サッカーの楽しさというものを見失っていました。

 

選手たちは自信を失い、消極的なプレーがさらなるミスを生み…。

 

ただただ、目の前の壁に向かって体当たりするだけの日々。

 

体はどんどんボロボロになり、痛みだけが積み重なっていきました。

 

 

この1年、小林監督のもとでチームは見事に再生を果たしました。

 

カテゴリーが違うとはいえ、2014シーズン、2015シーズンのいずれのチームと比べても、今季のチームの方が魅力あるチームであると思います。

 

もしも対戦したなら、今季のチームが圧倒的に強いだろうと思います。

 

 

今季、そういったチームの成長を見ることができたことが、シーズンを通してサッカーを楽しめた一番の要因だと思います。

 

若手とベテランの融合、組織的な守備と連動した攻撃、そして何よりも選手たちの笑顔。

 

ここ2年間に見ることのできなかったものを数多く見ることができました。

 

 

結局は、J1に昇格できたからそう言えるではないのか。

 

いや、そうではないとはっきり言えます。

 

例え、あと一歩2位に届かず、POでも敗退したとしても、それで2016シーズンの清水エスパルスを否定することはなかったでしょう。

 

それは、自分の心を震わせてくれたチームがそこにあったから。

 

もちろん、J1昇格が叶ったことは大きなことですが、そうでなかったとしても、今季の清水エスパルスには感謝の気持ちを抱いていたでしょう。

 

 

J2で様々な経験を積むことができたことも、貴重なことでした。

 

自分はほんのわずかしかアウェー遠征に行くことはできませんでしたが、これまで行ったことのないスタジアムのことは、サポーター仲間から聞くことができました。

 

また、スカパーの中継を見るだけでも、それぞれのスタジアムの雰囲気は伝わってきました。

 

Jリーグ発足時には10クラブしかなかったものが、今はこれだけの地域に広がっている。

 

そして、それぞれが着実にその土台を築き、サッカー文化として根を張り始めている。

 

そのことを感じることのできたシーズンでした。

 

これは、J1を見ているだけでは知ることのできないことです。

 

残留争いに追われるように過ごしたシーズンに比べれば、J2での2016シーズンは実に充実したシーズンでした。

 

 

しかし、自分たちの居場所はここではない、とも感じました。

 

めざすべきところは、やはりJ1であり、その頂点であると思いました。

 

ホームアイスタでも、1万人を割る試合が何度かありました。

 

メディアにおける露出は、J2になって明らかに減少しました。

 

もう一度、満員のアイスタが見たい。

 

東スタンドにも、ぎっしりとアウェーサポーターが入り、互いに張り合うような応援をしたい。

 

そして、あのギスギスしたダービーの雰囲気も恋しくなってきた頃です。

 

 

この1年間は、クラブにとって、チームにとって、サポーターにとって、決してマイナスではありませんでした。

 

多くの経験値を与えてくれたし、このシーズンをバネにしてもう一度頂点をめざす機会を手に入れることができました。

 

"J2の沼"に嵌ることなく、来季に再びJ1でチャレンジができるということを、感謝したいと思います。

 

小林監督、左伴社長、コーチ陣、クラブスタッフ、そして選手たちのおかげです。

 

 

優勝はしたかったけれど』(エスパルスキー 2016/11/22)

 

戻るべき場所へ 〜 J2第42節 徳島戦@鳴門大塚 後記』(エスパルスキー 2016/11/21)

 

ラストダンス 〜 J2第41節 岡山戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2016/11/14)


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優勝はしたかったけれど

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85 札幌(+32)

84 清水(+48) 松本(+30)

 

42試合を戦ってきて、最終的に勝ち点差1の中に3チームが固まるという激しい上位争いとなった今季のJ2リーグ。

 

最終節を迎えた時点で、3チームともに優勝、2位、3位の可能性が残されていました。

 

清水にとっては、徳島に勝利して自動昇格を決めることに加え、あわよくば優勝を、ということも頭の隅にあったのは否定できません。

 

 

「優勝」という言葉を使い続けていたのは元紀でした。

 

大ケガをした時、そして復帰した時、いずれも首位の札幌とは随分と離されていましたが、それでも「優勝をめざす」と公言していました。

 

自分も含め、多くのサポーターが「優勝は厳しい」と思っていたのが正直なところです。

 

 

アルウィンで松本に敗れた第33節終了の時点での勝ち点は、札幌が73、清水が57。

 

残り9試合にして、その差は16。

 

しかし、その後の清水は見事に9連勝を果たし、最終的には勝ち点差1まで詰め寄ることになりました。

 

勝ち点差が残り試合数を上回ると追いつくのは厳しいと言われていますが、追いつくには至らなかったとはいえ、その常識を大きく覆す結果を残しました。

 

 

J2でも2位。

 

シルバーコレクターと呼ばれる清水ですが、ここでまた一つ2位の勲章が増えました。

 

でも、それもいいのではと思います。

 

もちろん、優勝したかったのが本音です。

 

シーズン開幕前からその目標を掲げていたし、J1での戦いを見据えた時に、やはりJ2では圧倒してゴールを迎えたかったと思います。

 

(賞金の差額1000万円も惜しいところ…)

 

でも、その悔しさよりも何百倍も、J1に戻ることを決めてくれたことが嬉しかったし、価値のあることだと思っています。

 

何よりも、毎試合毎試合ワクワクさせてくれるサッカーを見せてくれたこと。

 

これまでの鬱憤を晴らすとともに、これからのクラブの未来に希望をもたせてくれました。

 

 

届かなかった勝ち点1は、やはり札幌との直接対決に連敗したということで、受け入れるしかありません。

 

そのリベンジは、来季にJ1の舞台で晴らせばいいのです。

 

さらには、左伴社長の挨拶文にもあったように、J1での戦いを見据えた戦い方を積み上げてきた今のチームが、果たしてどれだけやってくれるのかを楽しみにしたいと思います。

 

J1昇格がゴールではないということ、さらにめざすところがあるということを、来季に見せてくれると信じています。

 

 

次の週末にはJ1昇格プレーオフが行われます。

 

3位の松本と6位の岡山、4位のC大阪と5位の京都が対戦します。

 

自動昇格を決めたからこそ、冷静に迎えることができますが、小林監督が「二度とやりたくない」と言っていたように、戦うチームにとっては厳しい試合になります。

 

賛否両論あると思いますが、個人的には3位の松本に上がってきてほしいと思っています。

 

昨季も含めて、未だに勝つことができていない相手。

 

次の対戦でしっかりと勝たなければいけない相手だと思うし、勝ちたい相手でもあります。

 

同じ勝ち点84を積み上げたライバルとして、ぜひとも勝ち上がってほしいと思います。

 

(ただし、チームの勢いとしては柿谷の復帰したC大阪が優位とは思いますが…)

 

 

戻るべき場所へ 〜 J2第42節 徳島戦@鳴門大塚 後記』(エスパルスキー 2016/11/21)

 

ラストダンス 〜 J2第41節 岡山戦@アイスタ 後記』(エスパルスキー 2016/11/14)

 

もう一度ここへ 〜 天皇杯4回戦 G大阪戦@吹田S 参戦後記』(エスパルスキー 2016/11/11)


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町田との対戦を前に

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あれから4か月。

 

9月11日の山形戦でピッチに帰ってきた元紀は、前節にはあの試合以来の先発出場を果たし、80分間プレーしました。

 

 

あの負傷から4カ月。町田戦に臨む大前元紀が見据えるのは勝ち点3のみ』(ELGOLAZO 2016/10/5)

 

「サッカーができる体に戻ったし、もう気にしていない」

 

元紀のこの言葉にホッとしました。

 

それほどに、あの瞬間はショックであったし、心の中がグチャグチャになっていました。

 

愚かな勘違いから、恥ずかしい記事まで書いてしまいました。

 

「あいつもうダメ」は撤回』(エスパルスキー 2016/6/12)

元紀のケガ 〜 悲しさと虚しさ』(エスパルスキー 2016/6/10)

 

 

「次に対戦するときに彼に対して特別な感情をもつことはないと思います」

 

あの時に書いたこの想いは、今も変わりありません。

 

むしろ、あの時以上に、今はあのことはどうでもいいと思っています。

 

今は、元紀が生き生きとプレーしていることに感謝するのみです。

 

 

あの試合での町田のラフプレーに嫌悪感を抱いたことに間違いはありません。

 

元紀の件がなくても、それは変わらないでしょう。

 

でも、今は何をすることが元紀にとって最善なのか、ということを考えたいと思います。

 

ブーイングがその最善の方法だとは思いません。

 

いや、それどころか、それが元紀のプレーの後押しになるとは到底思えません。

 

また同じようにラフなプレーが見られれば、その時にはそれなりの反応をすればいいとは思いますが、試合開始前からそういった雰囲気を出すことには賛成できません。

 

 

「周囲がいたずらに騒ぎ立てることは両選手にとって本意ではないだろう」

 

エルゴラの田中氏が敢えてこういった記事を書いたのは、そういったことを危惧してのことだろうと思います。

 

 

この試合でサポーターがやるべきことは、相手に対する憎しみのブーイングではなく、「いつもどおり」のサポートをすることなのだと思います。

 

「元紀の復帰戦のように彼の横断幕を出したらどうか」

 

そんなことも考えましたが、果たしてそれが元紀のプレーの後押しになるかといえば、むしろ足を引っ張ることになるのではと思いました。

 

「サッカーができる体に戻ったし、もう気にしていない」

 

この言葉が全てを示しています。

 

いつもどおりでいいと思います。

 

ただ、元紀のコールやチャントの際には、そのありったけの想いをぶつけて大声を出せばいいと。

 

元紀が気持ちよくプレーできる雰囲気をつくってほしいと思います。

 

そこには、町田に対する憎しみや遺恨のようなものは不要です。

 

 

自分は仕事のためにアイスタへ参戦することができません。

 

試合当日は都内にいますが、いつもどおりに念を送りたいと思います。

 

 

「あいつもうダメ」は撤回』(エスパルスキー 2016/6/12)

元紀のケガ 〜 悲しさと虚しさ』(エスパルスキー 2016/6/10)

辛抱の勝利 〜 J2第17節 町田戦@町田 後記』(エスパルスキー 2016/6/8)

 

 

天皇杯を戦う意味』(エスパルスキー 2016/10/4)

 

悔しさを払拭して 〜 J2第34節 C大阪戦@長居 後記』(2016/10/2)

 

右サイドの緊急事態』(エスパルスキー 2016/9/29)


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天皇杯を戦う意味

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第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦)組み合わせ決定のお知らせ』(清水エスパルス公式 2016/10/4)

 

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦)
2016年11月9日(水)
対戦チーム:ガンバ大阪

 

 

天皇杯の組み合わせ抽選会が行われ、清水の次の対戦相手はG大阪になりました。

 

4回戦が行われる頃、J1はリーグ戦を終え、W杯アジア最終予選を控えているために実質の中断期間。

 

直前にチャンピオンシップ1回戦がありますが、今の状況ではG大阪の出場は厳しいように思います。

 

U-23G大阪として参戦しているJ3は通常通りに試合がありますが、この天皇杯にメンバーを固めてくることは必至でしょう。

 

一方のJ2はリーグ戦終盤戦。

 

残り2節という佳境の中で、平日ナイトゲームということになります。

 

清水は直後にアウェー岡山戦。

 

おそらく、J2での最終順位を懸けた重要な試合になるはずです。

 

 

できれば同じ条件で戦える相手が良かったのですが、こればかりは致し方ありません。

 

リーグ戦の方が遥かに重要なわけで、おそらく先日の大分戦と同様に極端なターンオーバー制を敷くことになるでしょう。

 

主力のG大阪に対して、どれだけ戦えるのか。

 

チャレンジャーとして割り切った戦いで臨むことになりそうです。

 

 

思い起こせば2年前。

 

最終的に最終節でJ1残留を決めた2014年シーズン。

 

あの年も、天皇杯でG大阪と対戦しました。

 

決勝進出が懸かった大一番のはずでしたが、残留争いの真っただ中、清水は主力を温存して挑みました。

 

早々に2点を先制されたものの、すぐさま加賀美と善朗のゴールで同点に。

 

最終的には5失点で敗戦となりましたが、当時18歳の水谷、19歳の弦太、金子、20歳の石毛、加賀美ら平均年齢21.5歳のメンバーは、将来への期待感を抱かせてくれました。

 

しかし、決勝の舞台まであと一歩であっただけに、ああいった形でその機会を失ったことは残念でした。

 

 

戦うのであれば、勝利をめざしたい。

 

例え、主力を温存した中での戦いであっても、次のステージへすすむために全力で戦ってほしいし、そのためのサポートをしたいと思います。

 

今のリーグ戦の状況であれば、この4回戦の時期に自動昇格を決めていることはないでしょう。

 

「天皇杯どころではない」という状況であることが予想されます。

 

でも、だからこそ、この戦いに勝利し、昇格のための追い風にしたいものです。

 

J2クラブであっても、頂点をめざす資格があるわけで、そのチャンスも与えられています。

 

 

気になるのは、その会場がどこになるかということ。

 

抽選により、G大阪がホームの扱いとなるようです。

 

普通に考えれば、万博に代わってG大阪の本拠地となった吹田スタジアムということになります。

 

今回の天皇杯の決勝の会場にもなっているスタジアムです。

 

 

気になるのは、徳島や長崎のスタジアムがそれぞれのHPで11月9日のスケジュールとして「天皇杯4回戦」と表示されていること。

 

鳴門・大塚スポーツパーク』(あわスポねっと)

 

イベントカレンダー』(長崎県立総合運動公園)

 

徳島や長崎はすでに敗退しているわけですが、昨季はそれぞれ4回戦と準々決勝で開催実績もある(徳島はクラブが勝ち残った状況下で)だけに、今回も開催地となる可能性は十分にあります。

 

ただ、昨季は4回戦のスタジアムのすべてがいずれかのクラブの本拠地でした。

 

2年前も同様でした。

 

開催候補地として手を挙げている中から選ばれるという話もありますので、吹田スタジアムが手を挙げているかどうかが気になります。

 

昨季は、抽選会の翌日に会場が発表されています。

 

おそらく今季も明日には発表されるのでしょう。

 

平日ナイトゲームということで、参戦できる人は限られると思いますが、少しでも参戦しやすい会場であってほしいものです。

 

…なお、アイスタの11月のスケジュールは真っ白とのこと。(というか、6月以降ずっと真っ白なのですが…)

 

IAIスタジアム公式サイト

 

 

J2クラブとしての天皇杯』(エスパルスキー 2016/8/25)

 

天皇杯決勝に想う』(2016/1/2)

 

闘争心なき敗戦 〜 天皇杯2回戦 藤枝戦@アイスタ 後記』(2015/9/9)

 

いくつかの感情 〜 天皇杯4回戦 C大阪戦@長居 後記』(2012/12/15)

 

天皇杯決勝 鹿島戦@国立 参戦後記 【J特】』(2011/1/2)

 

 

悔しさを払拭して 〜 J2第34節 C大阪戦@長居 後記』(2016/10/2)

 

右サイドの緊急事態』(エスパルスキー 2016/9/29)

 

戦いの場所 〜 J2第33節 松本戦@松本 参戦後記』(エスパルスキー 2016/9/26)


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右サイドの緊急事態

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六平光成選手のケガについて』(清水エスパルス公式 2016/9/28)

 

右大腿二頭筋肉離れ。

 

全治8か月。

 

 

正直なところ、試合を見ていてもそのケガには気づきませんでした。

 

第30節の横浜FC戦から4試合連続での右SBとしての出場。

 

鎌田のケガ、川口のケガ、シーズン途中で加入したボムヨンも連係面で不安があった中、見事にその穴を埋めてくれました。

 

今季初のリーグ戦3連勝を支えた一人といっていいでしょう。

 

 

右サイドを駆け上がるようなプレーはあまりありませんでしたが、体をしっかり当てて突破を許さない守備は、ボランチでも右サイドでも変わりませんでした。

 

左サイドの松原が果敢に攻め上がる中、バランスのとれた形であったと思います。

 

 

右サイドは、第17節の町田戦から16試合連続でSHを務めてきた枝村が離脱したばかり。

 

その右サイドの代役には数人の候補がありましたが、松本戦で小林監督がピッチに送り出したのは航也。

 

これまでは中央でのプレーが多かった航也にとって、右サイドでその個性を発揮するのは難しかっただろうと思います。

 

小林監督や航也本人の中には、走るということに関してはある程度できたという評価があるようですが、自分の周囲でも聞こえてきたように、もっとやれただろうというのがおいらの感想です。

 

 

いずれにしても、次のC大阪は松本とはタイプが異なるということで、右サイドのメンバーは練り直しということになるでしょう。

 

では、果たして誰が、ということになるのでしょうか。

 

 

まずは、SBから。

 

候補の一番手は、現在ボランチで持ち味を発揮している河井ということになるでしょう。

 

今季のリーグ戦出場時間は、チーム最多の2,827分間。

 

2番目のテセの2,081分間を大きく上回っています。

 

開幕戦こそベンチ入りのみでしたが、第2節以降は全試合先発出場。

 

これまでは、左SHでの出場が12試合、ボランチでの出場が20試合。(試合中のポジション移動は除く)

 

しかし、彼が右SHでも右SBでも十分にこなせることは、多くの清水サポーターが知っています。

 

河井のSBには否定的な声も聞かれますが、チーム全体で穴を作らないということを考えた時に、彼を右SBに回す選択肢は十分にアリだと思っています。

 

特に、小林監督が六平に求めた役割に近いものを求めるのだとすれば、その第一候補は河井だろうと思います。

 

ボランチには拓也も戻ってきましたし。

 

 

次の候補は、天皇杯3回戦でベンチに戻ってきた川口でしょうか。

 

SBが本職ということで、安心して使える選手だろうと思います。

 

復帰明けということを除けば、彼がピッチに立つことに異論はないはず。

 

しかし、やはりそのことが一番のネックになります。

 

それは、ボムヨンも同じであり、左右のバランスを考えた際にもまた、同じことがいえます。

 

 

復帰』(鎌田翔雅公式ブログ 2016/9/28)

 

六平のケガがリリースされた同じ日に、4月9日のC大阪戦で負傷した鎌田が全体練習に合流したとのこと。

 

次のC大阪戦で鮮烈な復帰…という訳にはいかないだろうと思いますが、当初の全治6か月という診断を上回るペースで完全復帰に向けた準備がすすんでいるようです。

 

焦らずに、万全の状態でピッチに戻ってきてほしいと思います。

 

 

さて、右SHの方です。

 

古巣対決となる村田の起用はあるのでしょうか。

 

松本戦の前には、小林監督は村田の起用を匂わせるような発言を記者たちにしていました。

 

航也の起用は、記者だけでなく反町監督の意表を突こうとしたものだろうと思いますが、残念ながらその効果はありませんでした。

 

今度こそ、村田なのか。

 

早い時間帯からオープンな戦いになることが想定できることを踏まえれば、可能性はあると思いますし、そういった中での村田のプレーに期待したいところでもあります。

 

石毛の可能性もありますが、天皇杯の後に小林監督が「中央の方が向いている」というような発言をしていたので何とも。

 

本来であれば、有無を言わせずピッチに立っているようになっていると期待していた選手ですが…。

 

それでも、なんだかんだ言ってもまだ22歳。

 

今が絶好のチャンスなので、まだまだ期待したいと思っています。(本当に、切実に…)

 

河井を右SHにもってくることも、元紀をもってくることも、可能性としてはあるでしょう。

 

多彩な選択肢が、相手を惑わすことになるのか、それとも自らの迷いにつながるのか。

 

小林監督と選手たちに託すしかありません。

 

 

何処へ行く? 河井陽介』(エスパルスキー 2014/1/26)

石毛と河井のSBは』(エスパルスキー 2013/9/2)

河井はどこのポジションに』(エスパルスキー 2013/2/21)

 

 

戦いの場所 〜 J2第33節 松本戦@松本 参戦後記』(エスパルスキー 2016/9/26)

 

序列 〜 天皇杯3回戦 大分戦@中銀スタ 参戦後記』(エスパルスキー 2016/9/24)

 

4位の現実』(エスパルスキー 2016/9/20)


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